タヌキは誰??

DOCOMOの24時間定額の陰に隠れて目立たないのですがi−modeの月額使用料が100円(税別)値上げになりました。
「800億円のマイナスを計上する大英断」と報道していますが、実は600億円の増収はこの値上げでカバーされるので差し引き200億円とAUの24時間の家族内通話での損害額と同等と言えるでしょう。
じゃあ、実際はDOCMOはと普段ならかみつきたいところなのですが・・・
 
現在AUとDOCOMOのシェアはAUを1とするとDOCOMOは2つまり契約者数では2倍のユーザーを抱えています。
で、AUの200億円に対してDOCOMOの800億円では 4倍の開き。
つまりAUに対してDOCOMOのユーザーは2倍の時間通話しているということなのでしょうか?
ここまで顕著な差があれば収益にも大きな影響を与えるはずなのですがそれほどでもないということは どこかに数字のマジックがあるということ。
 
もうひとつ、i−modeが100円高くなって憤る方も少なくないとは思いますが、300円は他のキャリアを見ていると標準的な価格で実は今までが安かったとなるわけです。
憤るのは少し待っておこうというところですね。
 
現行の状況から、こういった料金体系に代わって成立するということは、それだけの利益が今までもあったということを暴露するようで 問題が大きいような気が