出張に持ち歩く PCとして

OQOEverunもそしてVaio UXも出張に持ち歩いてきました。
どれもどれで問題が無いわけではありません。
しかし、どれにもPDAや携帯電話に無い利点があり 特にセキュリティ問題や業務用のパッケージ等の問題で必要です。
そして、テキスト入力時の辞書の容量も違い 良くなったとはいえPCの辞書は語彙、変換効率共に他の携帯デバイスよりは良いような気がします。
それもまもなく同等になる事とは思いますが・・・・
 
携帯デバイスである以上サイズの制約を最も顕著に受けるのが画面とキーボードです。
出来ればサングラスのようになったオーバーヘッドディスプレイで、片目だけで見えるXGAぐらいのものがあれば非常にうれしいのですが残念ながら高額で手が出なかったり、バッテリーも含めるとEverunより重かったりと未だ問題はあります。
しかし、非常に小さな液晶で動作しますので バッテリーの消費量も抑えられます。
そう遠くない未来に登場するためにも UMPC自身はこのまま進歩して欲しいと思います。
現在、シザーバックに入れているEverunからケーブルだったり無線だったりで接続されたヘッドセットディスプレー(いわゆるすかうたー見たいなやつ)で操作できればいつでもどこでもがもっと強まるわけです。
ただ、現在のところディスプレイの制限は携帯用のバッテリーで動く効率的なディスプレイがありませんので(あったとしてもそれまで持ち歩くと ノートPCのほうがまし!?)本体のものを使わざる得ません。
ところがキーボードに関しては普段はともかく 腰を落ち着けて座ったときに使う時にあれば良いと思い持ち歩く事ができます。
軽いものであれば50g程度からありますので さほどの負担にもならないというわけです。
 
今回の出張でも、私は自分のおもちゃ箱の中から小型のBluetoothキーボードをもって出かけました。
もっとも文章を書くのに適した時間は私にとって飛行機の中。
ノイズキャンセリング効果のあるヘッドフォンをして自分のPCなどにはいっているのでない新鮮な曲を聴きながら(日本を飛んでいるときは落語だったりして・・・これは気をとられます)自分の世界に入れます。
海外にいて、一人が多いので周りへの警戒を全部解く事はできないので あまりにも近づいてくれば不自然と感じられる機内では比較的自分の殻に閉じこもりやすい訳です。
ホテルでという噂もありますが、ホテルには寝るまで帰らないと言う性格なので残念ながらなかなか帰らないのが現実です。
安心しきって文章をと思ってEverunとキーボードを出して気がつく。
「機内では電波を発する機器は常時ご使用になれません」というあれです。
機内でWifiでの接続を許可していたサービスもあるわけですから、物理的問題が無い事も確かなのですが やはり規則は規則。
携帯電話で無線機がとまったなんて 常識で考えてもありえないような事象が問題になるぐらいですから(正直、ありえないと思います。高出力の無線機を持ち込んだりと なんらか別の要因を持った乗客がいたと私は思います。あくまでもつかまった人は携帯電話をつけていたと自己申告して その行為にたいしての処理で因果関係を述べているわけでは内容ですから。 マスコミの根拠の見えないあおるような報道にも困ったもんです・・・・。勿論、改造電話だったかもしれませんけどね(笑))
つまり、せっかく持っていったキーボードは使えないわけです。
この二時間で一気にキーボードの横打ちに慣れた訳なのですが・・・・
人間の感覚は恐ろしいもので、もしデスクトップPCを使っている人ならキーボードを90度回して操作してみてください。
Everunで横画面にするとそうなります。
日本語入力では、漢字の確定に方向キーを多用しますのでたて画面にすると 上端と下端にキーボードが分かれてしまうので打ちにくいというEverunの欠点をカバーするための苦肉の策です。
恐らく展示会場から帰ってきてベットに倒れこんだとき、肩がパンパンだったのはそれも大きくかかわっていたんだと思うのですが。
 
香港ではキーボードを探して回ったのはいうまでもありません。
USB接続の小型キーボード。
台湾ではまったくといって売っていなかったので、何とか香港に望みをかけて・・・・
実は日本を出発前にSofmapで買ってあったのですが、日本語キーボードをつけるとうまく動かなかったと言う現実があり(アサインが違い 修正が出来なくて・・・)英文字だけのものを探していました。
香港では沢山の店舗で小型のキーボードが販売されています。
PDA・SmartPhone用もです。
PDA・SmartPhone用は海外から入ってくるのか英文専用のものが多いのですが、USBで接続するキーには中国語を併記されたものが多い。
在ったとしても、中国語併記のものの2倍ほどの値段。
香港ではこういったサプライは十分に安いので、日本で買うと思えばぜんぜん安い値段なのですが 横に中国語併記のものが安くで売っていると なんだか引っかかる。貧乏性なので買えなくなってしまうのです(難儀な性格)。
 
結果的には香港→日本間は前にも書きましたが、離陸前に気を失い 気がついたときには全ての電気製品は使えない状態。
キーボードがあろうが無かろうが一緒だったので それはそれで・・・・
持ち運びと言う点では折りたたんで分厚くなるより、普段は使わないものだから薄くB5の幅が狭いぐらいのほうが扱いやすい。
そんなキーボードがどこかに良いのがないですかね?