Everun Noteの特殊なところ

CPUをクロックダウンして使っていること。
通常、CPUは規格の最速状態で使うのが普通です。
1.6MhzのCPUを1.2Ghzで使っています。
大よそ、モバイルPCの為のCPUをAMDではラインナップに持っていないために こういった使い方となっているのでしょう。
ただ、熱設計上は上位の物となり また、周波数耐性もかなり余裕のあるところで使っているから かなりの耐久性となるでしょう。
恐らくですが熱暴走とは無縁なところにいるのではないかと思われます。
最高性能の80%で使うのがもっとも効率が良いと昔は言われたのですがこれはどうなんでしょうね?
何故ならせっかく作ったCPUですから高く売るためには少しでも高いクロック表記がしたいからだとは言われているのですが・・・・
CPUが1.6Gまでの性能があるのでと クロックアップ(定格)に挑戦した人もいるようですが失敗しているようです。
これは、商品力から供給できる電流不足で失敗する もしくは、設計的にその周波数の信号が使える基板設計になっていないと言うのが原因でしょう。
このあたりを修正するのは難しいと思われます。
また、ソケットにCPUが取り付けられていることからも、交換を前提に考えられているようです。
交換することにより性能を変化させることを望んだわけではなく、現在のCPUのモデルチェンジが噂されているから無くなったときのためではないかとは思われます。
このあたりは弱小メーカーの辛いところでしょう。
 
電源入力が5Vであること。
以前に、OQOのことを書いたときに5V電源であれば一般性があるので、USB電源で駆動できたりというメリットがあると書いていたことがありますが それはあくまでも2A程度の枠に収まっての話。
Everun Noteが通常駆動時にどれぐらいの消費電力なのかはわかりませんが、8Aというとてつもなく珍しいACアダプターを使っているので5Vniよるメリットは生かしにくい状況にあると思われます。
バッテリーはもしかしたら3.7Vもしかしたら7.4Vと言うところでしょうし、だとするとバッテリーの電圧との差が低く充電時間が長くなるのか 昇圧しての充電となり昇圧回路の効率から電流容量が少なくて充電に時間がかかるか発熱に苦労するかとなるでしょう。
外付けのチャージャーがあることからも、後者になっている可能性も捨てられません。
また、5Vで大電圧を送ることには意外に苦労している可能性があります。
大電力な降圧回路が必要なのはCPUへの給電ですので・・・・
意外にこのあたりがCPUのクロックを上がらないふうにした原因かもしれません。
 
内蔵で通信カード様のPCI Express Miniのソケットを持っていること。
これを多くの人が通信カード用と表記していますが本当にそうなのでしょうか?
たしかに通信カードを入れて駆動されている方もいるのですが・・・
ここに入るSSDが細菌登場しているので裏蓋を外すだけでSSDが簡単に増設できると言う仕組みになっている場合も有ります。
Everunがそうであったように SSD+HDDのハイブリット仕様で
32G SSDと60G HDDのハイブリットならシステムをSSDにデータをHDDという使い分けが本体サイズを変えずに行えると言うメリットもあります。
S-ATAインターフェースを搭載した MiniPciExpress SSDカードが世に無いわけではないので・・・・
モデルチェンジで登場するかも。
Eee PCなどでも使われているモジュラー型SSDと同様の話で