骨は折れるほど強くなる

骨は折れるほど強くなります。折れた場所がくっつくときに元の太さより太くなるわけですからその分強度が上がるそうです。
じゃあ、簡単に言うと沢山骨を折った人が強いのかと言うと一概にそうでもない。
なんで、いきなりこんな話になるかと言うと、なんとなくそう思っただけの話なのですが・・・
だいたい、商品における満足度が性能に比例しないと言うのはよくある話で、現在もWM5で最も良い機器はなんでしょう?と聞かれれば どの部分で評価するかの意見は分かれるとは思いますが、ハードウエアーだけの面で見ればX51Vになるかと思います。
批判反論はあまたあると思うのですが、ここで言うところの指標は、CPUの速度とグラフィックの解像度、グラフィックアクセラレーターの強さぐらいを基準としての話。
画面サイズがとか、液晶の質がということは全く考えていない評価です。
簡単に言えば、車で言うところの最高速度が何キロかというような評価です。
居住性や操縦性を全て無視しています。
もちろん、無視していると言うのはX51Vがそういった部分で評価に値しないと言っているわけではなくたとえの前提を話しただけ。私は、是非欲しいのですが。
 
現在のトレンドはW_Zero3で、最新のトレンドはTreo700Wでしょうか?
どちらもすばらしい機械だとは思いますが、Zero3もTreoもCPUパワーだけならX51Vほどでは在りません。
逆に、それしか指標が無ければ判り易くてよいのですが実際には、通信機器と一緒になった利便性や付けられたキーボード等が大きなメリットとなってファンを呼びます。
もちろん、そういったわけで欠点もあります。
ただ、欠点は少なくともソフトで解決できる部分に関しては色々なアプリケーションが発表されそれを補っています。
起動の遅さをカバーする(メニュー構成の変更などで 選択するまでの速度を上げて トータルの時間を短くする)ラウンチャーや、不足するキーボードを押し方の変更などでカバーするソフト。
実際問題、カバーするソフトはその操作性において どの端末よりも使いやすい次元まで高められた物もあります。専用品の強みでしょう。
この部分に関して言うなら、最強の名前をほしいままに・・・って、最初に出した骨の強化の部分なんでしょうか?
確かに、ウイークポイントを補うことなのか、より使いやすくするための改良なのかは大きな差の部分です。しかし、それを補う行為により強化されました。
 
スポーツ選手は全く体に障害の無い選手は少ないといいます。
特にオリンピック級の選手となると、人とは思えない事をやっている訳ですから 人としての身体能力を下手すれば限界を超えて使っているわけですから障害の原因にならないほうが少ない。度重なる捻挫の経験や、骨折跡などです。
 
同じ事の起きるソフトに、クロックアップツールなどがあります。
使えない筈の身体能力の限界値を超えて使うわけなので、障害を起こす危険と紙一重です。
強化された骨は、殆どの場合二度とその部分から折れることはありません。
しかし、その周囲から折れるのです。
簡単に言うと、強化された部分には無理な力がかかっているからこそ折れたのです。
その無理な力を取り除かない限り、その部分は強化されて折れるのを免れたとしても それを支えている部分や他にその力がかかって障害が起きるのです。
 
つまり強化される部分が最初から全体に強ければいいと、機械であればその部分が最初から強い新しい物が出ればよいとなるわけです。
一般に、「ユーザーの求める物だけを追い求めているメーカーはマニアの理論に支配され実際の売上が伸びなくなる。」なんていい方をされるのですが、このまま そういった追加アプリケーションの中で、最も良く使われている物を研究して一クラス上のものとして実装してゆくことが商品の魅力を増すことにつながるのです。
実際に、MicrosoftWindowsは ブラウザーメーラー、プレーヤー等をただのOSに実装しましたし、Officeといわれるアプリケーションスイートもほぼ、他社にあり人気のあったものを作った物か そのまま買い上げた物です。
 
WindowsMobile と呼ばれるOSを搭載した端末の人気ソフトは何ですか?
OSそのものですか?
マイクロソフトが取り込んでOSに入れてゆきたいような人気ソフトがでるといいのですが、そうされると判っていて商用に開発するメーカーは無いかしら?