ソフトバンクの新料金プラン

月額2880円は画期的なんですが・・・・・
ちょっと考えてください。
新料金プランには無料通話料が含まれていません。
たとえば、オレンジプラン(AU相当)を選択したと考えてみてください。
2年以上AUを使っている人が SSプランから移行したとしましょう。
3400円で家族割と年割が効くと 2889円。
ほぼ同額です。
で、1000円の無料通話がついてきますし なにより通話料。最大30秒28円にまで達する いわゆる日本の携帯電話は高いと言わしめる通話料の問題にかかわってくるわけです。
つまり、ソフトバンク同士で話をしない人にとっては 電話としてはあまり安くない選択なのかもしれません。
ちなみに10年ぐらいAUやDOCOMOを加入している人はそれを利用して 最も安いプランで加入し割引を最大に効かせた場合 基本料金は1800円ほどで それにパケット定額を組み合わせたお買い得コースも選択できるようになりました。
賢く使えばそれなりにお得なプランが用意されました。
ちなみに オレンジもブルーもe−mailは家族間では定額ですが ゴールドプランではSMSのみとなります。
つまり、ゴールドプランはターゲットを携帯に絞ったように見せかけて もちろん携帯はオレンジとブルーで確保し、それ以外にWILLCOMユーザーの携帯への乗換えを誘っている 三つのターゲットに合わせたプランを用意したということでしょう。
さすがにPHSのデータ通信までは真似のしにくいところですが 以外にその用途が少なく通話定額こそが大きなメリットと考える 旧京ポン及びその進化機種に実際の人気が集まっていることを分析した明確なプランといえるでしょう。
もちろん、PHSも携帯電話に掛けるときの料金の高さも継続する辺りがさすがのソフトバンクといわざる得ません。
 
明らかに三者三様に敵対的プランを用意したソフトバンクですが、僅か200円の為に乗り換えるユーザーがそう多くはあるとは思えません。
ただ、PHSユーザーが 乗り換えるだけでAquos携帯でワンセグが見れたりとなれば ちょっと考えてしまうかもとは 弱いところからユーザーをとる戦略が中心というのが私の想像なのですが・・・・
一応、過去に前の携帯会社からの継続年数を引き継ぐプランを出すという予想を Softbankが買収する前後に書いていたことだけは当たったなと 思うしだいです。
 
おそらく、26日にはAquos携帯の大安売りが始まると予想できるのは あの増産がDOCOMOも採用したことによるものだと思い込んだ私なんかの予想を上回る戦略があったということなのですね・・・・
WILLCOMユーザーからの乗り換えは、無料で多くの携帯を選べて 今までよりも安い金額で となる訳なのですがそれを周知できるかにかかっているわけですね・・・
 
ちなみに、後出しじゃんけんのように写っていますが 実際にユーザーが既にNMPの予約を行っており(すぐに移行すると予測された)MNPの対策としてはもう少し前に出すべきだったということからも ターゲットが本当に携帯電話二社なのかどうかに疑問が沸く所ですね。
料金体系を簡単にしたということですが、ちゃんと自分の今のプランを見てから乗り換えましょうね。ゴールドプランは少なくとも通話の多い人向けではありませんので・・・・