品質は同じじゃないんだけどな??

Flet's光で快適光生活!!なんてタイトルで宣伝していますが 快適ですか?
まあ、ADSLに比べてどうだというと快適なはずです。
何度も書きますがベストエフォートなので 100Mは最大速度で何人で共有するかと何人で同時に使うかで当然速度が変わってくるわけです。
Flet'sなら同じじゃないの?と聞かれれば Flet's網は同じでも So-NetだったりBiglobeだったりの経路を通過してインターネット網に出てゆくわけですから その中の速度によってはスピードが変わってしまうわけです。
 
「どれも同じ」なんていうのをキーワードにしたCMがありまして、これは保険会社の物なのですが そうじゃない事を強調するためにこの言葉を選んだわけですが インターネットの速度もこれに影響を受けます。
実際、プロバイダーによって速度はかなり違うわけです。
この辺りはSpeedtestさいとのランキングなどを見てもらうと一目瞭然で遅いところは明らかに遅いわけです。
それでも問題にならないのは さほど速度を求めていないという事が明らかになる点なのです。
なぜならですが 例えばWindowsOSを利用している人ならわかりますが Windows Updateの時にどの回線を利用しても速度が変わらないことが解ると思います。
送信側が意図的に速度を調整しているからで Windowsのアップデートのように世界中のPCがアクセスしてくるサイトなので 無制限に受け入れるというのはリスクが高すぎるからでしょう。
故に、この速度の変化が理解できないわけです。
どころか、最近固定回線をモバイル回線に切り替える人もいたりして・・・・
40M(これもベストエフォートだけど 無線は有線に比べてもともと効率が悪いので 10Mぐらいが最大かな?)が最大のADSLの最高速度と同等に近い物が 普通に無線回線で手に入るわけですから驚きなのと同時に、この回線でも実はあまり不自由はしないというか我慢できるという不思議な感じとなります。
 
回線速度はモバイルではPHSの32kからスタートして64k、128K
3Gに移行して 300K+となりました。
HSDPAが始まって 1.8Mから3.6Mになって 最近では7.2Mとなっています。
WiMaxで40Mだったり HSDPA+で21Mだったりと高速に移行しています。
固定回線では 1200bpsのモデムから(300bpsほどの年じゃあないんだからね まだ記念に持ってたりしないんだから!!)2400bps、9600bps、14400kbps
ISDNになって 64K、128K
ADSLで1.5M、8M、12M、24M、42M
光に入って 100M、200M、1000Mと時代を一緒に生きてきたわけなのですが
とにかく増速には敏感で追従できる限りは・・・・だったわけです。
さすがに1000Mには行っていないわけですが それ以外のほぼ全部を何らかの形で経験してきました。
 
一時期WEBで流行語となった「リッチなコンテンツ」は結果的に増速を促し スピードが無いとみることのできないコンテンツにあふれて増速を繰り返したものの
コンテンツの見た目ではなく内容を重視し始めると ちゃんとWEBを使えている人なら リッチすぎるコンテンツを使わなくても良いという結論に至るわけです。
もちろん、提供する側の意識も変化して、一時的な広告で目を引きたいものでもない限り 画面全体を動かすようなFlashなど見なくなりました。
一時期は新しい商品が出るたびに 新しいドメインを用意して 画面全体を覆うコンテンツで溢れたものですが 一度見に行くのには良いのですが 何度もそんなところに訪れたくはならないわけです。
故に速度に対して さほど敏感にならない層の人たちが生まれたことにも納得のいく話です。
じゃあどこが速度に対する分岐点となるのでしょう?
 
WiMaxの速度が使えると判断できる一つのポイントに Ip音声電話の利用が可能であることも大きなポイントです。
具体的に言えばSkypeなどでも 音質的にもかなり満足のゆくレベルの通話が出来ます。
3G+だとダメなのかというと、それなりという表現が正しい程度です。
動画サイトもたいていはOKなのは 送り出し側の回線にも限界があり とてつもないビットレートの動画配信をたくさん行えばそれを支える回線と施設の維持が大変すぎるからそこまでの物を用意しないわけです。
つまりリッチも行き着く先が見えてきたという感じなのです。
もちろん、P2Pなどでファイル交換する人は別としてなのですが・・・・・
 
2012年にWiMaxは尚の高速化を行うようですし、実行速度で100Mに到達する可能性も出てきました。
そのほかLTE等も高速化の規格を順次 発表しています。
誰のための高速かなのだ?というもんだいが出てくるのは以前からよく書いています。
ただ、その際に回線そのものは順次高速化を続けているからと言って プロバイダーも順次高速化を行っているとは限らないわけです。
それに関しては まったくその情報を得ることが出来ない状況です。
ユーザー数と 駆動率、回線の太さが解っていればそれなりに計算する方法はあるものの 実際その通りかどうかは実は抱えているコンテンツが消費する量も抱合しないと解らないわけです。
これが負担になっているかどうかわかりませんが 例えばAndroNaviはBiglobeのコンテンツです。
これは世界中からアクセスされ・・・・とすると そのコンテンツゆえにそのプロバイダーを利用しているユーザーの速度に負担が出ているかもしれないわけです。
勿論、コストの面で使っている回線は日々変化しているでしょうし
だれも話題にしないのですが そのあたりどうなってるのでしょうね??

written by HatenaSync