海外に出るということ

仕事柄、といっても僅かに年に一度か二度出るだけ。へたなOLよりも少ない回数の渡航でどうこう言われても迷惑だとは思いますが、それでも普通の人よりは良く出ているのではないかと思ったりするのですが・・・・(今年の実績は二回)
仕事では、良いも悪いもないのですが遊びでは海外に出ることに抵抗さえなければ行きたいという人も少なくないと思うのですが・・・・
もちろん、国によりますが飛行機で3時間の圏内であれば 大よそ国内移動と殆ど代わらない場合が多いのです。
まず、大前提として言葉が出来るか出来ないかですが わたしは生まれてこの方英語らしき物を話しているつもりになったことはあるのですが、通じたことは片手の手で数えられるほど。
勿論、単語を投げかけて返事をもらう程度のことはしますが、それでも何とか成っているわけですから何とかなるのは間違いないような気がするのですが、私だけでしょうか?
タクシーも地図と日本語。
買い物はとりあえず日本語で話して、相手の理解を待つ。それでも駄目なときは知っている単語を並べる「Discount」と・・・
 
まあ、言葉が通じないのはデメリットとしてそれ以外のメリットもあります。
例えば価格
今回台湾に行くのは
3泊4日の工程で、ツアーですので一日観光(おみやげ物やは我慢しましょう)、一日フリーの宿泊付き(当たり前?)プランです。
非常に安価で、32800円+燃料代他雑費で約4万円です。
大阪―東京などの飛行機ならともかく、例えば大阪−仙台を飛行機で行くと思えば 早期割引を行ったとしても 22000円程度(片道)往復で44000円程度かかってしまいツアー代金と代わらなくなってしまうのです。
勿論、格安ツアーなので35日前には決済を終えなければならず、出発日は到着しただけで終わってしまいますし、帰る日は早朝出発で効率の悪さは否めません。
それでも、時間さえあれば海外に飛ぶことは決して高くないということはわかってもらえると思います。

では現地でなのですが
これこそ国によりますが、香港、台湾は都市交通システムというのでしょうか東京で言うところのユリカモメのような列車が主要なところまで走っています。
また、日本を基準に考えると想像のつかないところでしょうが、所得格差が大きく Taxiなどの料金が非常に安いのが普通です。
これは上海などでも同様です。
善人ばかりではないのですが、おおよそ私はTaxiでは2〜3度しかもめたことは有りません。
余分な料金の請求などは、講義するのが当たり前なので これはネィティブな日本語で十分可能です。ただ怒っている意思を相手に伝えるだけのことです。
相手にはわかりませんが「おまえのか〜ちゃんでべそ」とでも言っていたとしてよくわからないなりにこちらの怒りを受け取ってくれます。
また、知らない国で移動する場所は一般的にガイドブックなどに掲載されているところですので止まってからもめてもきっと止めに入る人がいます。特に台湾は観光客誘致に力を入れており 騒いでいるだけで警官が助けてくれます。
つたない日本語ガイドブックを持って。
 
では観光地に行ってですが、はっきり行って観光地への移動、観光はツアーほど効率的に回ることが出来ません。ツアーを利用することを進めます。
勿論、例えば故宮博物院に行っても時間が短くて見れなければ自由な日に行き直せばよいだけです。したいことの下調べにでも利用すれば結構使えます。
行き先さえわかれば、Taxiは効率的に連れて行ってくれます。
また、日本語の話せる観光タクシーの人もいますので、そういう人と渡りを付けるのも手です。
それ以外の移動先は、観光と言うより買い物スポットです。
そういう人の多く集まる場所には、「マクドナルド」や「スターバックス」もあり食事は諦めれば怖くありません。
漢字が良く判らなくてはずれを引くかもしれませんが、屋台も最近はメニューを作っていて(意外と写真入だったりする)指差してゆくだけで注文できます。
現地の人しか来ないような店だと、400円ぐらいでビールにおかずとご飯ぐらいまで食べられます。多少たのみ過ぎたって ファミリーレストランでセットを頼んだぐらいの金額なのでたいした事はありません。レストランに入ればそれなりの値段ですが 店にこだわらなければ屋台で十分です。
危ないかもしれないと思えば、貝などを避ければよいだけです。
火を通した食べ物は以外に大丈夫な物です(無責任・・・)
 
他にも日本では味わえない楽しみがあります。
台湾では、NOKIAやDopod、ASUS等々のPDAスマートフォンが簡単に手に入ります。
店頭に売っていて、簡単に見せてくれたりもします。
台湾では、台北の駅前にある電脳ビルで見ることが出来ますし買うことも出来ます。
台湾の販売員の方は非常に商売熱心です。
知らない言葉に後ずさりさえしなければ、日本語で話せばそれなりの対応をしてくれます。
やはりここでは電卓が大活躍。
相手が示した金額に対して、高いと思えば電卓を奪い取って 数字を打ちかえる。
相手がそれを見て、打ち変えなおす この繰り返しです。
相手が、諦めて首を振れば交渉決裂。
こちらが「OK」といえば包んでくれる。
売れた途端にこちらと言葉の疎通が出来ないことを忘れてしゃべり始めますが、きにしなければOK 。多くの場合は 「ポテトもご一緒にいかがですか?」と言うような意味のことを言っていて、オプションやメモリーカードの抱き合わせです。
我に返った店員が、商品と電卓を出してくれば再び交渉が始まりますが(セット品の)多くの場合相手が諦めます。
勿論スペックを聞いたりは難しいので日本で十分に調べて行く必要があります。
www.yahoo.com.twとかで検索すれば市場価格も調べられるので、十分に研究してかかりましょう。
 
国を越えること、で一番大変に思われているイミグレーションも 平和な民族として認識されているようで日本人と言うのは殆ど今までフリーパスで通れます。(昔はやんちゃな日本人もいたので、大変だったことは聞きました)、出国にいたっては検査無しと言うことも・・・・
「案ずるより生むが易し」で出かけてみるのもいいと思うのですが・・・
どう考えても、東京のディズニーランドより香港のディズニーランドのほうが空いているのは空いてますから。サービスは別とすれば・・・・