ＮＯＫＩＡ Ｎ７１には、ＰＣとの接続ソフトが付属しています。
このソフトをインストールすることにより、Ｎ７１のカレンダーに予定を同期させることが出来ます。
では、その予定表を使ってゆきましょう。
現在、ＡｃｔｉｖＳｙｎｃでＰＤＡ（Ｘ５０Ｖ）がＯｕｔｌｏｏｋと接続され予定が同期されています。
ＰａｌｍＤｅｓｋｔｏｐはＯｕｔｌｏｏｋコンジットを用いて、これもＯｕｔｌｏｏｋとＨｏｔｓｙｎｃ時に同期を取っているので同じ内容になっています。
Ｄｅｌｌ Ｘ50ＶとＰａｌｍＴＸ及びＮＯＫＩＡ Ｎ７１がＯｕｔｌｏｏｋに同期された形になっています。（そんなに必要かどうかは別にして）
ＮＯＫＩＡ Ｎ７１は標準の待ち受け画面にアプリケーションのボタンが６個貼り付けられています。
上から電波強度や時刻、接続先キャリア名、バッテリー残量の表示される部分があり、その下の部分です。
４Ｗａｙキーで選択して、真ん中ボタンで起動するアプリケーションキーです。
その下に、カレンダーに登録された一番近い日付の予定が表示されます。
ちなみに、その下にはＴｏＤｏが表示されます。
この、ＰＤＡのＴｏｄａｙ画面に相当する画面なのですが 以外に便利に出来ています。
私のほかの携帯は使った事が無いのでどうかはわかりませんがＰＤＡライクな使い方が出来ます。
実際のカレンダーの起動は「アプリケーションボタン」-「カレンダー」で起動されます。
起動時には基本的に月表示となります。
予定のある日には、日付の部分の升目の下側に赤い三角が表示されます。
４Ｗａｙキーで、予定を見る日付にまで合わせて 0.5秒程待てばＰＯＰアップ窓が出てその日の予定が表示されます。
「オプション」きーの メニューから週表示にも変更可能です。
予定の追加は、カレンダーの表示中に、予定を入れたい日付にカーソルを合わせ「オプション」-「新規エントリー」で追加できます。
「会議」の項目の追加は、日付と時間の指定が必要な予定の登録です。
多くの予定は「会議」という言葉に抵抗はありますが、この項目の予定の追加に成ります。
「メモ」の項目は、時間を指定しない登録なので、例えば「盆休み」のような登録に使えます。
「記念日」は複数の日付に跨らず、日付を指定しない予定の入力に使えます。
「Ｔｏｄｏ」は、言葉通りＴｏＤｏの登録です。
このカレンダー昨日のすばらしいところは、その時点でカテゴリー登録が出来ること。
予定内容をカテゴリーに分けて表示させることが出来ます。
また、待ち受け画面においても 最も近い日付の予定が表示されている部分を選択することによって、その日付の予定をそのまま追加することが出来ます。
インターフェース上で優れていると思われる点は ＰＤＡでは私はキーボードのついていない機器ばかりを扱うためか 時間の登録が余り得意ではありません。
しかし、テンキーの付いた電話なので 時間の登録がテンキーから出来て非常に入力が高速に行えます。
入力も少し癖がある予測変換をしますが、無条件で近い日杖のものを掴んでくるような予測変換なので 複数の予定の登録等には効果を発揮します。
予定表には、直前（１５分前に）告知のアラームを鳴らす機能もあります。
あまり使いよいとは言えないアラーム機能より実用的に使えるかもしれません。
今更、何でこんなエントリーをと思うのですが、ＰＤＡの代わりとして使ってみて、と言う形ではＮＯＫＩＡの携帯電話を使うのは初めてです。
Ｐａｌｍでも拡張はするものの基本的な予定表はＯＳに付属している形に準じたものです。
ＷｉｎｄｏｗｓＭｏｂｉｌｅ系に比べて、軽快な予定機能を持つＰａｌｍに匹敵する（ＯＳ４系との比較 電話付きのはっこれしか持ってないので）スピードで操れるカレンダーと、低い解像度と そのサイズの為に小さな文字の表示を潔しとせずＰＯＰアップ表示にしたインターフェースはなかなか使える物ではないかと思うのですが、いかがでしょうか？
