プリンタ購入

年賀状シーズンに向けて、プリンターを買い換えました。
年賀状シーズンには、大体2セットのインク交換が必要です。
そう考えると、新品のインクセットが6000円ぐらいなので、新しいプリンターの購入するきっかけになる金額です。
かといって、新しいものを購入するためには 勇気が・・・・
 
実は、部屋が狭くなってきました。
モバイルな小さなものもすきなのですが、機能的に大きなものも許容する度量もあふれているもので スキャナ、プリンタ(プロッタとも言う)ともA3、A1という構成なので4畳半という狭い空間に置くのには実は無理があります。
常時、3台のPCを駆動するためのラック。
4つの本棚、書き物をするための机 PDA3台、PSP1台、携帯2台のクレイドルを置く空間も要ります。
プリンターも、A1のプロッタを除いたとしても ラベルプリンタ1台と A4クラスのプリンタが2台もあります。
プリンタはフチなし写真画質印刷のできるものとしては やはりEPSONかCANON。ドキュメント中心にHPかRICHOという構成がどうしても必要になります。
スキャナもおかしな話で A4の雑誌をスキャニングするためにはA4プラスのエリアを読み取るためのスキャナが要ります。このプラスがないものなので結局A3のスキャナーを使うことに。
 
ところが近年そういった用途が一気に減りました。
多くの書類がPDFで提供されるようになり、どちらかと言うとドキュメント管理ソフトが重要になりつつあります。
取り合えずであれば、デジカメもかなり優秀になり撮影しておいて後で見ることも出来ます。
それよりも、地震が来たら間違いなく死ねるこの部屋を何とかしなければ・・・・
 
先日、一度書いたのですが 実は欲しいプリンタがありました。
HP OfficeJef 7210というプリンタ(複合機
うちの家で必ず必要な仕様として、まず接続がLANであること。
3台常時起動しているPCがあり NotePCが適当に動いている環境ですといちいち接続しなおすなんて事は出来ませんし 共有で使った場合の制限も辛いものがあります。印刷中にインクがなくなったのが検出できずにフリーズしたなんて EPSONのプリンタでは発生しました。
どうやっても、待ち行列が消えずに苦労したこともあります。
出来ればスキャナもLANで共有したいのですが これは贅沢でしょう。
スキャナは、今はADFのついたドキュメントスキャナを使うことが会社でも殆どになり それを優先したいと思うようになっていました。
 
このプリンタ、価格は24490円という 意外に安い複合機です。
プリンタ、スキャナの複合機には同価格帯のものがありますが、FAX機能も付いたものとなると同価格帯には存在しないかと思います。
その上、ADF(オートドキュメントフィーダー)がついていて複数の紙を順番に読み込む機構のついたものはもっと少なくなります。
この複合機は、その上両面スキャニング、両面プリントが出来るわけですから 業務用のコピー機形態のものを除けば恐らく無いと思われます。
出来ることは、ネットワークプリンタ、ネットワークスキャナ、ネットワークカードリーダー、ネットワークFAXとPCにつないだときの機能。
本体だけでは、コピー、FAX(送受信)、メモリーカード若しくはPictbridge対応のデジカメからのプリントが可能です。
 
こういった複合機を利用している人なら判ると思うのですが、ネットワーク対応の機器が非常に少なく、たとえ対応していてもプリンタ機能のみとなっている場合が殆どです。
ビジネスモデルなので、コンパクトサイズにあまりこだわっていないようなので 筐体が大きめでフラッドベッドの上の余白が大きく、大きくかさばるADFが付いているので重しとして雑誌を押さえたりすることが出来て非常に便利です。
 
プリンタとしての機能は、4色インクの通常印刷と6色のフォト印刷の両方をサポートして フチなし印刷も出来るので年賀状だけのためにEPSONを用意する必要もありません。
まあ、画質ウンスンはとりあえず我慢してもらいましょう。一気に場所が増えるわけなのですから・・・
 
