EM・ONEの横スライド

機構的に複雑になり、がたも大きくなる。
故障の原因にもなりかねない構造とかいわれていて何のためについているか判らないと酷評されているサイドスライドですが
先日来、気がつかなかったのですが非常に有用に使えています。
それも横スタイルのままで・・・・
 
購入翌日の日記に、「カーナビみたい」と写真を撮影していたのですが、この写真を見てもらえばわかるとおりサイドスライドしています。
車載PDAとして利用する場合に、車への搭載方法に困ります。
クレイドルのように上から載せるだけですと振動ではずれ落ちてしまいます。
私は、PDA車載キットと呼ばれるスタンドを使って固定しています。
本体と車とはとある場所に吸盤にて貼り付けています。
(写真は停車時にフロントガラスに貼り付けて撮影したものです。このあたりは大人の事情で・・・)
PDAの固定は、両サイドからスポンジ越しにアームで挟み込むタイプの固定になります。
NOKIA E61では立て向きの固定なので左右から挟みこみます。
EM・ONEでは横長な筐体なので、上下から挟み込むタイプの固定になります。
そう、上下から挟み込むタイプということは スライドキーボードを出すことが出来ないのです。
クラムシェル型だった場合も同様で、車載に耐えられるという条件となると難しい選択になるのです。
(そこのひと、映り込みが激しくて車載なんて無理って突っ込みはしないこと!!)
 
PDAの操作は、キーボード付が多くなる前は4つのハードキーと4WAY(8WAYも)の方向キーがインターフェースの基本でした。
ハードキーは画面のタッチキーを使うとして、あと4WAYキーさえあれば今までのPDAと同じオペレーションが出来るのです。
つまりサイドスライドすれば、上下固定の横長画面でPDA相当の操作が可能になります。
もちろん、上下固定なのでアンテナを出してワンセグを見ることもスタイラスを抜くことも出来ます。
アンテナの立つところならGoogleMAPの表示も楽しめたりします。(未だGPSつないでない・・・・)
意識したのかどうかは判りませんが、ステレオスピーカーを正面に置くために追い出されたのがキーなのでしょう。
その上で、こういった使い方があるというのがもしかしたら特徴なのかもしれません。
 
台湾からやってきたMIOなどのように、カーナビソフトを発売しUSBかBluetoothのGPSの接続で(もしかしたらこっそり入っていたらいいな!!)GPSのユニットをつなげばminiゴリラなみのカーナビが可能なんていう結構おまけ的な楽しみもあるのかもしれません。
PaPaGO!の日本語版が発売されればいいな〜なんて希望的観測を。もちろん日本地図を付けてですけど・・・
そう考えれば大きなメモリーと大きな画面は考えられますよね。