今日も一台のPCが会社でお亡くなりになりました。
原因はコンデンサの破裂で、なぜそうなったかというと 長い年月の中で劣化し夏の暑さをきっかけにはじけたわけです。
このPCが六年目で Pentium4 2.4Gのもの。
現在のCoreシリーズと比べると性能面での差は隠せませんが単純にCPUが一つだとするとそんなに差はない。
どちらかというとメモリーやHDDによるアドバンテージが大きな向上要因となります。
そしてなにより、思い立ってクリーンインストールしてやってみると この子十分大丈夫と思わせてくれます。
とくに、ジャンクなメモリーなどを足してあげると驚くほどに。
 
では、ここ六年の進歩はなんだったんだろうと?というといろいろな意味での進歩は目覚ましく、たとえて言うならVISTAを遅いと思わせない機器が出ています。
これがSmartPhoneの世界では 六年前というと日本になかったという時期で日本語化も満足にできない状態で使っていたかもしれません。
いまやヘルプまで日本語化されたものが普通の量販店で購入できます。
その昔であれば、携帯電話が持てないぐらい熱いとぶーたれており 今考えればずいぶんましになっています。
携帯電話では暖かい程度、SmartPhoneでもちょっと嫌なぐらい。
暑すぎるというなら UMPCくらすとなっておりそれも間もなく解消しそうです。
夏になると胸ポケットのPDAを腰に移していたことが思い出されます。
そして、PCでも我が家のOpteron君は Pentium4が70度越えを記録する部屋で30度と信じられない状況です。
 
機能が変わらずに 涼しくなった。
機能が変わらずに バッテリーが持つようになった。
機能が変わらずに 暑さが薄くなった
機能が変わらずに 液晶の解像度があがった etc...
それでも夏が来ると びくびくしてしまうことには変わりなく やはり何かの事件が起きる季節なのです。
 
そのうちそんなことも気にせずにやれるようになるのでしょうか?
季節感がなくなるわけです。