先日、怪しいアンロックSIMを試そうとして そういえばロック端末ってあんまり持ってないよなって思ったわけなのですが。
もちろん、何かチャンスがあるとアンロックしてしまうという使い方もありと言うことなのですが・・・
やはり、メーカー保証の使い方でないことからも何かあって起動しなかったらどうしよう等と考えてしまうのである。
とある縁で我が家にやってきた HTC P3600はそういう意味では特殊な端末である。
日本法人がある日本HTCが発売した端末で 日本語版のWM5がインストールされた端末である。
X01HTのキーボード無しというような位置付けの端末である。
今までもアンロック端末と言われる物を持っていなかったわけではないのですが この子は純粋にアンロックな端末である。
勿論、英語版でとかと言うと話は異なるのですが やはり日本人なので日本語が安心なのである。
特に、普段は電話として使っていない端末なわけなので 普段しない設定などを行うときに同じメニューなどでも言葉が違うだけでずいぶん難しくなる事もあります。
最近ではWM5からWM6になり 一層メニュー構造がわからなくなっているのは WM機から離れすぎなのかもしれません。
実際、I780には結構手を焼いています（というか焼くとこまでも来てない）
話は逸れたがP3600ha良い端末である。
一応、Opera ９．５βをインストールして、基本的に後はそのまま（ともあれ我が家にやってきたときにありがたいことに設定済みだったのでそのままともいう）で使っています。
台湾に行けば、FarEasToneのSIMカードを入れて自動設定Wizを動かせばGPRSの設定までを行ってくれる。
無制限に使えるSIMではなかったので、Exchangeの設定と PIEをテキストモードに設定すれば GPRSですが全て同期を行ってくれます。
約2千円ぐらいで、三日間のメールとテキストベースのWEB等をこなしてくれました。
一度フリーズしたのですが、これは恐らくストレージ不足で１Mを割っているからと思い色々と消してみたりするととりあえず１０Mぐらい確保できてその後は順調でした。
そのまま、香港に行ってCSLのカードを入れます。
CSL２というAPNを登録すると、今度はHSDPAでの接続が開始されます。
Operaを使ったタッチパネルオペレーションは 以外に楽に閲覧が可能です。（書き込みは文字の表示がおかしくてできなかった）
キーボードが無いこと。
勿論仕事が忙しかったからなのですが、全くこれで書くことはありませんでした。
すでに書く気すら起きていません。
故に困らなかったともいえます。
そして、通話はヘッドセットを繋いで行います。
標準付属のベルトケースは出来もよく（これは使ってなかったので新品）出し入れも楽で普通の携帯電話を持っているようでした。
ここまで書いていて、それって当たり前と突っ込まれそうなのですが 実はそうでもないんです。
SmartPhoneは発売時期の問題もあるのでしょうが、結構これまでフリーズさせていました。
日本では電話機能を使えないために、強制的にキーを割り付けていたりする副作用なのかもしれません。
基本的に、その機能を使うことを標準に考えていないアプリケーションのせいかもしれません。
そして、最悪のパターンは海外でフルリセットが必要となる事態に入ること。
経験がないかと言うと実は何度か有るのです。
そして、もってはいるのですが日本語化のファイルを全て入れなおすことになります。
レジストリーの変更を伴う作業は結構度胸が必要で、電車の移動中に立ちながらの作業は私にとっては難しく電源の確保されたホテルでのみ行える作業です。
今回は、既にそういったファイルすらも持たず（故に、香港でｉ７８０に手も出せなかったとも・・・）Ｅｘｃｈａｎｇｅの設定とブックマークのインポートファイル程度しか持っていませんでした。
例えハードリセットが起きたとしても、再起動して一部の設定を書くだけで使えると言う安心感が・・・・
当たり前のようにもって海外に出て、苦労しながらでも空港でＳＩＭカードを刺して、山根師匠のＨＰなどを見て設定をする。
そしたら定額だったりと良い条件で利用が出来ました。
もちろん、多くの人は海外ローミング可能な携帯電話をそのまま持ち出して、海外通話の電話代におびえながら通話を行い。または
海外通話の通信料金を知らずに経済的にやさぐれて行くのが殆どです。
一部は、空港でレンタル電話を借りて持ってゆくでしょう。
私みたいに国毎にＳＩＭを入れ替える使い方は不自然なのかもしれません。
それも閉鎖的なロックをしているというのも一員となっているかもしれません。もっとも、多くは陸続きの国がないからと言うのもあるでしょう。
ただ、知り合いが海外に行きます。そのときに向こうで使える電話を貸し出す際に
「これ持って行きなよ！」と貸し出すことをイメージしたときに これならと思えたのですがどうでしょう。
日本語版で、最初から何もしなくてもＳＩＭロックがなくて、そして・・・
何かあってもリセットすれば使えるからという安心感を与えてあげられる端末と言うのがもっと有ってもいいんじゃないと思ったりして。
貴重な端末かもしれないと思ったら急に可愛くなってきました。
勿論、一台で満足できない自分がいてなのですけどね
