モバイルWiMax

まずは最初にお詫びをしなければいけない。
なにも調べずに適当なことをいうものではない。
WiMaxなのですが、UQWiMaxは通常いうところのWiMaxの中でもかなり改良をされた後のもので 携帯電話と同様のエリア確保を行っているものだそうなのです。
今日は話を聞きに行ってきました。
 
まず、UQ WiMaxでは 3Kmのカバー範囲を持つとのことでハンドオーバーなどの問題は携帯電話並みに考えることができるとのことなので 携帯電話と同様に使えるということです。
ただ、速度の低下に関してはその影響をやはり強く受けるようで
アンテナが一本しかたっていないところでは がんばっても数メガ程度の速度となり 携帯電話(HSDPA)にたいしてのメリットが出にくいとのことなのですが これは携帯電話を使っていても同じこととなるでしょう。
故に、モバイルにおけるWiMaxのデメリットをあまり考えなくても良いとのことなのでそうなのでしょう。
あとは機器とエリアの問題となるのでしょうが・・・
 
という訳で、UQ WiMaxさんのご厚意でWiMaxを試す危機をお借りしてきました。
と言っても、現在「Try WiMax」というキャンペーンを行っていて 15日間に限り無償でテスト機を貸していただけるというお得な情報が。
大手量販店では店頭でも募集を行っていますので。
必要なのは20歳以上で、クレジットカードを持っていて(持ち逃げられないようにでしょう)、個人を証明する書類、あとはメールアドレスがあればOKなようです。
私がお借りしたのは UG010K&UD010Kという組み合わせで このセットは最近始まった流行でしょうか?
無線端末とUSBモデムの組み合わせです。
では、まず開封してみましょう。


箱が二つと思えば、同じ箱に二つ入っている形となる。
これで、販売時には19800円とななるそうですからかなりお得な価格であることは確かです。
モデム単体でみた場合約13000円〜約16000円の販売価格となるのでかなりお得感はあると思います。
けいやくは、モデムと通信契約は完全に切り離されていますので モデムの代金が毎月の支払・・・とかというタイプではありません。
1か月未満の解約でなければ 特別な解約料も取られません。
こういった契約は非常に分かりやすいものとなります。
 
ルターのほうはこんな感じ

見た目のいめーじでは最も近いのがPLCアダプターなのですが まあそんなに大きなサイズのものではありません。
十分にモバイルで使えそうなサイズのものです。
で、このあたりはスペックでは出てないのですが、まずこちらの写真

インジケーターの写真なのですが
上から パワーLEDである Power
二つ目が モデムの電波強度を示す STATUS
三つ目が ワンボタンでせきゅ里程接続を自動的に行う WPSの待ち受けを示すインジケーター
で、最後なのですが BATTERYのインジケーターなのですが これに関してはまったく取扱説明書もパスしているという秘密のインジケーターです。
で、この写真

どう見てもバッテリーの入るとしか思えないサイズの穴があります。
三本の電極はおそらくここにリチウムイオンのバッテリーを入れることとなるのでしょう。
サイズ的には、PHS−300のバッテリーが最も近く厚みのみが もう少し厚く15mm程度の厚さがあるので推定ですが2500〜3000mAのバッテリーが収まるサイズです。
PHS−300と同程度の消費と考えるなら3〜4時間持続するモバイルルーターとなる可能性があるのですが
ここは想像でしかありません。
これはなかなかのヒットとなる可能性があります。
将来的には楽しみな機器ではあります。
 
では、モデムのほう。
これはルーター付きのモデルなので 少し大きめのモデルとなります。



大きさは隣のD11LCと比べてもらえばわかると思う。
大きくは無いのですが、小さいとは言えないサイズです。
USBコネクターが折りたためるのは良いのですが 同社の他のモデルのようにUSBコネクターが回転できたりはしません。
実はこのモデムどう逆立ちしても 工人舎のSCには入らないのです。
片方はバッテリーのところの取っ手に干渉してはいらない。
他のPSでもこれはそうですが、盾形のコネクターにさすとPCが浮いてしまいます。
結果的に全く使えないとなってしまいます。
多くのこういったモデムのように 数十センチのUSB延長コネクターが付属していたり L型のアダプターを付けるだけで解決できる問題なのでなんとか対処してほしいと思われます。
結構な人がこのルーター付きモデルを選ぶと思いますので できればというところ。
 
