台湾の夜は更ける?

ガラス張りの浴槽に漬かり、ジェットバスが体を震わせる。
朝はいつものように 風呂に入るところから始まります。
使い道の無いほど広いバスルームをうろちょろしながら用意をします。
TWTCまでは徒歩で行ける いいロケーション。
今回、台湾と香港に出かけているのはもちろんお仕事。
内容は、もちろん秘密なんですが 行き先は両方ともエレクトロニクスショーです。
つい先日でかけていった、CEATECも日本のエレクトロニクスショーです。
これで、 日本、台湾、香港 の三ヶ国のエレショーをはしごしたわけです。
内容はともかく、ここでは印象だけを。
日本のCEATEKは、販売している商品のPRがほとんど。
もちろん、世界に発信しているのは 最先端技術の提供という意味でも間違い無いのですが それ以上に現在、若しくは近い未来に発売されるべき商品のPRや 会社のイメージを宣伝するための展示がほとんどかと思います。
それに対して、やはり一般的に面白いと思われるのが香港のショーです。
現在販売されているものも含めて、ピンきりで時折 秋葉原電気店のワゴンの中に詰まれている商品から 最先端の商品まですべてが揃っています。
もちろん、エレショーなので PC関連、PDA関連の商品が多いとは言い切れないのですが、それなりにケーブルやデバイス、バッテリー関連などは色々と見ることができます。
対して台湾は このままでは商品にならないものが意外と多く存在します。
本当のパーツだけがあれこれと置いてあります。
たとえば、基盤につける為の小型のスピーカーだけをやっているメーカーや、ボリュームという可変抵抗だけを作っている工場のブースなど興味深いものがあります。
こういった部品にも細かく新しいものが出てきているのです。
たとえば、携帯電話についているバイブレーター用のモーターも専業メーカーがいて、無音のバイブレーターモーターみたいなもののチラシを配っています。
考えてみてください、携帯電話の小さなバイブレーターですら 「ぶ〜〜ん」と音がしていることに気がつくと思います。
まったく音がせずに振動だけすれば それだけでも十分な利点となります。
どういったものが見たいか、それによって行く国が変わってしまうわけです。
今は、台湾ですので 台湾のショーでPDA関係の出物といえばやっぱり 私の注目するのは スタイラスでした。
見たことのある人なら判ると思うのですが、Palmの純正スタイラス(伸縮機能のないもの)のサードパーティ製は 驚くほどの数が出ています。
金属製の高級なものから プラスチックの価格だけのちゃちくさいもの。
他にも、ボールペン等のついたものがあります。
今回見つけたものは、スタイラスのお尻のところになんとレーザーLEDが搭載されている。
つまり、レーザーポインターの機能のついたものがありました。
使うかどうかの問題は別にして、あのサイズに入れたところがすごいなと・・・・
17時半に終わる展示会を 一時間程早く引けて 仕入先の人と打ち合わせ。
NOVA、K-Martと呼ばれる台湾駅前の電脳街に。
何度も紹介しているので、内容は割愛しますが 始めて行く海外の電脳街としては非常に安全で判りやすいところです。
そして、また 光華商場に・・・懲りない私。
ホテルに帰るのは、夜中となりました。