携帯電話の・・・

昨日、ぜんぜん脱線して きっと飛行機が揺れたからでしょう はるか違うところに話が行ったのですが 飛行機では携帯電話の電源が一切入れられません。逆らうと50万円以下の罰金だったような・・
さて、一昨日のニュースでもあったとおり、CF−HDDですか1.5GのHDDを搭載した携帯電話が出てきました。今のCFコネクターではない形状のコネクターでのHDDの出荷の発表と同時期に行いましたのであながち関係無い訳ではないかもしれません。そして、それが必要になるのは3Mピクセルのカメラや、動画の撮影、MP3を初めとする音楽プレーヤーの機能で そこまで来ると携帯電話が主なのかそれ以外が主なのかの問台が出てきます。飛行機でも既に一部の機種のつけている電波の発信を切る機能が必要になるかもしれません。そして、飛行機側も機内での電波の発信が無いか確認する機器をつけるとかつけないとか。もちろん、携帯電話の電波が本当に悪い影響を与えるかどうかに関してももう少し調べる必要があるとは思いますが。
さて、機能の拡張と平行して動いているのが筐体の小型化。
今回の、HDD搭載にしても、他メーカーの1Gのフラッシュメモリーの搭載も日本人的でない考え方の現われではないかと。そもそも、日本の携帯電話は少し高級な機器で音楽が再生できたり高解像度の写真が取れるものには miniSDだのMS DUOだのメモリーカードが着く事が前提です。そのもの自身に関して言うならばそれで良いのでしょう。しかし、作る側にとって最も困るのはそのソケットの厚みなのです。
メモリーカード用ソケットは、多くの場合基板上に配置されます。miniSDにおいても約2mmの厚みが必要です。厚いのはメモリーカードではなくソケットなのです。そして 15mmぐらいの開口部も必要になります。日本の高級機種は分厚くなる傾向にあります。韓国の機種に関して言うならば どちらを選ぶかの選択で追加でメモリーを足さなくて良い程メモリーを積んでソケットの容積を無くしてしまうのが目的ではないかと邪推します。
同じように、充電用の電極はともかくそれ以外のコネクターもかなりの負担になります。SONYの携帯を見れば判るとおり すでにコネクターは下に無く横に追いやられています。勿論、場所が無かったとは言われないとは思いますが(多分、充電器の上においても通信が出来るようにコネクターを横につけましたというと思います)非常に使いにくく感じます。
まあ、携帯電話メーカーが手をこまねいているわけではなく、なんでも新しいソリューションのメディアとしてWifiやBTを搭載するそうなのですが、部品の積載容積から考えればイヤホンマイクコネクターを排除して、下のコネクターを排除すると どう考えてもBTのユニットぐらい簡単につめるでしょう。BTやWifiに問題が無く 多くのお客さんがそういったメディアを当たり前のように持っていればなのですが。
もう一つは、速度の問題も。簡単に考えているとえらい目にあうのは1GのメモリーをPCにせよ他のものに転送するにせよ転送するのにかかる時間は半端じゃない。ちょっと前ならCDの書き込みに650MのデーターがUSBで供給しきれずに4倍速ぐらいがMAXつまりそのままの比較は出来ませんが15分以上はかかるということ。USB2.0になって解消しているとはいえ外部からの電源無しにそれに比する転送速度を満たすのは大変でしょう。勿論、ワイヤレスの通信速度の問題も大変なのですが・・・
根本的問題として、その携帯のバッテリーがあれも、これも一台でこなして使い続けられるほどのバッテリーをどうやって確保するか(サイズとの兼ね合いが・・)、電波を発する機器が小さな筐体に二つも乗っけておきる干渉の問題とか解決するべき問題が山済みなんですが・・。ただ、日本では考えない新しいアプローチとしてカードを必要としないメモリーの積み方もあるということで。現に、MP3プレーヤーでは内蔵型がほとんどですよね!