では、PCにつないでみましょう。
USBコネクターをさすと そのままCD−ROMドライブとして認識されて 自動起動を指定しているとインストールが始まります。
Windows XP,Vista、7RCどれも内蔵されたドライバで自動的にインストールされました。
インストールすると一度再起動を行い、この接続プログラムが常駐する設定となります。
いやな場合はアプリケーションを起動し 設定で変更することができますので。
インストール自身は簡単なのですが、WIんどws認証の取られていないドライバーのようで VISTA以降のOSの場合はセキュリティの警告を何度か聞くこととなります。
気を付けてほしいのは初期出荷のモデルから 一部アプリケーションがアップデートされています。
安定性に関するアップデートなのでぜひアップデートをお勧めします。(と言われました)
基本的に初期導入の設定では自動的に電波をつかみ接続を行う設定となっています。
それは良いのですが電波状況の悪いところでは たびたび接続を試みますので 携帯電話と同様バッテリーの消費がかなり激しくなりそうなので 使わない時には外すなりの手順は必要となるでしょう。
 
USBモデムにさしてルーターとして使う
モデムを直接USBモデムにさします。

で、ACアダプターをさして底面の電源を入れると起動します。
当たり前ですが全く何の設定も必要ありません。
PCとの接続は、底面にSSIDとWEPキーが書かれていますので これをPC側の接続時に入力するだけで接続できます。
WPSもりようできますのでそれで認証する方法もあります。
それ以外にはリセットボタンしかないので操作は非常に簡単です。
ひとつあれなのですが 非常にチープな作りです。
特に電源ボタンは何と言ったらいいのでしょう、指の太い人なら入らないというか
まあ、質感から行ったらSDカードの書き換え禁止レバーを動かすような感じ。
もし、電池を入れる運用となるとこのあたりはどうかと思ったりするのですが・・・・
じつはバッテリーを付ける部分ができてないのでここもチープとかと疑ってしまいそうです。
 
で、気になるところを聞いてみたのですが
今回時に注目しているのは、一つの契約で追加料金を払うだけで 三台まで登録できる点。
同じ電話番号で3台の携帯電話をつなげるような話。もちろん着信がないからできる話ですが
同時に通信できないという話だったのですが(これはサイトにも書かれています)実際に接続したらどうなるかについて。
実は通常の感覚では 先に接続されているものが優先される訳ですが、このばあい後から繋ぎに行ったほうが優先されます。
繋いでいる最中にもう一台が接続に来た場合 最初に接続に来たほうが切れてしまうようです。
ところが、切れると自動的に再接続に行くのがデフォルトなので 先につながっていたほうがつなぎにいって 後のほうが切れる。
後のほうの再接続が働いて、先のほうが切れて・・・・となってしまうみたいです。
先につないでいるほうはびっくりする訳なのですが。
で、このあたりから重要なのですがADSL等と同様なのか 携帯電話と同様なのかという点ですが
契約は同一の家庭になるのではなく、個人に帰属する契約となること。
つまり、三台の機器を登録できるのですが 使うことができるのは家族ではなく個人に帰属するという点です。
つまり、体は一つなので三台は使えないだろうと・・・・
ただ、同じ場所であれば 上記ルーターを使って複数の接続を行うということはできます。
そして、複数人で使った場合なのですが チェックはしてない もごもごなんて話でした。
 
今日はなんか機器説明がくどくないですか?
実は いきなりスピードテストから入りたかったのですが・・・
自宅はHPからは△エリアの ギリギリの地点。
ええ、ぎりぎりでつながりもしません。
つながらないものどうやってもチェックできないのです。
と、言う訳で 下手するとこのままつながらないままお返しすることになるのではというのが現在のところ一番の心配点です。
どこかつながるところで 改めて接続レビューを・・・・