物の価値と対価

物の価値があって、それに伴う対価があるわけです。
価値は創造性だったり アイデアだったり、物だったりするわけなのですが これが販売方法だtt利することもあるわけです。
販売方法となると メーカと言われる物を作る側だけの問題ではなく流通までをも含めた構造となるわけです。
いま、この部分が大きく変わろうとしているのは世間の認めるところだったわけなのですが。
 
電子書籍のもっとも速いメディアとして早くから注目を浴びたのは「新聞」というものです。
どのコンテンツキャリアでも 入り口となるところには時事ニュース等を置くようになってきています。
グループウエアの機能として、ニュース配信などを上げているものもあるぐらいです。
検索エンジンも、トップページに時事ニュースとか天気を入れるのは当たり前になっています。
ニュースを編纂する側が意識してか、そうでないのかはともかく 最も早くインターネットに馴染んだメディアではないかと私は思っています。
まとめサイトや集めて評価するサイトまで今ではできています。
これらは無償で提供され(実は広告収入を得ているので無償なのは見る側だけですが)、要約されたニュースでも忙しい(と言われている)サラリーマンなどには十分だったわけで徐々にそちらだけで満足するようになってきたわけです。
新聞の購読率が落ちて行ったわけです。
当然、理解力が低いことも露見し 最近では子供向けのニュース番組のキャスターの説明が解りやすいとちやほやしていますが、見る側に子供と同じぐらいの知識若しくは理解力しかないと露見したのと一緒に ニュースを伝える側にもその努力を怠っていたということが解るわけです。
むかしは その努力を怠っている文章を見て理解できることがステータスであり スポーツ新聞を読んでいる層とは一線を画すようなことを言っときながら 今の状況を見ると片腹痛いわけである。
 
現状一部の新聞社はその記事の内容の配信を有料化しました。
途中まで読めてそれ以降はお金を払ってねとなるわけですが お金払ってその先読みたいですか?
あまり読みたいと思わないので私はお金を払ったことがありません。
過去には払っていたのに不思議な現象ですが・・・・
実際、同じ項目でGoogleで検索すれば山のように検索されてくるわけですから 特別な物でなければ見ることはないのと
同じ記事を紙で読んでも 言葉足らずだったり 解らなかったりして 結果的にWEBを見直すことになるのであまり価値を感じないわけです。
表題通り 価値と対価のバランスが悪いので恐らく買わないことになるわけです。
これが毎日子供新聞だったら解らないのでしょうが 私にはテーマがあまりよくないのでやはり読まないわけです。
じゃあそれだけでしょうか?
 
マスゴミ」という汚い言葉を使う人がいますが 私の存じ上げている記者でも真摯に向き合って素晴らしい記事を書いてらっしゃる方もいらっしゃるので そういう言葉には怒りを持って反応してしまいます。
全てを一言で表すなんて そんなことが出来るなら私は日記などつけないのである。
良い人もいて悪い人もいて組織なわけです。
まあ、その問題は置いておいたとして、最近の例えば原子力発電のニュースなどを見ているとそうなのですが 政府発表をなぞるような記事が殆どで その大半が結果的に嘘に近い結果となってしまいました。
ワイドショーではないのでそれをどうこう言うつもりはありませんが マスコミは専門家も抱えた報道集団なわけですから 担当分けされた部署で成り立っているわけです。
彼らが政府と同じ意見であるはずはなく 異なるにもかかわらず結果的に同じ報道をしたという事は 政府のガイドラインに従ったわけです。
もちろん、世情をコントロールしパニックを誘発しないためには効果的であったと言えるでしょう。
もし、窯の底が抜けていて 漏れていると最初からいえば逃げ出す人も少なからずというか大量に出て大変なことになったかも知れません。
そして、その罪は政府がかぶるわけですから良いとは思うのですが、これによってというかこういうことの積み重ねがこれらのニュースの信頼性を大きく下げているわけです。
 
