Viliv S5のDCコネクターの問題について

コメントにもいただきました 過去の記事でViliv S5のDCコネクターの破損を書いたわけです。
基盤のパターンが浮いてしまってコネクターを指しても給電できないと
パターンを貼りなおしてとかいうのもコメントでいただいていたのですが このような状態です。

真ん中あたりの四角いところなのですが ひとつだけ色が銀色でないところが・・・・
このようにパターンがまったくなく スルーホールからパターンが来ているので 救い出すこともできない。
もちろん、裏から取ればいいのですが 電線を引き出す場所がないのです・・・
非常策として、このスルーホールに極細線をはんだ付けして・・・・なんて手法もないわけではありませんが DCコネクター部には使えません。
なぜなら 5V3Aの電流量は馬鹿に出来ず こんな線では。
また、あまりにも接続の柔い方法では長持ちしないわけです。
恒久的対策には程遠いわけです。
 
写真でわかるとおりに既にコネクターは外されております。
そして、電源回路だし・・・・というわけでそばのコンデンサに行ってそうな気がする ということで スルーホールからコンデンサまでの導通を測ってみるとそれっぽい
というわけで表面に実装されている チップコンデンサの端子から電線を取ります。
ほかの二本は 銀色に光る四角いところから。
そして、コネクターを抑えていた 鉄のバーは電線押さえに早変わり。
ネクターそのものも生きているようだったのでそのまま転用。
で、出来上がりはこんな感じ。

外にケーブルを出してコネクターを付けたわけです。
 
実はこのつくりに以前からしたかったというのもありまして
もちろん、USB端子が逃げてくれるのが最も良いのですが 左端に端子を集めすぎたので あまりにも近すぎて 干渉する機器がありまして
DCコネクターそのものは大きくないのですが 直線で何センチかはでてくるので そこに逃げが効かなくて組み合わせによってつかない機器もあって・・・
というわけでこの状態で動作まで確認できてますので しばらく使ってみてなのですが・・・・
written by HatenaSync