回線を販売すること+αの部分

I−Phoneのアプリケーションはi−tuneを利用してインターネットからダウンロードする形で購入することが出来ます。
これは、I−Podの時に最初に楽曲のダウンロード(この最初は、仕組みが初めてと言うことではなく I−tuneでの販売形態の最初と言う意味)から始まり、ビデオまでは今までのコンテンツとして進み プログラムまでに至ったという事です。
SmartPhoneも始め通信を伴うアプリケーションは、初回購入コストもありますがその後のサービスの継続にコストが必要な場合もあり こういう形態がうまく当てはまったというところでしょう。
じゃあ珍しいことなのかと言うと 日本の携帯電話はこの方式をとって久しく ゲームなどを中心に色々な物が回線業者を通じて販売されます。
JAVAだったりBrewだったりと共通の言語を異なるプラットフォーム上に載せて実行するわけです。
ただ、新しい機種には多めにつまれたメモリーや解像度、GPSを含め付加されたデバイスがあり 結果的に互換性を低下させ新しい機種の購入に導く為の指標でもあるわけです。
 
I−Phoneのよい所は現状1機種(世界的に見れば2機種)OSのアップデートでどうもCPUの速度は違えどそんなにできる事は変わらないようで互換性に関する問題は現在のところほぼない状態です。
この状況は非常にすばらしい物の、新しい機種への代替需要が停滞することと ライバルとなる機器たちが実装する新しい機能に対応する為に変化しなければいけないときに今までのものが足を引っ張る、若しくは新しく変わったものに対してユーザーの停滞が起きるなどの問題が出ます。
Power CPUからIntelに変化したときは Power CPUの機種にプレミアまで付く始末でしたのでそういったことも発生するやもしれません。
現状、わかりやすい画面に表示されているタスクのみが実行されている仕組みも、一般的なPCのOSのトレンドからは大きく外れてマルチタスクの要求が同じように来たときにインターフェースが破綻を起こす可能性もあります。
勿論、それも十分に私などが言う前に考えられているとは思うのですが・・・
 
対するWindows Mobileは私にとっては迷走の歴史と思われて
マイクロソフトがというよりもSmartPhoneを生産するメーカーやアプリケーション開発会社により改良やカスタマイズされており 共通のOSでありながらまるで違うインターフェースにまで至る機器もあるほどです。
現在のHTCの Today画面などはOS上で常時常駐する形で実行され 当時インターフェースとしてはあまり使われていなかった液晶画面をなぞる様な動きを 入力操作の一部として採用し独特のインターフェースを展開しています。
Touchオペレーションという名前は、発売時期はともかく これだけI-Phoneで「Thouch」を強調された後では二番煎じのように写ってしまうのは悲しいところ。
そして、幾つかのパターンの変化をソフトウエアーの開発側が吸収するべき手法を確立し 幾つかのオンラインソフトウエアーの販売が出てきており、マイクロソフトがそこに参加するという発表がなされています。
いままでの販売会社と異なるところは、そのソフトウエアの互換性や問題を一応OS製造メーカであるマイクロソフトがチェックしてくれると言う部分でしょう。一応なのが悲しいところですが・・・・
 
前述の携帯電話の回線会社は回線を利用してもらうことがメインの商売でそれの対価を頂いているわけです。
ただ、それ以外にもコンテンツの提供は副収入としてあり キャリアの副収入の売上は例えば楽曲に関しては恐らく日本国内ではトップテンにどのキャリアも入っているのではないかと思われる規模になっています。
そこまでの規模になっていれば馬鹿に出来ないレベルと成っています。
それと同様にソフトウエアの提供も、電車に乗っているときに携帯電話を操作している人の何処までがそうだかは判りませんがそこに含まれていることでしょう。
例えばI-Phoneを売っている通信キャリアは 契約上どうなっているかはわかりませんがその売上ごと持っていかれているわけです。
楽曲の提供も、ソフトウエアの販売も、全ての権利を端末メーカーに提供している形になっています。
つまり、その電話が常にそのキャリアの上位を占めているということは それだけの販売を手放して言っているようにもうつります。
勿論、その販売にしがみついて契約者数を大きく失った時にはそれこそ主客転倒な訳なのですが・・・
 
SmartPhoneもその流れに乗っており、SoftBankのみはそのソフトの提供を積極的に行っている物の それ以外のキャリアはどこかよそから取って下さいというスタイルです。
当然、パケットの占める割合が多く 定額の上限までほぼどの状態でも至ってしまう上客ではあるでしょうが 超え方が大幅になる事の少なくなり帯域を苦しめるほうの客でもあるわけです。
楽曲も結果的にキャリアからは今のところ買う方法も無く 全てを手放した状態です。
主軸は回線提供なのでそれだけで良いと言えばそうなのでしょうけど・・・
 

  1. αに拘って、結果的に踏み外す会社は少なくないのですが

ここ二年ほど前には、キャッシュも電子マネーに拠って行き 形態での支払いが主軸になれば クレジットカードの代わりにもなる、コンテンツの購入で書籍、音楽、動画、アプリケーションまで配信するとかなりのものの決済を集めることが出来ると言う キャリアの戦略は凄いなどと書いていました。
ここに至ってそういったものを手放す方向に動いていると言うのはどういう方向性の問題なのでしょう。
電子マネーも、分かれたりくっついたりと 最近では少し怪しげになってもいますし 宣伝もあまり見なくなりました。少なくとも携帯電話に付いているという意味では。

  1. αではなく 実を追求しだしたと言うのであれば 目指す先は何処を向いているのかなどと ちょっと思って見たりもして・・・・