Chrom Bookって知ってますか?

時代ともに生まれて、おそらく消えて行くだろうと思われる端末です。
乱暴な言い方ですが根拠があります。
何よりも間違いの無い根拠は私が無償に欲しいと思っているということですね。
メジャーよりもマイナーを好む私に見入られた時点で、悪いけどマイナーだと思われる訳です。
もちろん、仕事で使うとなれば全く異なる選択をするのですがまあそれはそれで・・・

ChromBookはGoogleブラウザーであるChromeを出して、クラウドアプリケーションが順調に走り出して 今後のアプリケーションの多くはクラウド上で実行して各端末にそれほど負荷をかける心配はないので、そんなことよりアイオーとバッテリーなどに力を入れた端末を作り出す訳です。
基本的なOSはなく(まあ、便宜上ですが)ブラウザー上のXMLで書かれたプログラムで呼び出されて動くという仕組みです。
一応程度に、ローカルにもプログラムがいくつかおかれる訳ですがこれはあまり重要度を高く考えられておらず、手帳型電子辞書を買うと おまけとは言わないですが多くの付加プログラムが付いているのと同様です。
そんなことより、多くのWEBサービスを実行できる点が強調された訳です。
もちろん、ローカルにプログラムを置くことが出来るようにはなっているわけです。いらないじゃないか!!と言われそうですが、最もローカルにおかなければならないプログラムとしてゲームなどがあるわけです。
ゲームが全く動かないと、それだけで売り上げが減ってしまうというPC業界の謎がそこには存在する訳です。

結果的に、2社から登場しただけで日本では正規に手に入れる手段はありません。
平行輸入を購入する程度しか手に入れる手段が無いわけです。
入手性の難易度もさることながら、問題はそのハードウエアです。
蓋を開けると既に起動しているハードウエアでSmartPhoneを思わせる快適さは良いのですが、問題はそこにはありません。
CPUはATOM N280で・・・って、1世代半頃のネットブックのスペックなのです。
通信が成立していないと全くといって使えないほどに削ぎ落とされた機能の割に アメリカ以外では3G付きの端末ながらSIMカードを入れて通信することもできず、Wifiで使いなさいと指定してしまうとちょっと使いにくい端末となってしまう訳です。
最近、Sonyからも試作品らしきモデルの情報が出てきましたが おそらくフェイクではないかと私は思っています。

蓋を開けると起動して、そして二日位ならフルに使ってもバッテリーの充電は考えなくて良い。
一日1〜2回の起動でランチの時のメールチェック位なら一週間は充電する必要も無い というコンセプトは嬉しいものなのですが それに1.3Kgの重量を抱えてとなるとちょっと選択肢としては無いだろうと思う訳です。
もっと軽くて快適ならば、もちろんもっとたくさんの人が

先日来、新しいSmartPhoneはほとんど全てがICSと呼ばれる Android OS 4.0を搭載しています。
このOSの特徴は、多くの人が聞いたら今更と笑うと思うのですが、実はマルチコアのCPUへのちゃんとした対応が最も大きな点であると私は思っています。
他にも、Tablet用のOSとSmartPhone用のOSを統合した点も大きなポイントとなります。
何故そんなことがとなるわけですが、統合の最も大きな点はSmartPhone用の通信の各種対応やTabletの外部機器の接続性に対する対応などが一緒になったということで、複数の通信機能をサポートするキーボードなどの外部機器をサポートした端末が出来上がった訳です。
このあたりアップデートのなかにはあまり書かれてはいない訳ですが、元々あった機能ですが両方に別々にあった訳です。
そして、これはマーケット経由で現在βテストされているのが、Chrome BrowserのAndroid版です。
標準のものに比べこれは今後プラグインなど拡張機能をサポートする訳です。
ブラウザに機能が拡張できればChromeBookと同じ程度のことは出来る可能性が充分にあるわけです。
じゃあ、現時点ではどうなんだなんて気になったりしませんか?

じつは、その環境を試す方法がいくつかあるわけです。
ICSをサポートしたノートPCのような端末があれば・・・
と言う端末は限られているのですがあるのはASUSから出ているノート型のAndroid端末。
NECのと言いたい所ですが梯をかけるだけかけて、直後に外すという状態であれば使えませんので・・・
で、これはどうだという話なのですが
じつはこの日記も朝の日記もこれで書いています。
アップデートされたばっかりのようなASUS Eee PAD Tranceform TF-101です。

日本語入力に癖があってこのFSKARENの入力ルールをに慣れることは大変なのですが、それ以外は実は快適なのです。
一つは後日紹介しますが、リモートデスクトップアプリの導入が非常にうまく動いている点と、これを書いているMacky Blog Droidなのですが 私の場合この二つとメールの受信ができればそんなに困らない訳です。
難しいことは通信回線確保の上、PCでやるから良いんだってなるわけです。
バッテリーは公証でも半日以上は使いっぱなしでもOKなわけですから。
起動しているとき以外同期を切っておけば、消費電力はほぼ0に近いので 試しては無いのですが一週間ぐらいは平気で持つでしょう。
これはキーボードもつけての問題で、TabletだとすればGalaxyのTablet等と同レベルです。

これが発売した当時なのですが、3、xのOSは登場して直ぐでアプリケーションの対応がいい加減で動かないものが多発するし、当時のTegraチップで良くあった画面がかくかくしたりのバグもあったりしてあまり評判の良くない端末でもあるわけです。
これがICSになると、ずいぶんおとなしく従順になるわけです。
もう一つ、大きなポイントとしてキーボード入力中にPCでも良くあるのですがタッチパッドに触ってあらぬ方向にカーソルが飛んでいったりというのが非常に敏感に作ったおかげで多発する訳です。
小さなパッドでマルチタッチを作っているので非常に敏感なのです。
これに疲れてやめたという人が少なくないのです。
ところが、ファンクションキーにワンボタンでオンオフ出来る機能が付いていてこうやって文章を入れるときには切っとけば安定して入力できるのです。
押すと切るだけなので操作は簡単なのです。

対応するアプリケーションの多さや、対応する外部機器の多さからもこちらの方が現在のところコンセプトとしてはChromeBookに近いんじゃないかとおもったりはするのですが・・・
問題は最終的にTabletが標準のパターンになればこの機種はやっぱり闇に消えるし、そうでなければ新たなものとなるわけです。
今更感がありますがOSアップデートしました?
アプリケーションの見直ししました?
ATOKもハードキーで使いやすくなったんだけど!!
とかもふくめて持っている人は見直してみてはと思いますし、ChromeBookを結局待っていたという人は 今ならあの当時の物とスペック的にそう変わらないものが2万円台後半から3万円位で手にはいるっと思えば、ちょっとチャレンジしてみたいと思ったりしないかな?なんて