インターネット上にあふれるニュースの大半は憶測であり その憶測も悪意を持った憶測も少なからずあるわけです
原発でいえば既にチャイナシンドロームが起きているなんて言うのもありますから これを測定することが出来ないので憶測だというような事です。
悪意があるというのは今のところ可能性として低いことをさも起きたことのように流布するという意味です。
たくさんある情報の中でじゃあどれを信用するという点で 有料であるという事は大きなポイントなのです。
例えばメールサービスでもそうですが多くの企業は日本ではドメインを取ってメールのやり取りを行っていますが これが中国などでは名刺に書いてあるメールアドレスもHotmailだったりとフリーのアドレスだったりするわけです。
今話題になっていますが Yahooからアドレスが流失したなどという話があるように そういった事態を考えると企業は別に・・・と思ったりするわけです。
有料で自ら管理しているほうが安心だからそうしているわけです。
個人でも私はExchangeを毎月お金を払って借りるのは、なんらかのトラブルに巻き込まれたくないからで この日記で使っているメールアドレスなどはフリーの物を使って併用しているわけです。
このように少なからず 安心をお金で買うというのはあるわけです。
所が今回のように 新聞社の報道よりネットの悪意のあるニュースの方が正しかったりした場合 本当にお金を払う事に価値があるのかという点に疑問が出てくるわけです。
今回の件もちゃんと政府からの指導によりそういった報道をしたことを明らかにし 責任の所在をはっきりさせた方が良いわけで そうでなければその真実性に疑問が生まれる訳です。
もしかして、人の言う事もそのまま鵜呑みにして 何も考えずに報道しているのではないか?
悪いことをしている人も調べずに いう事をそのまま書いて記事にしているのではないか等です。
 
また、スポンサーがあり広告を出していることもあってですが
例えば広告の出稿の多いソフトバンクはネットではあれほど悪意に満ちて書かれていても報道にかけらも出ることが無いわけです。
提灯記事と呼ばれる 商品の性能を超えた褒め言葉で固めた記事などもそうで そういったものが多ければ多いほど信頼性は失われるわけです。
ましてや、自らプロデュースしたりしたイベントの記事などを あちこちにちりばめたりされると 情報操作のレベルとなり
それらを見に行って失望した人にとっては 信頼度が下がる一方なわけです。
勿論それが評論家一人の意見を載せたのならともかく わざわざ記事の項目に結びつけて この映画でもこうだったとかあからさまに書かれると気分が悪いわけです。
 
実は、ユーザーはネット時代に来て 本当のニュースを求めているような気がします。
そんなものが存在するかどうかは別にして 
その内容に関しては ある一定のランキングを設けて どこの記事が信頼にあたるかを評価して その中で個人の選択するニュースを選ぶという事が出来るといいわけです。
その内容が 必ずといかないまでも 正しさを多くの人で評価した結果で正しいだろうと想像されることにならお金を払っても良いかなと思うわけです。
ある程度詳しいジャンルであれば 例えば私であればデジタルガジェットの話であればある程度の 提灯の中身も想像が付くわけですが こと原発となると・・・・
あちこちの大学がいろいろ発表してくれるならニュースソースを提供する側は その信頼度を数字で表すなどがあっても良いのではと思うわけです。
特に海外のメディアではあるのに 海外の大学の発表する現在の状況の推察に関して日本のニュースソースが参考にしたのを見たことが無いので・・・・
それに対価を求めるわけですが・・・・
 
昔はインターネットなどのメディアが無いときに 各地に配送拠点を設け早朝に配送する仕組みを作り上げたというビジネスモデルは見事と言うしかありません。
泊まり込みで働ける奨学金制度など海外の学生にも教えてあげれば 喜んでくる人もいるでしょう。でも、営業は出来ないかもしれません(笑
ただ、時代が変わっても同じ仕組みは関らず下効率が良いわけでなく 配送拠点は複数のブランドの新聞を扱って配送するなど協業を組まなければ間もなく成立しない地区が出てくることでしょう。
配送の変化もさることながら、内容の変化ももう必要なんだと気が付いてくれるといいのですが・・・
芸能欄を増やすだけならスポーツ新聞に勝てないということも解ってもらえないと

written by HatenaSync