レーダー技術に夢?

入力デバイスとして接触型のものは非常に多く出てきているのですが比接触型のものはあまり出てないような気がします。
まあ、代表的なものといえば やはり光学式マウス。
あれは非常に良く出来ており、確か8X8のマスでポイントを捕らえ画像処理で動きを捉えて運動量を捕らえているようで(って、ここはあまり詳しい資料が無いので推測)物の動きを捕らえることに関してはかなり良いものではないかと思うのですが?いかがでしょうか。現在、そのデバイスのレーザーのものが出たのでもっとポイントを絞れるので例えば今得意としない鏡やガラスの上でも使えるようになったりしないかと少し期待してたりするのですが 出始めで高価だったりロジックの熟成を待たなければいけないかもしれないので何とか我慢。でも、それ以上に光の幅が理論的には殆ど広がらないレーザーならレンズで受光したときのピントに対する考え方に余裕が出来るので発光、受光部が下を向いてさえすれば使える 所謂人形劇のサンダーバードの腕が動いているようなアクションでポインタをコントロールできるのでは。もっと夢の話であれば常に画面が上を向いているのであればPDAの下にこれをつければPDAのポインタをPDAを動かすことによって指し示すことが出来たりもして・・・まあ、使いやすいかどうかに関しては疑問が大きすぎるのでなんとも・・ただ、コストさえ下がればレーザー測光を付けることによって付属されているカメラの距離測定にも使える(といいつつ、パンフォーカスなんですよねみんな)。
でも、変ですよね PDAを右に左に振り回しながら使っている姿って・・・
では、それ以外にというとタブレットなんかに代表される電磁誘導式。接触型のデバイスに見えますが使われた方ならわかりますが、あのペンを動かしただけでカーソルは動いてます。でも、あれは専用のペンと台座がいる形になります。
他にと言うと、ちょっと困ってしまうかもしれません。最近出たバーチャルキーボードなんかもそうなのですが、実は注目しているのはコクヨのmimioという商品。
すでに3世代目に入っていろんな改良がなされていますがどれも原理は同じ。穂わーとボードの角につけると専用のペンのサックに付けられたペンを動かすだけでホワイトボードにかかれたものと同じ画像がPCの画面上に出てきます。
はじめてみたときにはなるほどと思ったのですが・・・売れてるんでしょうかね?一時期有った後でプリントアウトの出来るホワイトボードと同じ機能が十数万円で購入できるのですからまあ、安いと言えば安いです(正直中古品が出たときに購入しそうなのを必死で抑えました。使い道無いですから 少なくとも私には)
今年のCOMPTEXではもっと面白い商品が USBのカメラで何の変哲も無いレーザーポインタの座標を捕まえ、その時はプロジェクターの画面の上にポインターを置いていて それをマウスカーソルが追いかける程度の仕組みだったのですが これも将来性で考えると大変面白い。
ブルトゥースのヘッドセットをドラゴンボール(鳥山 明氏著 週間少年ジャンプ 連載終了作品)に出てきたスカウター(相手の強さを測る機械 耳のところに取り付け片目の前に相手の強さを表示するヘッドアップディスプレイ)が付いているようだと例えていましたが言葉どおり、あんなヘッドアップディスプレイがあるならレーザーで示した場所を追いかけてくれればポイントデバイスとして十分。そこまで行かなくてもで、これもコミックスの中の話でスカウターでの会話や映像が他の仲間に筒抜けだったことから あれにはマイクやカメラも付いていたようで BTがもう少し早くなれば(早くバージョンアップして欲しいですよね 音声通話しながら何か出来るぐらい)ヘッドセットに付いたカメラでPDAの上をなぞるレーザーポインタ型スタイラスの明かりをポインタとして使えればカッコいいかなと。
もう少し技術の応用で、紙の上のキーボードにワンフィンガーでパタパタと打つぐらいならこの技術でも出来るかもしれません。そうすればすごく軽いキーボード(1g以下)も実現するでしょう。勿論、キーボードを打っている間はちゃんとキーボードを見ておかないとだめですよ。人に呼ばれてよそ見したらどんなにキーを叩いても反応しないですから。
あっ、USBのカメラで文字認識できたら 最初にキーボードを登録してどんなキーボードでも使えるようになるかもしれませんね。紙に手で書いたキーボードを認識させて 「世界初!手書きキーボード」(意味が違うか)みたいなものも作れたりして。でも、手書きキーだと出てきた文字も汚かったりして・・・・
まあ、夢みたいな話はいいとして 人間の目と同様に光を認識する為の媒体として使う場合もありますが、それでは追いきれないもの例えば遠くのものを見ること に別な媒体を使って見ることがあります。これは、電波で見るものはレーダーとかいう名前で商品化されていますし、音波で見るものはソナーという名前で商品化されています。
レーダーだけでいうと、これは高い出力の波長の短い電波を出すことの歴史が続いて、例えば2mの波長の電波だと1mの物が来たとき、波長の山と山の間を飛んでいると反射しなくて写らなくなります。勿論動いているのでずっと写らないわけではないのですが写ったり消えたりするとあいてを判別できなくなります。航空機は短くても10mぐらいあるからいいのですが、爆弾だったり、ミサイルだったりするとそんなサイズがありませんので写らなくなったりします。じゃあ、どうするかと言うと 波長を1mに短くし50cmに短くして・・・そうすると直進性が下がったり 空気中の水分に吸収される割合が増えて今度は出力を大きくしたりします。また波長が短くなることはアンテナのサイズを小さくすることが出来るので、地上だけでなく飛行機の上にも搭載できたりするようになって・・・
まあ、軍事の話は長くなるので置いといて、それと同じ発想で最低2点からマイクロ波を飛ばして距離を測ってスタイラスにするとか・・・・、専用の指輪をした指でPDAの画面を指すとタップになるとかすれば便利ですよね。
でいえば、例えばGENIOの指輪があって その指輪した人はGENIOのユーザーで喫茶店で隣になった女性がその指輪をしてて 「GENIOのユーザーなんですか?」とかで話題が盛り上がれば・・・・ って、もしそうなればサードパーティーとかからスタイラスに見えない指輪が出たりするんでしょうけどね。
ただ、そういった技術が 先ほどのmimioがそうなのかは知りませんが 同じような技術で出来そうな気がしますよね。
まあ、いくらPDAを持ってるからって空中で腕を振り回している姿は異様に見えるかもしれませんが ここ10年前なら道端で自分の持っている携帯電話で話す姿も異様だったんだから後10年すれば、道端で腕を振り回して何か入力している姿が日常になったりして。 やだな〜