MP3プレーヤー

先日、私も買ったのですが電池の問題を考えなければPDAでも良いのですが そこはそれやはり専用機の一つも持ってないと と思い買いました。
ビクターの古い機械ですが音質もなかなか、何より防水仕様で多少ぶつかっても大丈夫な頑丈な作り。
なおかつ、単4電池で動くことなど満足点は非常に大きくなっております。
で、今日は九州観光で「ヨドバシカメラ」に行って その他諸々と一緒に見ていたのがMP3プレーヤー。
i−podを初めとして、人気商品が多く完全に一つのブロックをMP3プレーヤーが占めている状態。
道義的な問題や法的な問題はさておき、やはりMP3が標準フォーマットのように幅を利かせています。
実際は、シリコンディスクプレーヤー(何処がディスク?)だったり、メモリープレーヤーだったり、HDDプレーヤーだったりするのですが 特に、40Gクラスのプレーヤーとなると 64Mでアルバム一枚分ぐらいで換算しているようなので 何十枚と入るようです。
自分の家のCDラックのことを考えると、そんなにあったかな? と思いながら それよりも何年にもかけて溜め込んだCDの総数で そんなものまで入れて聞くのだろうかという疑問も出てきます。
まあ、私は通勤を車で行っていますので そういったものにお世話になる機会も少ないのでたかだか、10枚ぐらいのCDチェンジャーのヘビーローテーションというので十分満足しています。
それよりも、そういったものが販売されるということは それだけのユーザーの家に、もしくは会社にPCがあるということを意味するわけですからすごい時代になったものです。
CDをリッピング(この言葉は違法性の高い用途に使われることが多く使いたくないのですが 他に該当する言葉を知らないのでご勘弁を)行うアプリケーションがプレーヤーには付属していますので、コンピューターにCDを入れるだけで その曲をPCに取り込み その中のアルバムや曲を指定するだけで、USBを通じてプレーヤーに転送される簡単な構造のものが殆どです。
USBメモリーのような形のものに関しては、自分でWindows Media Playerなんかで取り込みそのまま移動する形でてんそうするものもあるようです。
一応、規格どおりのファイルフォーマットになっていれば再生をしてくれる訳です。
ソフトによっては、インターネットに接続し データベースからアルバム名やアーティスト名 曲名などをダウンロードしてMP3ファイルにIDたぐという形で付加してくれるのでプレーヤーでは曲名やアルバム名が見れるようになっていたりもします。
今日、驚いたのはその中で1万円未満の安いシリコンプレーヤーが、積まれて売られていたこと。
それも、クリスマス用の緑や赤の梱包をされた箱のうえに。
恐らく「プレゼントにいかがですか?」という意味なんでしょうけど
私が、若かった頃には考えられないことです。
昔であれば、カセットにマイベスト カセットみたいなのを作って それにウオークマンを付けてプレゼントするようなものなのでしょうか? ユーミンの曲なんかを入れて。
PCの時代になっているので、メディアプレーヤーからアーティストや曲名を見て、チェックボックスにチェックを付けて、うえに出ている総容量なんかをチェックしながら 並び替えて転送する。
昔なら、カセット(レコード)から曲を探して、一曲ずつダビングして 一本のテープを作る。当然のことながら、1時間のカセットを作るためには その二倍ぐらいの時間を掛けて。
普段は、どんなことを言っていても 小まめで繊細な仕事をこなした物なのですが。
今では、PC上でほんの数分の作業と、タバコ一本を吸う位の転送時間で2枚分ぐらいのアルバム曲の入ったシリコンプレーヤーの出来上がり・・・・
情緒の無い時代になったんですね と思いながら
よく考えてみると、ここで梱包してしまうんなら 渡すまで開けないんだよなと。
まさか、デートにPCを持っていって転送する訳も無く ただ、機械として渡すだけなんでしょうか? 若しかして、後でメールでとか。
多分、そんな恥ずかしいことを今はしないんでしょうね。
コンピュレーションアルバムとか言って、まとめた物でさえ売っている時代ですから。
今の、若い人の心配をしてみてもしょうがないのですが、だんだん手作り感が薄れてきましたよね。