ポート25の恐怖・・・・・

先日来、Niftyのポート25の恐怖に怯えながらも モバイル環境を「Windows Live Mail Desktop β」に変更し事なきを得ていました。
自宅環境は、Niftyのサーバー経由での受信。
モバイル環境は、WindowsLiveサーバーの受信したメールの転送なのでポート25を回避する手段をとっています。
何日かの試行錯誤を、Liveで日記でお届けしたように 約一週間かかって環境を整えました。
そして、安定環境に持ち込んだわけなのですが・・・・
 
今日、電話がかかってきました。
「メールの送信が出来ません!!」
私のいる事務所とは違う建物から。
WEBの閲覧はOK
メールの受信はOK
そして、メールの送信は NG なのです。
つい先日、今週の月曜日にモデムの交換作業にやってきたのでそれが怪しい! と自然に考えて ルーターの設定他のパターンを考える。
しかし、ファイアーウオールの誤設定でもない限りそういう問題はおき得ない。
ポート25の閉鎖を疑ったものの、プロバイダーHPにはそういった告知も無く、FAQにもそういった事例は無い。
とにかく、工事を行った業者に電話。
2時間後にやってくると。
 
そうはいえ、あまりにも症状がおかしいのでやはりポート25のブロックの可能性を捨てきれない私。
リンクは張られていないが、上位プロバイダーのHPを確認。
いくつかのFAQを見ているうちに、7月ごろの記事が見つかる。
ポート25ブロックを始めますと。
9月から12月にかけて、各地のプロバイダーで順次適用を行いますと。
「これだ!!」
疑うべくも無く原因は特定できます。
「自宅のPCと同様に設定を変更して・・・・」
と、言いたいところなのですが ここには大きな問題があります。
プロバイダーのサーバーを通して、メールサーバーにアクセスすることになります。
そして、プロバイダーのサーバーにアクセスするためには IDとパスワードが必要です。
IDとパスワードは契約内容の変更を司る大事な情報です。
その大事なIDとパスワードを、課員全員にコピーして配る・・・・ 出来るわけがありません。
とりあえず、絶望!!
 
と落ち込んでいてもとまった仕事は動き出しません。
プロバイダーに連絡をして事後策を・・・
電話は鳴ることもしません。
それはそうでしょう、管理者のいる会社ですらこの始末。一般家庭ではいまごろサポートに電話が集中しているころでしょう。
30分ほど接続の努力を行いましたが、かかる気もなさそうな状況。
ある程度以上仕事を止めることも出来ないので 少し卑怯な手段をとります。
関係の無い部署に連絡してそこから電話を回してもらいました。
 
「メールの送信が突然出来なくなったのですが・・・」
「技術の部署に連絡ください」
をいをい、それだけかい!!
とりあえず、私の会社は法人として契約しています。
人数もPCも少し増えましたが連絡して契約した回線です。
連絡も無く止めておいて そういう返事をするか!?
「技術的なことはともかく、連絡も無くポートをふさぐとはどういうことですか?」
「いえ、連絡しました」
ここでそのままですと分からないので少し説明。
一般家庭ならそれでも良いので、法人として契約していると トラブル等があったときに困るので そういった連絡は書面でいただけるようにお願いしていました。
そして、Okを頂いたので契約となっていたのです。
「来てませんけど」
かなり切れてきてます。
「メールで送りました」
頭の中で赤信号が点滅を始めます。
「メールで頂く話にはなっていなかったのですが」
プロバイダーからメールアドレスを頂くことになっていましたが、利用しませんときっぱり言って 登録も出していませんしパスワード登録用紙も持って帰ってもらいました。
ということは、私の会社のメールアドレスを勝手に作ってそこへ送っていたということか?
「そういわれても連絡していますから ご連絡どおりに対応してもらわないと困ります」
ほ〜、困るんですか・・・・・、おそらく私よりも困っているのでしょう。語尾が笑ってましたから。
「%#@”#!!」
既に言語ではありません。
実際は会社の仕事なので、一応日本語はしゃべってます。
基本的に頭に血が上れば上るほど 言葉は丁寧になってゆくのが悪い癖。
想像していなかったのか慌てる対応の人は 可愛そうに他の人に助けを求めたようなのですが断られたようで 保留にした電話に帰ってきました。
「すいません」
相手の声に余裕があまりなくなっています。
「すぐに分かる者から連絡させていただきます。お時間をください」
お時間に余裕があるという対応がそろそろ気に入りません。
確認できた範囲では、昨日の夜からとまっているようです。
そして、電話は既に30分。確認できた状況から2時間。
「時間がかかった分だけ 解決が難しくなると思って対応して下ざい」
身も蓋もない言葉を残して電話を切りました。
 
その後入れ替わり立ち代り 電話が入ります。
「工事担当者」、「技術担当者」、「お客様対応窓口」
結果的に、かかってきた回数分同じ説明が必要です。
全部の電話が終わったのは10時を過ぎていました。
もちろん、この人たちに任していると終わらない事は 最初の電話の段階で理解していましたので、メールサーバーを管理している業者に頼んで メールの送受信ポートを別に用意していただきましたので、実際はメールの受信は最初の連絡から2時間ほどで回復しました。
 
明日はお休みですが、電話連絡はありそうです。
又一から説明するかと思うと頭が痛いです。
少なくとも金曜日には 会わなければいけなくなるでしょう。
せっかくの休みが、完全に楽しめそうにありません・・・・・