Wireless Wifi/Wimax Link 5350を買った

Mini PCI Expressの Intel Wireless Wifi/Wimax Link 5350を購入した。
写真で見る限り微妙としか思えない質感だったものの、裏面に部品が実装されていることからも最低限ES品だろう(Not ESにんはなってました)と購入しました。
ところがっ・・・・

見てもらえば分かる通り 手前が5150のFakeで向こうが5350のFakeです。
Fakeかどうかは分かりませんが おそらくそうであろうと思われる点が二点。
 
一点目はラベルである。
Intel純正のシールの場合シール裏面に着色がしてある。
今回の5350にはそれがありません。
もちろん、5150にもありません。5150はFakeとして購入したのですから当たり前です。
で、よく見てもらうとわけるのですが 型式に関しない番号が日付も含めて同じなのです。
5150のアンテナが2本のところ3本ラベルがあるというのは解りやすいお茶目さんですが、双方のアンテナマークのかけ方までが同じです。
文字も当然で、この子たちはおそらく同じ故郷の生まれなんでしょう。
もしかしたら生き別れたお兄さんと妹かもしれない・・・・ 感動で涙が となる訳は無いのです。
 
二点目は ドライバーがインストールできない事。
5150と5350は実は同じドライバーパッケージとなっています。
ドライバーを用意しておくと、どちらも同じパッケージからインストールされます。
というわけで入れ替えてみました。
三本アンテナのWifiカードとしてはOkでした。
で、WiMaxなのですが これが見つからない。
ドライバーのインストールは実は複雑な経路をたどります。
まず、USBのドライバーがインストールされます。
MinPCIExpress上に実装されたWiMaxのチップはPCとはUSB接続されます。
故に、カードが入るとUSBが一つ増えるのです。
そしてUSBに刺さったWiMaxカードとして認識されるわけです。
そこからドライバーのインストールとなるのですが いきなり5350というチップがインストールされるわけではなく2000番台のコミュニケーションチップの認識後WiMax部に繋がるという経路をとります。
で、このカードの場合USBへの接続が認識されないために USB側のタイムアウトが発生するまでそのまま待ちが発生することとなります。
で、5100を試しにいれて同じことをやってみると 同じ状況になるわけです。
どこまでの実装がなされているかは解りませんが、USBの機器が認識されていない若しくはタイムアウトするという状況となります。
ちなみに、WiFiLink5300のドライバーだけを入れた場合 デバイスドライバー上は「!」も出ず 何もなかったこととして認識されます。
このカードはWifiLink 5300か若しくは、5350の故障等の理由ではねられたカードのリマーク品のようです。
5300には無い裏面の多くの配線の実装から5350であろうと推測していたあたりが甘かったようです。
 
これも勉強ですが、ちょっと痛かったですね(笑)
兄妹の再開に 取りあえず乾杯という事で・・・・