ああ、至福

キーボードを交換した。
Latitude E4300のキーボードが先日香港に行ってからおかしくなったのでようやく部品で入手し交換した。
Yahooオークション経由で入手したキーボードは中国から空を飛んで我が家にやってきた。
余談ではあるが、キーボードは子供が受け取ってくれた。
「中国から荷物が届いている」と子供がくれたメールに
「ありがとう」とメールを返したところ
「いえいえ礼にはおよばんよ」と返ってきた。
子供の成長に驚く限り。
小学六年生である。
到着したキーボードはデスクトップ用の箱に入っており、箱を開けるとなんと最初に出てきたのはサンタ帽。
最近ではTwitterのアイコンによく登場するあれであるが、とりあえずLatitude E4300に被せてみたが 「やめろ!!」と主張しているようだったのではずしてあげた。
 
今回到着したキーボードは今まで使っていたものとは少し違う。
残念ながら期待を外して申し訳ないが、日本語版キーボードである。
これはリモートデスクトップで使ったときに、日本語キーの機械とキーアサインが変わる事があり仕事に影響するからである。
今回の少し異なる点は、「背光」と書いてある(このあたりは中国の方なのでしょうがバックライト付きと表記しないと日本人には分からないと思います)キーです。
何故これかと言うと やはり暗い所で光るキーがかっこいいからである。
ノートPCのフルキー全体が光るなど あまりにもうれしいではないか・・・という理由だけではありません。
今回のキーボードの故障には幾分心当たりが無いわけではない。
どうもキーボード背面のアルミ板が使っているうちに湾曲してきたことによるものだと思われるからである。
打鍵の強い私ならではと言っていいのかもしれない。
それが何故バックライト付きなのかと言うと、バックライト付きは背面にバックライトが付いているからその土台の強度が増しているのである。これで今後も大丈夫だろうと思っていたからである。
もちろん、ラインナップとして付いていないものは販売されていないというのも大きいのであるが(笑)
で、付け替えを行った。

実はすでに10度は付け外ししているこのキーボード 付け外しはなれたもの プラスチックのふたを外してねじを三本はずす。
そうして両サイドをわずかに曲げて爪を浮かしておもむろにLCDパネル側に引っ張るのである。
キーボードの端はエッジコネクターになっているので引っ張れば外れるのである。
そして新しいキーボードをつけるわけであるが バックライト用のエッジが増えている。
キーボードを並べてみるとわかるのですが、幾分趣が違う。
例えばNumキーモードのときに使う数字が 今までのものはうっすら赤い色が付いているのに対して新しいものは白である。
Fnとのコンビネーションも青ではなく白である。
判りにくいと言えばそうであるが、日本語キーを英語キーに変えたように見えるほどシンプルになってこれはうれしい。
良く考えたら当たり前でバックライトで背面から透過しているので色を変えたりできなかったわけである。
当然キーボードの裏側にはバックライト用の台が付いていて強度がかなり強い。これは予想通りである。
止め付けは簡単で逆の手順で取り付けてバッテリーを付けて電源を入れると画面が付くのと同時に瞬間であるがキーボードに明かりがともった。
単純にこれはうれしかった。
 
Fnキーと右カーソルキーを押すことで点灯を切り替えることもできた。
「やったー!!」と思ってOSを起動するとこのキーでメニューが出てくるあたりもDELLの本気を感じます。
で、この文章を書き始めているのですが ここからがタイトルの至福というわけなのですが・・・・DELL Latitude E4300はどちらかと言うとエグゼクティブモデルで少し高級感のあるモデル。
故にキーボードももともとそう悪くないのである。化なる薄く作られたキーはストロークの無さをわずかに打鍵感の途中で変化するタイプのキーで奥行きを感じさせるような細工もしてあり悪くないものです。
ですが付け替えたものはそれにも増して良くなったわけです。
ノートPCのキーを触っている人なら少し押してみてくれるとわかるのですが 例えば「K」のキーを見ながら少し強めに押してもらうと「I」とか「L」とかが少しへこむのが分かると思います。
このわずかな凹みが時折ブラインド時に変な方向に当たったりして気持ちが悪いのである。
ところが背面が強化してあるので変えたキーはそのへこみ量が著しく少ないのである。
うまく手を浮かして打っていると 本当にデスクトップキーを触っている程の感触なのである。(安いものはデスクトップ用もへこむんですよね・・)
正直これぐらいの文章を書いているだけで顔がニヤけてしまうわけである。
この直前まで書いたところでタイトルを書き換えたわけである。
この気持ち分かってもらえるだろうか・・・ 思わず爪を切りそろえたわけである。
 
たったこれだけのことであるが、DellのLatitude E4300(おそらくLatitudeの現行は全て同じ??)を買われる方はバックライト付きキーボードの採用を強く勧めるものである。
また、自分で交換できる(簡単)能力のある人は 部品で購入し一度交換をお勧めする限りである。
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/125375380と同じものです。