Fusion for Gaming βリリース

AMDは Fusion for Gaming(http://game.amd.com/us-en/drivers_fusion.aspx?p=1)をベータ版としてリリースしました。
 
これは面白い試みで、PCのリソースをゲームを行うと言う前提で それにむけてチューンアツプする為のドライバーです。
もちろん、CPUはAMD商品で、より有用な効果を得るためには全てをAMDATIも含む)で統一することによって可能になるわけです。
 
必要の無いサービスを止めたり、常駐アプリケーションを止めたり。
モリーの配置を弄ったり
事によっては、GPUのクロックにさえ手を出し高速化しようと言うもののようで
かなりクリティカルな領域にまで踏み込んだ物と思われます。
CPU、チップセット、グラフィックチップと全てを含んだソリューションを提供できていることによる強みでしょう。
 
Windows Server 2008でも今までの方針を変えたようで、インストール直後の状態ではDHCPDNSを含めた機能はインストールされておらず必要な物だけを後でインストールするような形に変わっています。
汎用品の象徴のようなPCですが、それでもすみわけを始めるほどに規模が拡張してきたのでしょう。
機能によってより最適な形を提供すると言うスタイルは歓迎されるべきことでしょう。
そして、今回の試みは その機能に合わせた環境に切り替えるソフトを提供して来たと言うことでしょう。
 
マルチタスクと言う問題があり、必ずしもそれが有用であるとはいいがたい部分はあるものの
最も顕著な例、画面の全てを利用し事実上他のアプリケーションを動作することの出来ない環境を顕著に設定してしまうゲーム等の判りやすいアプリケーションでは効果を計りやすいでしょう。
もっと他の用途にも出てくるかも・・・・例えばGPSアプリケーション等。
 
これで、ゲームを行うユーザーにはAMDプロセッサーを選択するきっかけになるのではと思っていたりもして・・・・