やっぱりか・・・ 新ATOMの発表にて

ATOMPCI Expressの出力がCPUからなされていません。
サウスブリッジとなるべきインターフェースチップより PCI Express×1のポートが1本出ているのみ。
グラフィックカードを搭載するには チープな構成となります。
で、何が困るかというと Nvidia IONチップセットで対応していたような HD画質の動画対応などは新ATOMでは期待薄となるわけです。
じゃあ、旧ATOMのION搭載PCをとなるかもしれませんが 実は来年第一四半期で旧ATOMの受注は終了。
せっかく開発した Nvidia IONはお蔵入りとなるわけです。
これじゃあたまらない・・・と言いたいところなのですが 今後ARMとの結びつきを考えてリリースされたチップなのでそちら方面に。
 
で、ここで逆転現象が
例えば、Androidを搭載したタブレット等がHD画質のビデオを簡単に再生して Intel Windowsの動くPCでは苦しいと言う パフォーマンスが高いと言う利点が失われてしまう可能性が・・・
でも、実は打開策がないわけではない。
それがBroadcom Crystal HD Enhanced Video accelerator 型番的には BCM970012というもの。
ULCV PCにはすでに搭載したものもあるのですが Mini PCI Expressカードで挿入されるだけでHD動画の再生補助をするチップです。
ありがたい事に、現行ATOMでも動作するカードで、上記スロットのあるPCであれば実験可能です。
もちろん、欠点がないわけでもなく 再生できるプレーヤーが専用のものに限られたり そのプレーヤーが実は売ってない(HP等の添付ソフトを借りてくるしかない)という点で 限りなくライセンス的に黒に。
ただ、E−Bay等のオークションにも出てきているので 不満のある人は試してみることもできます。
(って、ひどいじゃんかーな情報ですね)
新型ATOMでは搭載したPCも揃いそうなので、楽しみでもあります。
 
新型ATOMに関しては出生からすこし禍々しいものを感じたりするわけです。