新しく出る商品の事って・・・

どうも、昔から貧乏で というより昔は電脳グッズはすぐに買い換えるレベルの金額でも無かったですし、入手も本当に都会に住んでいないとどこに行っても売っていない 県庁所在地にある大型の本屋さんで僅かに入手できるパソコン雑誌から情報を得ることが精一杯だったようなきもします(いくら年だといってもその当時はお小遣い貰っている身分でしたので買える筈も無いのですよ勿論)
現に、家にはI/Oの創刊2号が残っていたりします(白黒だったんです)
現在も、過去にもPC(当時マイコン)の価格はあまり変わりなく 20万程度 つまり貨幣価値つまりインフレが起きた分だけ値下がりしたと言うことかと・・・・
そして、周辺機器の増設は 過去と今では大きな差になり、例えばBasicを動かす為の4K(Mではないですよ勿論 標準は128バイトですから)のRAMは7.8万円(PDAが買えます)現在なら標準の256Mでも5000円もあればとりあえず買えるでしょう。
だからと言うわけではないですが、私のできる事は勝手に夢を見ることだけでした。
いまでも、夢見がちなのはそのせいではないかと思うのですが。(人のせいにするな!!)
簡単に言うと、スーパーカーブームのときに「カウンタックは、空気の壁を突き破って進む」と今なら解る比喩の表現を、「空気の壁」ってどんなんだろう?と本気で考えたのと同じようなものですか?
今のCPUのようにPC専用の物ではなく 4004というインテルのチップから始まったプログラマブルな電卓みたいな感覚で8080というCPUを見ていました。
それに対して、コンピューターのモデルをそのまま縮小した6800はコンピューターとしては正道な進化を遂げて発生したチップで これからの主流はこうなる・・・・なんて、その当時から言っていたのですが 実際問題、そのCPUの載ったコンピューターは、買える筈も無く僅かなCPUのスペックシートの翻訳と主観80%ぐらいの記事を見ながら批評していました。
いまでも、少数派が好きなので、Z80(ザイログという会社が作った 8080の拡張命令をサポートした互換品 日本の殆どのマイコンがこれを採用した)よりも、6809(6800の進化版 多分富士通のみが採用した高性能MPU)がいいと本気で思っていますから。もうどうでもいいですけどね
当時は、半田ごてを持って作るのがマイコンで、故に 各チップが何をやっているか解らないと動かなくなったときにどうしょうも無いので ある程度取り付けているLSIに関しても知識が無いと出来ない趣味でした。その当時は、荷が重過ぎてまったくわかりませんでしたが、その後 既に覚えなくてもいい(コンピューターが完成品として売り始めた)時代になって、時代遅れにも覚え始めました。
ただ、デジタル回路って パズルみたいなもので電気的特性や配線方法を知らなくても考えられるという事を しきりに宣伝した時代ですので やっぱり覚える前に挫折しました。
(ただ、頭が悪いだけという噂も)
それでも、屈折した青春は変わらずに 今に至って思うと
結構文章考えていても、中身のチップの事を先に考えて 製品を完成品として見た時の事が見えていません。
そして、今ついていない機能にも関わらず、この製品の進化系がこうなって行くみたいなのを信じて 小金を持つと主流から外れた商品ばかりジャンクで買い漁る生活が始まりました。
今回、AXIMを買ってみて 今のところ高価なWifi−finderとしての利用しかしていません。(それが便利なんですよね この機種は)
で、OFF会なんかで話をしていると、私としてはカルチャーショックなんですが使う用途が見えていて、その先に機種を見据えている人たちがいることを。
「まず、買う から始まるわけではないんだ」と・・・
実際、コンピューターもPDAも安定期に入ってきており 殆どの商品がベンチマークレベルでしか速度の差が見えてこなくなっています。どちらかと言うと マン・インターフェースの部分での遅さが大きくクローズアップされています。
電池の寿命も、私は使い切ったりしますけど(マニアだから)7時間や10時間の連続利用時間を必要とする人は、ほんの一握り。
10時間となったら、食べる時間も電源なしで何かしてないと駄目ですから・・・
勿論、二日使えるとか三日電源足で使うとかなら別ですが そんな人が大多数ではないと思います。
OQOとバイオUを比べて、ベンチマークやバッテリーマークを比べるは、私が今までやってきた見方。そして、利用するサイドにとって見れば、350gと450gの差の方が(ちなみにこの重量はその機種のものではないです)重要な事だったり。その薄さにポイントが置かれていたりと いろいろな見方があります。
そして、意思の強いユーザーなら良いのですが、この機種よりこの機種が遅いとかを断言系で書かれると どうしよう?と迷っちゃうユーザーも多いのでは??
何となく、宣伝サイドでは「用途を絞った広告を打つ」が主流になり 例えば「写真画質」とか書いてあり主な用途を特定するのですが 迷走する商品に同じような広告、同じような評価、同じような感想が並ぶと 躊躇しませんか?
何を言って良いかわからなくなって来ているのですが、PDAの記事の中で、例えば 変わってないのは解るのですが メモ帳だったり、電話帳だったり、予定表だったり と標準のアプリケーションについても、もう少し声高く叫んで欲しいなと。
確かに、多くのアドオンソフトで自由に使いこなせるんですが、アドオンソフトを使わなくても便利に使いこなせる方が良いに決まってますから・・・・。
勿論、私みたいに使い道も解らず買う人もいるんですけどね・・・・・