サムの言い分(NOKIA N71を使って)

私の長いパートナーのサムはほかの人に比べ背も高く、off会で紹介したときにも体が柔らかく気持悪いといわれたりします。
それでも、私にとっては欠かせないものなのですが・・・

PDA用に本体に付いていない、もしくは小さくて使いにくい場合に外付にする小さなキーボードを「サムキーボード」と言い、ほとんどの場合親指で押さえることから 親指の比喩的表現 「親指サム」からサムのキーボード つまり「サムキーボード」になったという話があります。
つまり、私のパートーナーのサムさんも現在休憩しながらOQOでこの文章を書いてくれています。

たとえば携帯電話を片手で扱うとき、常に親指のワンフィンガーオペレーションとなるわけです。
唯一、親指だけがほかの指と向かい合わせになれる指なのでほかの指で打つときには本体を支える指になる必要があるので 難しくて だれでも親指で押すわけです。
では、その携帯電話を机の上において操作してみてください。
思いの外押しにくくないでしょうか?
なんだか押しきるまで固くて遠くて本体が動いてしまいます。
もちろん、デザインの関係で曲面で背中を支えたりするからなのですが・・・・
だから食事中に携帯電話をいじっている人は、目の高さになるように持ち上げてなれない左手でいじって 右手でスプーンを持ったりするわけです。
おそらく想像ですが、VAIO UXを造った人もここに勘違いがあったのではないかと?
ためしにお持ちの方は、テーブルの上において人指し指かなんかで押してみてください。
以外に押せるはずです。

親指はその使用頻度から一般的に全ての指より皮が厚くなっていて 神経も鈍くできています。
押されたキーがちゃんと押されたかを感覚で確認するために雄力が強いので ストロークが深く感じられ 押しきった感覚があるようにつくられます。
故に、ほかの指のキーとは少し違います。
PCのキーでもスペース キーが良いキーではストロークが深く作られているものもあります。
好き嫌いの上に、そういった体の構造上の問題が存在します。

海外の、たとえばNOKIAのカタログを見たりすると カフェテリアでスーツを着た女性をバックに写して いかにも若くて切者で OFFも楽しめそうなビジネスマンがテーブルで仕事をNOKIA一台でこなしています。
持ったまま入力しているのではなく、テーブルの上におかれてます。
二段式に倒れる NOKIA N71のヒンジもその使い方を意識してのことでしょう。
でもそれ以上に、6630(702NK)でもN71(804NK)でもお持ちの方はテーブルの上においた状態で使ってみてください。
もちろん、メールを打ったりの用途は別として ブラウザーなどをあげて使ってみてください。
どう考えても使いにくいと思われた 4WAYキーが満足とは行かないものの 日本製の携帯に比べて使いやすいと感じませんか?
その使い方も考慮すると中途半端なものになったと・・・

別にNOKIAを養護するつもりはありませんが NOKIAを使っているのであれば 使い方も考えてみてください。
パンフレットのようにテーブルの上にNOKIAをおいて、メールを読むのは4WAYキーで。
持ち上げて下手すると右手と左手交差させながらお茶を飲んでいる姿よりはスマートに見えませんか?

なお 何の技術的な根拠もなくそうおもっただけの事なのですが 如何でしょうか?
こんなこと考えてるのは私だけ?
だいたい、OQOで書く文章量じゃないですよね・・・