Sbp Mobile Shell

Sbp Mobile Shell V3の発売に合わせて 株式会社ネクステッジテクノロジー(URL http://www.shareEDGE.com)より試させていただける機会を頂きましたので(応募したともいう)インストールし試してみたいと思う。
といっても、今日のところはただようやくインストールしただけというレベルである。
 
Sbp Mobile Shellとは何だ?
ということなのですが、一言で言えば「高性能なラウンチャー」です。
もちろん、こんな簡単な言葉でくくられるほど程度の低いものでないことは順次進めて行きたいところなのですが
まず、SmartPhone それもWindowsMobileを使うにあたって 最も大きな特徴はWindowsインターフェースであるということでしょう。
国民の1/3がPCを操作する環境にあり、その9割以上がWindows OSを使う。
この状況であればPCライクな操作性が違和感なく使えるとマイクロソフトは考えたのでしょうか、非常に近いインターフェースを持っています。
ベースとなるWindows CEにおいてはそのままといってもいいレベルで、その上に携帯デバイスとして特化された端末に対するカスタマイズを施されたWindows Mobileにおいてもその傾向は強く出ています。
それがWindows Mobileの強みでもあるのですが 反面弱みでもあります。
 
SmartPhoneの元祖を紐解けば 人によってNewtonだったりPalmだったりPISONだったりと答えは変わるでしょう。
電子手帳という人も居るでしょう。
元祖はともかく、それらの良い点を取り入れたり 切り捨てられた点なども含めて現在のSMartPhoneの市場があり NOKIAやI−Phone等と同様に使われています。
スタートの異なるWIndowsMobileは、拡張性に優れカスタマイズの深度も高くは出来ていますがそれゆえの欠点も併せ持ちます。
例えば、I−Phoneのユーザーなどはプログラムのインストールにおいてもそのプログラムが基本的にI−Tune経由でインストールされる仕組みを持ちネットを探し回ってインストールするような事はあまりありません。
インストール後も、そのプログラムがどこにいるのかや、ファイルの場所を指定して操作したりするようなことは恐らくI−Phoneを使うユーザーの多くは意識しては居ません。
また、操作も画面上のアイコンをタッチする操作で殆ど全ての操作を完結し手しまいます。
故に非常に少ないボタン構成となっています。
それに対してWindowsMobileを搭載する機種の多くが二つのアプリケーションボタンに通話・終話ボタン、4(8)Wayキーに決定ボタン、WindowsボタンやOKボタンがついているものも多く 機能にカメラがついているとそのボタンもあります。
これだけのボタンを使った操作を基本操作としているので、その性格の違いをはっきり感じることが出来ます。
しかし、I-Phoneの影響かその操作を画面のタッチだけでも良いのではないかと思わせる動きが現在進んでおり、HTC社から発売されている Touchという端末などが画面のタッチパネルだけで多くの操作を可能にすべく設計されたものとなっています。
なのですが、大きくI-Phoneなどと異なるのは 「OSがその操作を実現しているのではなく、追加されたプログラムが画面の操作を拡張している」という点なのです。
起動するアプリケーションはそのままに、そこに至る操作感を大きく向上させる目的で作られたプログラムで分類的には「ラウンチャー」と呼ばれるものと成るのでしょうが 標準で持っている「Today」という画面を拡張するのではなく置き換えるという使い方になります。
 
Sbp Mobile Shellには大きな機能が三つあります。
ひとつは待ち受け画面の構成です。
携帯電話を想像していただけると分かるかと思いますが、電源が入っていれば時間が表示されていると思います。
同様に、Sbp Mobile Shellはその画面に標準で見やすく時計を表示したり カレンダーを表示したりという機能があります。
また、メールの受信なども標準のものと異なりアイコン表示にし非常にグラフィカルに表示されます。
二つ目の機能は、この商品の分類であるラウンチャーの機能
画面上にプログラムをアイコンを配置し、よく使うプログラム等を簡単に起動できるように設定できます。
三つ目の機能として 画面の拡張機能があります。
Todayの拡張を行いながら利用していた人なら良く分かると思うのですが、徐々に拡大されているとはいえ3インチ程度を最大とする画面サイズです。
多く情報や、アプリケーションの起動アイコンを画面に貼り付けてゆくと どうしても画面が狭すぎることに悩むこととなります。
画面を指でスライドさせることによって、まるで本のページをめくるかのように切り替え 使い分ける機能があるのです。
本のページをめくるようにというのは人間の視覚的に分かりやすいこともあり 最近の流行の3Dのアニメーションも付加され非常に触感的に分かりやすいインターフェースとなっています。

続く・・・・・