禁煙の影響

私は昔から吸わないので関係なかったのですが、一昨日飛行機に乗って少しそう思った。
勿論、私が思っただけで実は何の関係もないのかもしれませんが・・・・
 
飛行機のシートが先日よりかなり変わったものになって、一昨日のものもそうだったのですが・・
よくよく考えてみれば新幹線などに乗ってもシートはかなり変わってきています。
具体的に言うと広くなって、なのですが実は前後の間隔はあまり変わっておらず シートの肉厚を薄くしてその分広くしてなおかつ座り心地を変えずにしています。
私は体が大きいほうなので快適になったほうとなります。
ただ、多くの場合ポケットが小さくなったり、いままで椅子に取り付けてあったテーブルが別製のアームで止められていたりで安定感が欠くような気がするものも少なくありません。
同じなのか、シートの背面がかなりシンプルになって椅子本来お機能に向かっているような気がします。
そしてそれは他の部分でも同じで、手すり等がかなりシンプルになったとおもいます。
そして、座るときに当たっても痛くないようにとがった部分を無くして丸めてあります。
よく見ると横にはかなり細くなっているような気がして 昔のように間のひじ掛けを二人で半分づつ使うといった使い方はとてもできなくなっています。恋愛小説などはせっかくのフレーズをつぶされて困ったかとは思いますが。
 
ここで考えてみると、交通博物館などでも古い列車の席を見るとかなり手すりなどが大きく その手すりの一番前には背もたれのレバーで、その後ろが灰皿のスペースとなっていました。
バスなどでは背もたれが多いようです。
このサイズは聞いたことが確かあったのですが、吸い終わったフィルターが〜本入るようにといった決まりがあったような気がします。
つまりあまり小さくできないわけです。
また簡単に抜けるようにしておかないと掃除ができないということで無粋なサイズとなっていました。
それでもしばらくは、ほんの最近まではほとんどの所で埋め殺してある灰皿らしき空間があるものが多かったのですがようやくデザインするほうもその呪縛から離れることができたのではないのでしょうか?
実際、新しいタイプの椅子にどこにも付けるイメージができないようなものです。
禁煙が広がって徐々に公共の場所で吸えなくなってきているようですが、社会的にも喫煙するというイメージを排除するデザインなどが進んできたのではと思わされたのですが、考えすぎでしょうかね?
代わりにモバイル用電源コネクターのついた椅子等もあったりするのですが・・・・