今日は仕事で・・・

いつも仕事をしていないと言うわけではないですよ 念のため。仕事でハンディターミナルという物を見ましたと言いたかっただけなのです。
ハンディターミナルは、よくファミリーレストランで注文を取るのに持っているような機械です。
ただ、違うのは小型で、テンキーしか付いていない電話のような機械で裏にバーコードリーダーが付いている点。
見せてくれたのは本当にストレートの少し古い携帯電話のような機器で 価格も非常に安く 4行の表示はそれこそ少し古い携帯電話のものそのものです。
安いと言っても比較の問題で、携帯電話ほどは安くなく その割にはと思うのですが こういった機器の常識からは安いPDAのような価格です。
それに、入れるソフトの開発が別に必要だったりでそこにはお金がかかるのですが・・・
それを見ていると携帯電話というものは安いものだなと実感したのですが。
そういった機器の問題点は、基幹ソフトと連携した物を買えば高いし そうでないものは基幹ソフトと繫げる口を作るのが大変でと 問題を多く含んでおり 今回持ってきた機械のように基幹ソフトを納入している会社以外から来た物はかなり敷居が高く導入に踏み切るには何段ものステップを超える必要があります。
ですが、その機器を見ていて 逆に携帯電話でもいいかな? と思わされてしまったことが・・・
現在の携帯電話は、そのメーカーもパケット代が定額のプランを持ち バーコードぐらい読み取る力を持っています。
ならば、接続すれば代わりに使えるかも・・・・・
例えば、私はAUのユーザーなのでAU式に書くと、まずビジネスアプリケーションをBREWで書く方法 これが最もスマートな方法、そうでなかったとしてもWEB上にアプリケーションを置く方法もあります。
どちらにしても 
○携帯電話上に例えばこれから出荷しなければいけない商品の一覧を出し、入力待ちの状態にする
○バーコードを読み取り その入力欄にデータを流す
○商品名が出て間違いなければ ENTと数量を押す
○次の商品に移る

というような手順であればアプリケーションの開発もそう難しくない。
それに、現在はパケットの定額コースがありますから 電池の問題さえクリアすれば ある一定額以上のコストがかかる心配をしなくて良くなっています。
また、アプリケーションを考えるのがめんどくさいのであれば、QRバーコードで読み取ってそのままメールとして送信する方法もあります。
定型文として送信されたデータを、ワードで区切ってアプリケーションに搬送する手順はそんなに難しい物では有りません。
出先で、営業担当者が行う商品の確認ぐらいには十分役に立ちます。それに、通信の為の施設を用意する必要がありません。
あまり即時性を要求しない作業であれば十分実用になります。
勿論、バーコードの読み取りの為のソフトを立ち上げたりする事は結構な手間ですが・・・
勿論、PDAでもOKなのですが 通信手段という点では携帯電話が有利です。
その上、先日i−modeが屋内で使えるためのアダプターのような物が販売されていました。
フレッツ網に繫いだ オープンi−modeコンテンツを赤外線で接続して使える「パケットゼロ」という商品。赤外線接続では汎用性がありませんが 同様のWifi版などが出てくれば非常に楽に使用できます。
音声だけであれば、AUにもあります。
こういった部門に利用された場合、想定外の通信料が発生するので 採用できないような手を当然打ってこられるとは思いますが、JigブラウザーWEBのように何らかの方法で越えてくるベンダーがきっと出てくるのでしょう。
ああいった、ICカードの認証、バーコード、カメラと 機能のハリネズミのようになった電話機たち。
予想も出来ない使い方をする人達が乱立しそうです。