Hot Swap

HotSwapの言葉は
コンピューターの電源を止めないまま交換できる機器の事を示す事が多く、本来の意味ではなくそのまま定着してしまったようです。
で、S−ATA2の規格が出来て、ようやくIDEもホットスワップをサポートしたなと。
現在の、HDDの規格上 その伝送速度の制限と前述のホットスワップ(コンピューター動作時に止めずにHDDの交換を可能にする仕組み)の2点でSCSIの規格がさーばーPCに使われることが多いので、これで実売単価の安いサーバーが設定できるようになるのではと期待していますが。
あっ、ここでいうところの動作中に交換できるという事は USBに繋がっているHDDを交換できる等の意味ではなく、一般的にはRAID等がかかっていてHDDの障害時にも停止しないシステムを構築した時に、故障HDDを動作させたまま交換するのですがその意味です。
勿論、専用のケースをつけてにはなると思いますが、今後スロットのような形状でHDDを差し替えて、TV保存用HDDとか、取って見る用HDDの切り替え、仕事用の環境と遊びようの環境の切り替えがPCの電源を入れてママ行えるようになる事になると思います。
もちろん、PCの電源を切らずに出来ると言うことですが そこまでしてきらずにしなければいけない意味が希薄であるといえばそうでしょう。
ただし、PCがPCという名前を捨てて 家庭に定着したら問題が別になると思うのですが・・・
PCの語源は、Perasonal Computer
いわゆる、個人のためのコンピューターです。
その前は、一般的にはマイクロコンピューターと呼ばれていました。
勿論、どちらも大型の汎用機に比して付けられた名前ですが、現在は死語となったオフィスコンピューターと同時期の発生です。
現在のwindowsにおいて、ようやくユーザーの切り替えが簡単にサポートされていますが 当時はユーザーの切り替えが出来ずに(と、言いながらFDでの立ち上げだったから FDを差し替えるだけでユーザーは変わったんですが)パーソナルだったようなきがします。
MACでもOS9まではそのようですし、今も PCにキーボードが一つ、ディスプレイが一つという仕組みではやはりパーソナルでしょう。
マイクロソフトやSONYが言い方は違いますが推奨しているHomeServer構想。
家庭に、サーバーと呼ばれるサービスを配給するコンピューター、各個人のPCというより テレビでも、オーブンでも、冷蔵庫でも 全てがそのさーばーに接続されコントロールされる。
いまのハイビジョンテレビで考えれば、インターネットの閲覧ぐらいならその画面でも解像度から考えてもサイズから考えても望ましい事は間違いないですから。
電力の消費のLOGや室温のコントロールすらサーバーが一括して行うようになったら じゃあ環境を変えるからコンピューターを止めてという訳には行かなくなるでしょう。
今で言うと、停電になったようなもので ビデオの時計が狂ったりその他設定の必要な機器があったり 家庭用の機器としては停止することは許されないでしょう。
勿論、本当に家庭にそんなものを置くのか、どこかが同様のサービスを始めてそこに集中サーバーみたいなものを置くのかもしれませんが だんだん、家庭のサーバーに向けた準備は整ってきたようです。
お引越しには、ホームサーバーのHDDをもってとか・・・・
家の引越しのたびに、エアコンやテレビのコントロールソフトの再インストールとか 嫌ですよね・・・