このところ、VISTAのインストールをやって 一時的にVISTAを常用してみました。
もちろん、その利用感に関しては何度か書いてきたのでその通りなのですが 思いのほか楽に設定できることに気が付きました。
皆さんは環境の移行をどうしていますか？
あまり、多くの作業をPCに依存していないために可能なのだと思うのですが・・・
まず、OSのインストールが終わると マイクロソフトのオフィススイートをインストールします。
おおよそ仕事を含め使うのはWord と Excel。
中でもWordはこの日記の更新のEditorとしても使ってますので結構大事です。
ところが、WordとExcelのカスタマイズって以外に行ってないもので インストールしてそのまま使えています。
賛否両論はあるものの、以外にＭＳ ＩＭＥに満足しているためにそのままです。
顔文字等は使わないので、辞書のカスタマイズも殆どありません。
と、いうよりも長く使い込んだ機械の学習された辞書は それは面白い変換をしてくれるので 会社の機械等は機会があるたびに初期化してますので（お話書いてたとき等は、猟奇だの縛るだのすごい言葉が一番最初の候補に・・・）これも困りません。
そしてメールの設定は、インポートエクスポートの世界なので困りません。
Ｏｕｔｌｏｏｋは自動的にバックアップを指定しているので 現在のフォルダーをコピーしてくると過去半年分のメールが転送できます。
これはファイルコピーの世界なので、ネットワーク上のＳＡＭＢＡのサーバーを通じて行えば簡単です。
Ｉｎｔｅｒｎｅｔの設定は、Ｇｏｏｇｌｅデスクトップのインストールでログインするだけで Ｇｏｏｇｌｅブックマークが使えますのでそれを使います。
一応それでも、メインマシンからＩＥのお気に入りとＣｏｏｋｉｅをエクスポートしてインポートすればＯＫです。
実際には「はてな」のアンテナを利用するのでそれも殆ど必要ないといえばそういうことでうす。
「ＭｙＤｏｃｕｍｅｎｔ」というフォルダーがＷｉｎｄｏｗｓＸＰより出来て、殆どのアプリケーションがデータの保存先をそこに指定するようにガイドラインが出来たので、多くの場合ここを探せばデータを見つけることが出来るために ＨＤＤに余裕があれば丸ごとコピーして済ませます。
なければ必要なアプリケーションの部分だけ。
システムとして正規のＷｉｎｄｏｗｓＸＰを利用していればＺＩＰとＬＺＨの圧縮の解凍もサポートされますのでフリーソフトもとりあえずはいれずに使います。
一応、他の人と違うアプリケーションとしては
ＰＣテレビ受信ソフト（ネットワーク上の自宅サーバーにアクセスしてテレビを表示するソフト）
ＵＳＢワンセグ受信ソフト等はインストールします。
ＶＰＮ接続ソフトもインストールします。
Ａｃｒｏｂａｔはリカバリーディスク等に含まれている場合が多いのでアップデートだけは行われます。
ビデオも音楽も、一応であればＷｉｎｄｏｗｓＭｅｄｉａで満足しています。
で、あればインストールに掛かる時間はともかくそれ以降の環境設定に掛かる時間は思いのほか少なくて済んでます。
マイクロソフトのウイルス検査他統合環境である「Ｏｎｅ Ｃａｒｅ」をインストールしてみて判るのですが、そのバックアップ機能でバックアップされる対象が Ｄｏｃｕｍｅｎｔ＆Ｓｅｔｔｉｎｇがメインであることからもかなりの部分でアプリケーションの設定とオブジェクトの保存先は統一されてきたのでしょう。
年をとったのか多くのアプリケーションを使い分けることが少なくなってきたのでしょうか（仕事の内容によるともいえますが）、ほぼマイクロソフトのアプリケーションに偏重していますがおおよそ困らなくなりました。
というより多くの作業環境がＷＥＢに向かっているのが現状なのでしょう。
思った以上に移行が少ないのは、環境内にＶＰＮ環境の移行があり それにより自宅も会社もリモートディスクトップの管理下に入るためにネットワーク越しの接続でとりあえずは事足りると言うこともあります。
では、ＰＤＡではどうでしょう？
先日、ＮＯＫＩＡ Ｅ６１の環境を再構築する必要性に駆られてやったわけなのですが
ｍｉｎｉＳＤカードにフォントの転送（日本語版ではないので）
Ｍａｉｌ Ｆｏｒ Ｅｘｃｈａｎｇｅのインストールそして設定
Ｍ−ＦＥＰ６０のインストール
ＫＫＪＣＯＮＶのインストール
Ｏｐｅｒａ ｍｉｎｉのインストール
Ａｃｕａ ｃａｌｅｎｄｅｒのインストール
そして接続先の登録と同期一発でとりあえずの設定が完了します。
ＰＤＡは沢山使ってきましたが、今思い返してみるとこんなにも初期設定が少ないものは初めてかもしれません。
日本語版だともっと少ないことでしょう。
満足度でいえば１００％ではないものの８０％程度で安心して使える環境になります。
いま、遊びに来ているＸ０１ＨＴも、Ｅｘｃｈａｎｇｅの設定が済めば あとはラウンチャーと予定表支援ソフト、そしてブラウザーを入れてみるぐらい（好みの問題でしょうがＰＩＥはあまり好きではなくて・・・）で同程度にまでもってゆけます。
あとの２０％を詰めるのが楽しいのですが、最近その作業が殆ど出来ていないような気がします。
いわゆる、上っ面をなめるだけの付き合いになっているのかもしれません。
最近街でも時折Ｗ−Ｚｅｒｏ３等を見るようになって来ました。
いけないとは思いながらもちらちら覗き見したりして。
やはりカスタマイズは少ないようで、ＰＩＥだったり標準のメールだったり 標準のラウンチャーだったりという人が多いような気がします。
私の満足度等はあてになりませんが、もし同じ感性を持つ人ならそれぐらいを標準のアプリケーションだけでも得られる時代になってきたのかもしれません。
通信機能の付かないＰＤＡしかなかったころに、しきりに標準のアプリケーションで使えるように成らなければＰＤＡは・・・・ なんて調子に乗って書いていましたが インターフェースも含めて大きく変わらないにもかかわらずいまはそれなりになんて思っていたりもするわけです。
人の感性などというのは当てにならないものなのです。僅か１年ちょっとで言う事が変わってしまうわけですから。
過去の自分はマニアの目線が強すぎて、一般的な視線でなかったということかもしれません。
まあ、インターネット側においているデータが増えてきたのかもしれませんし、使い方も換わってしまったのかもしれません。
一過性のものかもしれませんが、Ｗ−Ｚｅｒｏ３が開いたＰＤＡの機能の付いた電話を マニアでもない普通の人が持つようになりました。
実際に、街のスーパーの携帯電話売り場にも並んでいるわけです。
当たり前の人が、当たり前に使えている状況 僅か数年前には望むべきも無かったことが怒っているんですよね・・・
どうりで移行が簡単になるわけです。
