あんどろあんどろ ナビ

昨日、IS01を購入しました。
とりあえず、Wifi運用でしばらく使ってみようと思います。
試しに・・・・という段階でパケットを消費するのも嫌なので Pocket Wifi似でとりあえず外では繋いでみようかと・・・・
 
とりあえず やはり印象は速いというもの。
今回のモデルは「黒」なので前回AUさんに見せていただいたものに比べてずいぶん普通に見えます。
表面処理は賛否両論別れるでしょうが 「つるぴか」より「ざらつや」のほうが普段使いには良い気はします。
最も指紋は目立たないのですが、何とはなしに汚れたイメージになるのは色が黒だからか 私の手が汚いからでしょう。
最初に撮っておけばよいのですが つい触ることを優先するので もう遠景しかとれないかもです(笑
自宅のWifiと繋ぐとことによるとPCより速いのではと思わせるほどですが これは機能とのバーターの問題
OSのバージョンが1.6であることからも Flashも使えませんし Javaも微妙な動作をしたりします。
それでも Youtubeだけであれば専用のアプリケーションが同梱されているので これで見る分にはびっくりするほど高速なわけです。
もちろん、まだ何にも入れていないというのが大きいのでしょうが
 
実は、Androidを触るのはともかく 自分で購入したのはIS01が初めて。
以前にNexoneをお借りしていて いいなと思いながらの今回の購入。
AUさんのおかげで ダメだったとしても8円/月で維持できるお手軽さがポイントですが。
あと、Google Naviが魅力的であったというのが最も大きなポイントでした。
回線の問題はありますが これが実用的なら通信コストはほかにも共有するとするならもっとも安いカーナビの一つとなるわけです。
というわけで いつも通り通勤のお供となるわけですが・・・・
 
Google Map NaviはGoogleクラウドサービスの一つで 端末の位置情報から地図を表示するGoogle MAPに車で使うガイド機能を設けたものです。
IS01には、GPSとコンパスとまあ使っているかどうかはわかりませんが加速度センサーが付いているので一応PNPなどと呼ばれるものと同等の一性能があるわけです。
一応お断りしておきますが、本来AGPSという携帯電話の基地局との電波状況から位置を特定するサービスも備えているのですが SIMカードを抜いて運用しているのでこの機能は利用できません。
また、3Gモデムの場合AGPSの為の情報をWifi越しに伝えることのできる機種もあるのですが 今回、WiMaxを通信手段に使っているのでその機能は働いていないという状況での移動となりました。
 
まず、WiMaxルーターの電源を入れてWiFiIS01を接続して準備完了
「ナビ」と書いたアイコンをタップしてNAVIの起動です。
「目的地を音声入力」
「目的地を入力」
「連絡先」
「スター付の場所」
(一度以上使うと 「最近の目的地」で以前に検索された目的地が表示されます。)
の4つのメニューから行き先を特定します。
最初の二つはカーナビでは当たり前のものですが、「連絡先」はGoogle Mailなどでアドレス帳を登録して住所まで入力しているのであれば指定するだけで使えます。
IS01には名刺を読み取って住所を登録する機能もあるので、あらかじめ相手の名刺などをもらっていれば カメラで読み取って行き先に指定するまでの流れができます。
このあたりはSmartPhoneならではの便利な機能です。
そして「スター付の場所」では 自分で登録した場所が行き先として指定できます。
今までに携帯電話などで ここで食べたご飯がおいしかったなど登録してあれば その場所が端末は違ってもGoogle内に記憶されていますので使えます。
また、スターの共有などがなされていれば グルメな友人の(ってなんで全部食べ物関係??)行き先なんかも教えてもらってゆくこともできるわけです。
ちなみに、音声で自分の会社名を指定してみましたが 読み方が悪いのか別のところが出てしまいました。
まだ、キーボードからのほうが早いかもです。
 
では行き先を入れて検索をかけると 意外に早く(10km程の行程)すぐに表示がなされました。
検索ルートの検索方法では 高速・有料道路の通過程度しか指定が無くこのあたりは専用機に比べて劣る機能かも知れません。
通過点等を変更してなどは手間取ってしまう事でしょう。
約3分程度で現在地もGPSでつかんでくれましたので このあたりは標準というか優秀です。
それでも比較的素直なルートを表示してくれました。
案内が始まると音声で案内がスタートします。
交差点など曲り道を超えると 次の交差点の曲り方向や距離を読み上げてくれます。
交差点に近づけば交差点の地図を拡大表示してくれます。
専用のナビのように別なイラスト表示などは用意されていませんが 実際の地図の拡大なので どちらが見やすいかは意見の分かれるところでしょう。
イラストに関しては 実際の地図と異なったりすることがあるのと 地図の種類がいきなり変わるので 嫌がる人もいらっしゃいますので
今回は通常の交差点、高架下の交差点、側道への分岐等を走ってみましたが どれもGoogleの用意する地図にその部分が記載されていたので 迷うような(もちろん道は熟知していますが)表示ではありませんでした。
さすがに高架をUターンしてすぐに曲がるという交差点では 高架をUターンしたときに衛星をロストするので 案内が遅れたりするのですがこれは専用機でも恐らく同じでしょう。
本当に車に取り付け車軸から移動距離を取るタイプでもない限り このあたりはしょうがないところでしょう。
ただ、コンパスを内蔵しているおかげで方向を常時とらえているので 曲がったことは認識している点は優秀です。
 
ちょっと意地悪をして まっすぐ走る道で路地に曲がってみたのですが
すぐにそれに気が付いてリカバリーするためのつーとが追加で表示されました。
全ルートを再検索するのではなく、本ルートに復帰するためのルートを表示したので 一般的なカーナビでは全ルート再検索することが多いので 面白いやり方かなと思っています。
短いルートの再建策なので非常に早く表示されます。
分岐の少ない長い道などではどうなるかは試してみたいところです。
案内は、住所と場所をかなり細部まで特定できるGoogleMapの強みで
「目的地近くに到着しました」という案内が多いナビに対して、場所の前まで案内するというところは好感が持てます。
 
使ってみてどうか・・・というと かなりシンプルな案内で恐らく日本の車に据え付けるタイプのカーナビしか使ったことのない人にとってはシンプルすぎて なんだか気が抜けてしまうかもしれません。
機能としては細かい点を抜けば必要最低限がそろっているというレベル。
地図の豊富さや、ポイントを絞り込む手法に関しては カーナビなどは足元にも及ばないかと思います。このあたりは圧勝です。
地図の新しさに関しても 常に新しいというのは大きなメリットです。
ルートの検索で渋滞情報などが今のところサービスされていませんが いずれサービスに加わる(海外ではある)と非常に 携帯型ナビに比べてメリットが出ます。
他にも天気によるルート案内など クラウド上に持っている情報が豊富なため 今後もアップデートが繰り返されてゆくことでしょう。
例えば最近では「岸和田だんじり祭りの予行演習の為に通行止め」の道路に行ったことがあるのですが(って 予行演習で通行止めは考えなかった・・・・)そういった情報も乗ってくると カーナビも通信機能ももたないと・・・・なんて
そのうち「オービス」なんてグループが出来て参加しておくと 星マークが地図の上に出たりするのかしら??

written by HatenaSync