ワイヤレスUSB

ワイヤレスUSBの規格が発表されるようです。
年内に規格策定が終わり来年には・・・と言う話なのですが・・・・
現在のUSBと同じ速度と同じ距離の到達が出来るとの事ですが、まあ、所詮理論値なのです。
実際に出来上がったときには近距離のものは問題ないのでしょうが遠距離まで到達可能であるという時点で問題があるような気がします。
僅かな近距離だけを対象に、規格を先に進めてくれると早くに商品が出てきて嬉しいのですが・・・・
無線LANのように特定小電力の指定を申請しての対応では新たな規格に対しては遅れが出るので それ以下の商品としての登場で3m以内の通信だけをサポートし、携帯電話と周辺機器や携帯電話とPCのような接続を中心に展開して欲しいと思うのは私だけでしょうか?
BTも存在し、一応その範囲内に含めて共存するような方向をBT陣営は見ていますが 10m近い 恐らく無線LANと同様の範囲をサポートする能力を持てばすでにどちらを採用するかの競争になればBT陣営には過去の資産以上のアピールポイントはなくなってしまう可能性があります。
ただ、USBということはその接続に対するセキュリティの問題がありますのでBT on USBの可能性も有ります。
携帯電話だけで言えば、先日来チップの集積化の中での話しどおりアプリケーションプロセッサには既に もれなくに等しくUSBのクライアント用のI/Fが設定されています。
これに、プロトコルはそのままで無線の発信機の付加だけで済むのであればそちらに向かう可能性も有ります。
勿論、今後の情勢次第ですが コンソーシアムのがありそこに参加を義務付けたり、ライセンスの供与を必要とする(って、USBは多くの会社が そんな事を無視して進んでいるわけですが)方式が受け入れられない可能性があります。
例えば、同一チップ内にBTのインターフェースを設けても 利用しない層にはただのコストアップに他なりません。
それが、カメラやフラッシュメモリーのI/F、USB I/F等は全てのベンダーが利益を受ける訳ですから。
そこに、無線の発信回路の付加だけであれば、携帯電話や小型デバイスには搭載の可能性が非常に上がります。
NotePCのチップセットに、Wifiが搭載された事により多くのNoteがその機能を搭載し 標準化したように標準化するのは時間の問題のように思えます。
3m以内の機器を探査し、自動的に接続するような仕組みを作れば非常に楽しい事が考えられます。
例えば、町の中でポスターが張ってあり、そこに近づいてボタンを押すとクーポンが手に入るとかも、勿論QRのようなバーコードを利用してもいいですが 通信の出来る必要がなくなります。
遠くまで届かず、ペアリングの必要の無いシリアルで特定のドライバーで受信するような仕組みであればそれはそれで面白いとは思うのですが。
勿論実行するのは個人の意思としないと何が起きるかわからないんですけどね。
近くにあるからといって悪意のある偽者かもしれないんですけどね。
まあ、規格の進行次第ですがそういうものになればいいなと思ったりもするのですが。
色々と、楽しみな技術が出てきて嬉しいのですが セキュリティの関係でがんじがらめに面白くないものになる事が心配ですね。
距離を短く、そばに寄らないと繋がらない程度で便利なものもでるといいですね。