SmartPhone用ウイルス

SymantecがSmartPhone用のウイルス検知ソフトを発売したとは、過去のニュースでしたでしょうか?
最近聞いた記憶があるのですが・・・
SmartPhoneもプログラム可能なデバイスなので当然悪意のあるプログラムの脅威は避けられません。
では、その脅威のレベルはどれぐらいなのでしょう?
 
企業にとって情報の漏洩に対する防御策は、特に個人情報を預かる企業にとっては重要な課題となっています。
これは法律の改正が大きな影響を及ぼしている物でしょう。
もともと、あまりそういったことに五月蝿くなく、祭り等の共同イベントが多い国民性なので息苦しい漢字を覚えるのは年寄りだからかもしれません。
SmartPhoneの情報は、個人にかかる物が多くその個人の情報を根こそぎ持ってゆくような漏洩になり、企業のPCからの情報は会社に属する物が多くなります。
どちらがというとどちらも漏れては困る物です。
ただ、お手軽さではSmartPhoneからの漏洩は非常に敷居の低い漏洩となります。
 
たとえば、SmartPhoneであれば盗難にあう可能性が非常に高い可能性であります。
たとえば喫茶店でお茶を飲んでいるときに机の上に置いたままコーヒーを取りに行ったりすると 危険性はぐっと高くなります。
海外でやると根こそぎなくなってしまう国もあるでしょう。
結構、携帯電話だけを席とりにおいて動く人たちもいるので 同様のモラルであればそういうことも起きるでしょう。
ですが、もっと怖いのはやはりウイルスに該当するアプリケーションを入れられること。
 
最近のSmartPhoneは非常に良く出来ていて、ExcghangeやGoogleと連携してアプリケーションを そしてデータをWEB上で閲覧するような仕組みがあります。
単体でも、GPSで位置情報を捕らえ 内部のアプリケーションから通信を行いデータの更新を行うこともできます。
Todayの画面にある天気予報や電車の時刻表など・・・
非常に優れた機能なのですが 裏を返せば火所に怖い機能に。
WEB上のデータとはいえ同期を行うことで端末にもデータを受け取ることが出来ます。
例えば、端末には3か月分しかない予定表データも WEB上には年単位でいるでしょうし 新しいExchangeサーバーではサーバー上のデータをクライアントで検索する機能もあります。
単体では少ないデータ量も、このあたりを含めれば大きなデータとなります。
そして、GPS等は現在の位置情報も簡単に知らせることができます。
もちろん、そうやって習得したデータをそのまま他のところに送ることも出来るわけです。
それを気がつくまで毎日毎日・・・・
気がついたときには何もかも知られてしまうわけです。
 
勿論、普通の一個人がその行動を知られてもそれが誰かに利益を与える可能性は少ないのですが 面白い物でないことは確かです。
そして、それが不利益を生み出す人もいるわけです。
お手軽さに潜む危険性に関して、まだまだ告知不足だと思うわけなのですが・・・