W44Tはほとんど弄ってないのですが・・・・

2万円を僅かに超える機種変更は、恐らくかなり高い部類の携帯電話に入っているのでしょう。
フラッグシップともいえる(テレビはついてませんが)機能、何よりAUで唯一Bluetoothの使える嬌態。現在の携帯電話が壊れた以上ほぼ選択肢の無い状態・・・・
HDD携帯もありますがさすがに仕事にも使っていますので あれには信頼性が持てません。
泣く泣く・・・・というところもあります。
最大の不満点はカメラですが、今回解像度が大幅に上がって レンズのゆがみやレンズの上に乗った埃や手の油まで詳細に表現できるようになったのは進歩したのでしょうか??
が、この携帯にも良いところがあって そのおまけで付いているヘッドフォン。
Bluetoothのヘッドフォンが付属しています。
なぜか携帯電話の付属品ながらヘッドセット機能を持たない変わり者。
実際耳につける部分のヘッドフォンはおまけのレベルなので使いませんが Bluetoothのステレオを受信できるユニットは貴重です。
勿論、対応できる機器があればの話なのですが・・・・
勿論、本体とペアリングできるのは当たり前なのですが やっぱりそれでは当たり前すぎる。
やってみました、X50Vとのペアリングを。
 
最初にお断りしておきますが、X50Vにはオーディオステレオプロファイルは標準では搭載していません。
ただ、Bluetoothの機器の接続試験と日記のねたを提供するためにがんばってくれた私のX50Vにはいつの間にか ハイパフォーマンスオーディオプロファイルというものがいつの間にか存在していますので このプロファイルを使います。
出所は???です。
一般的に言われている、HPの・・・・ではありませんが恐らくそちらでも使えるでしょう。
ペアリングは、ヘッドユニット側の「Play」と「早送り」のボタンを一緒に電源の投入時そのまま押し続けるだけです。
これで、高速でLEDがフラッシングすれば待ち受け状態です。
ペアリングを行い、「1234」と暗証番号を入れればそれだけでOKです。
そして、X50V側でプレーヤーを立ち上げると音声はヘッドセットに取り付けられたヘッドフォンから流れます。
ちなみに、コントロールは使えなくて 一切のコントロールはヘッドユニット側では行えません。ただ、面白いことにボリュームはヘッドユニット側でコントロールしているようでボリュームのコントロールだけは可能です。
今まで多くのこのタイプのBluetoothのヘッドユニットをためさせてもらったことがあるのですが音質では私が聞いたものの中では最も良いほうかと思います。
もちろん、大きな要因としてヘッドフォン部分にSONYのEX90を使えたことが大きなファクターになっているとは思いますが 今までのタイプは高音側がこもってゆくものか低音側が潔く削られているものが多かったという印象がありましたがこれに関してはワイヤードで繋がっているかと思わせるほどです。
逆に少しホワイトノイズが発生しているように思わせるところはあります。
また、見通しの効く直線実測3mまで離れてようやく音が途切れ始める。
いわゆる腰につけたPDAからの音が首の方向で落ちたり 断続的なノイズの発生を生み出さないようです。
ただ、PDA側は結構いっぱいいっぱいのようで画面操作で音が途切れます。
さて、2万円をステレオヘッドユニットとして購入する方はいないと思いますがおまけとして評価するなら思いもがけないところで得をしたような気がします。
ちなみに、TCPMP、MediaPlayerで検証しています。