モバイルルータのある生活

鞄の中にはEM ONEがWMWifiRouterを入れて動かしています。
ルータとして利用するにあたり、阻害要素となるほかのアプリケーションは入れないようにしています。
もちろん、WEBを見たりはあるのでNetFront等はいれていますが・・・
基本的にシステムにかかわる部分はできるだけ触らないようにして、スライドで電源が入るぐらいの細工しかおこなっていません。
ありがたいことに、ソフトリセット→WMWifiRouter起動→コネクト→半日後に知らない間にバッテリーが枯れる
という運用が続いています。
いまのところ、電波が途切れて切れることはありますが 自動で圏内にはいると再接続してくれているようでだからと言ってなにかの手順を必要とすることはありません。
かなり安定して稼働しています(私だけ?)
 
EverunNOKIA E61が通常の持ち歩き機器。
メールとWEBは基本的にNOKIA E61で見れない所やログインの必要なサイトなどはEverunという程度の使い分け。
今までは双方に回線を用意していたのですが、とりあえずであればルーターのデータ通信回線を利用することができるようになりました。
残念ながらNOKIA E61は無線回線でHSDPAを利用することによりデータ通信の高速化の恩恵をあずかれるほどの速度が出ていないようでOpera等でwebを見るときには大きな差になりません。
しかし、Everunで使う時には3GとHSDPAの差は大きな差として感じることができます。
もちろん、EverunもHSDPA回線を使うことが今までもできたのですが、SoftbankE-Mobileでは何故かE-Mobileのほうが体感できるほどの速度で差を感じます。
 
EMONSTERというデバイスが発売になるのですが、今のところ機種変更する予定はありません。
バッテリーの持続時間が、現在の大型バッテリーを備えたEM ONEより長く持ちそうな気がしない事と
やっていることが同じであれば、かなりの投資額に腰が引けているからです。
これが7.2M HSDPAに対応したとなるとちょっと変わったのかもしれませんが(笑)
でも、考えたらこれだけで現在3回線を身にまとっています。
やはり複数持っているというのは、うれしいのですが効率的とは言えません。
 
BluetoothでのDUNは私にとって画期的なデバイスイノベーションでした。
使い始めたのは早くはないですが、3Gの回線ぐらいは提供できるBluetooth1.0の速度で無線で利用できるのは驚くべき便利さでした。
まるでモデムが内蔵されているかのように動作しました。
そして、本当に内蔵したデバイスが出て、やはり内蔵と無線で見た目は内臓のように思えても違うということに気が付きました。
そして、今回のWifiでの接続。
バッテリーの持ち時間や、安定性の問題がなければこれでも良いかと思わせてくれます。
まあ、Everunの持続時間が思ったより長く、無線の状態がOnでもOffでもそんなに消費電力が変わらないように見える事からできることなのでしょう。
 
HSDPAの回線は思いのほか早く、この回線でVoIPのアプリケーションが動作しました。
だとすると、この回線1本でもいろいろな意味で成立すると考えられなくもありません。
モバイル機器自身が、家での環境を 会社での環境を屋外に持ち出すソリューションなので 回線に関してもそうなってゆくのは当たり前なのかもしれません。
家では、光の集線があり、光電話等の回線集中化が行われています。
それも、回線速度が上がり そのデータ転送速度の帯域に余裕ができて それを利用した音声通信です。
同様にモバイルでも、PCの速度で通常使う以上の回線速度があればそうなってゆくことでしょう。
そういったソリューションが実はモバイルには昔からたくさんあった訳ですから。
現在はHSDPAですが、WiMAXなどとなるとそれを視野に入れたはなしでしょう。
WiMAX端末では音声端末の利用料は0円とE-Mobileの言っているのと同様の話になると思っていたのですが よそうより早くE-Mobileがやりました。もちろん、このままではじり貧感がありますからね。
 
今までの通信の構成はポイント-ポイントがただったのが 網のようにポイントが複数の接続点を持つ形に変化してそれが主流になろうとしています。
その一点として、持ち歩くポイントとしてのモバイルルーターの存在が出てくるのでしょうか?
持ち歩いてみて意外に調子のいいことが分かり、このまま小型化すればそれもありかなと・・・
Wifi機器であれば・・・と思いながら、これ以上混信したらと別の心配も