さあ、実際につないで見ましょう。
本体は、驚くほど大きな箱に入れて送ってきました。
一緒にインクを二セットほど頼んだのですが・・・インクですよ みかん箱の半分ぐらいのサイズの箱にインクが一つ。みかん箱ぐらいの箱にインクが一つ。
何で一つの箱に入れて送ろうと思わないんだろう????
流石に今のプリンターです。クイック設定マニュアルみたいなものが入っていてその通りに設定するとそのまますぐに使えます・・・・っと言いたいところですが このプリンターは両面印刷ユニットつきなのですが、そのことが一言も書かれていない。
これはどうするの?ちなみにユーザーガイドにも書く気は無いようで両面ユニット用のマニュアルが別にあります。
ただ、他のメーカーと違うのは、LANケーブル、USBケーブル、電話線等接続に必要なものが全て入っています。メーカーによってはUSBケーブルすら別売りです。
購入しただけで使える形と言うのは非常に助かります。
 
アプリケーションのインストールも基本的に、インストーラー道理でインストールできます。
ただ、インストーラが動いてCDからプログラムをコピーし終わったのかインストール作業に入ったときに 残り時間37分って・・・・OSのインストールですかこれは!?
無線LANで接続されたNotePCなどにインストールするときは少し注意。インストール中に無線などがサスペンドして接続が途中で切れるとその段階でインストールが止まってしまいます。
適当にキーボードを触って途中で画面を確認しましょう。実際には37分もかかりませんの(笑)
ネットワークでの検索でも、アプリケーションがネットワークのゾーンが違っていても勝手に検索してくれますので難しい設定がいりません。
 
インストールが終了すると、プリンターとしてはそのまま使えます。
HPディレクターというソフトが統合環境として、全てのアプリケーションが選択できるメニューが出てきます。
本体のADFに現行をセットして、ドキュメントスキャンやプリンターに繋がれたデジタルカメラメモリーカードからデータを転送したりできます。
インストールが終了すると「マイコンピューター」にメモリーカードのアイコンが出来ています。
メモリーカードのスロットは一般的なものは全て読める形になっていますがアイコンは一つ。させるメモリーカードは一つなのでどのカードを入れても同じアイコンで使えるのは非常に便利です。
ADFに関しては、両面読み取りは はっきり言って遅いです。
遅いのですが、自動的に両面をスキャニングする機能はちゃんと使えます。
別に時間に押されているわけではないので、FAXより少し速い程度なので我慢が出来ます。
モリーの読み込みは、これは想像以上に早くてびっくりしています。
高速SDとかには対応してはいないと思いますが、USB1.1クラスのものとは違う2.0クラスの速度です。
 
さて、プリンターの機能ですが 黒はやはりHPの得意技なのか非常にエッジの利いたきれいな印刷です。紙に対するにじみが少なくレーザークラスの出力です。
カラーに関しては、やはり一昔前のレベル。特に高速印刷として双方向での印刷は行きと帰りでずれたりするのが感じられます。
超高速モードなどを使うと、全体的な色が薄くなります。これはこれでホームページの出力などでは十分なのですが この驚くほどの速度。カラー20枚の速度は現行のプリンターではめずらしい速度では無いのですが、今の高速タイプのプリンターの一般的な手法は大型ヘッドによる一方向あたりの印刷範囲を広げる方法で高速化するのですが、このプリンターは驚く無かれヘッドの左右に動く速度の高速化で印刷を高速化してしています。
ヘッドの動きは異常な速度です。普通のプリンターを2〜3倍速で早回しをしてみているようです。
たぶん大丈夫だと思うのですが、見るからに壊れそうな速度です。
まあ、その速度を常用するわけではないので良いのですが・・・・

とにかく、価格あたりのパフォーマンスは非常に高い一品かと思います。
家に置くのにいかがでしょうか?
 
ちなみに、現在「HPフォトバリューパック」というインクカートリッジのお徳用セットが一緒に販売されています。
インクがほぼ半額となるお買い得パックなので一緒に購入されることをお勧めします。
標準では添付されていない フォトインク+カラーインク+L判プレミアム用紙のセットがインク1本分の価格に近い価格で購入できます。
 
販売は、HPダイレクトのみになります。お店で見れないのが残念です。