昨日は自転車博物館に出かけた

大阪は大阪城の守備として巨大な堀を擁した都市です。
といってもあまり判らないとは思うのですが 大阪を支える水源の源そのものを防御に使おうとした実は壮大な設計で作られた都市なのです。
北側は淀川で南側は大和川という日本の川に挟まれていて 軍事的に大軍で攻めて来ようとしてもそこで止まるように作られたのだ。
 
先日、梅田に行った際に少し足を延ばして淀川を十三の方に渡って見て 川の反対側から梅田を見る写真を撮って見たりした。
じゃあ、逆の方は・・・となるのだがこちらはなかなか行く機会が無かったので 大阪に自転車博物館があるとネットで見たので出かけて見た。
Googleで見る限り限りなく20kにちかい10k台なので 往復すると50kぐらいとなり 100kまでの一つのステップとしては良いだろうという訳です。
 
夏の日差しに苦しめられるのと たどり着くまでは面白いほどの向かい風。
体は冷却されてよいのですが 強い風は私の足を苦しめます。
と、いう事でわかったことは一つ。
昔、50ccのレースが有ったころ(と、いってもメーカーがファクトリーを作ってレースをしていた時代で スクーターが流行後の事ではない)バイクのトランスミッションに10段を超えるものがあった。
こちらはエンジンのパワーを求めるあまり エンジンの特性が非常に限定されたものとなり 高回転のある回転域だけに特化したチューニングを行い その部分でのパワーだけを求めるあまりその回転数以外の所では全くパワーが出ないというエンジンに。
ところがレースにはスタートからの加速もあれば コーナーもあり最高速を維持し続けることはできないわけです。
故に、多くの段数を持つギアの切り替えで その極めて限定されたパワーエリアを効率的に使おうというものだ。
現在のレースでこういったものが使われないのは そんなに限定されたパワーで乗りにくいことと 250ccなどエンジンパワーが大きくこんなに段数を多くするためにギアを小さくすると 部品が薄く小さくなりパワーを支えることができないという理由もあるからだ。
自転車は私の乗っているもので 前が二段、後ろが九段なので18速変速だ。
凄いという勿れで 大したことはなく多いものは30段変速となっているわけです。
必ずしも同じ理由ではないかと思いますが 人が限定されたパワーしか出ないので それをギアで効率的に使うという事なのかもしれません。
また、パワーも大した事が無いのでこれだけのギアが用意できるという訳です。
 
じゃあ、私の場合なのですが 大よそ平坦路を走っていると 4速ぐらいしかギアが使えていません。
恐らく技術的には駄目なのでしょうが それほど高いギア比だと踏み切れないのです。
発進の加速はともかく、ある一定の速度で足の回転が安定してしまいます。
足の回転は体調次第なのですが 常にあまり変わらない。
で、酷いことに下りなどで速くなると足の回転は回り過ぎるので ギアを上げなければ足が回り過ぎてヘロヘロになってしまうからです。
故に、ギアがある程度使う範囲が限られてしまうのです。
で、足の回転数と負荷のバランスでギアを決めて走っていたわけですが そこの新たな負荷が風と言う形で加わります。
いかにパワーが無いかを物語るのは 風が強くなるとギアを下げないと足の負荷に負けてしまうのです。
勿論、ギアが下がった分だけ速度は遅くなるのです。
ああ、こんなものなんだと ちょっと落ち込みながら走り続けます。
出来れば将来的には100kぐらいは走れるようになりたいので ゆっくりのペースで長距離と言う走り方も慣れてゆきたいからです。
 
まあ、40分もすれば20k程ですから到着しました。

すぐ近くまで行くと 道路案内の標識が
ここで見る限り この塀の奥が自転車博物館のようです。
と、この案内をよくよく見てみると 仁徳天皇陵のすぐそばなのです。
行くときはここを目印にすれば迷わないのですね!!
で、自転車博物館

でも、看板は探さないと見つからなかったのですが 入口のオブジェでああここだ!!って

自転車置き場に自転車を止めて

なのですが、ちょっとここは不満です。
自転車を置くことはできるのですが 縛っておく何物もないので おいておくのが不安な感じです・・・・
 
中に入ると 入口に受け付けが
入場料は200円と比較的お安い!
で、中に入ると・・・・ あまり広い所ではないですね。
足で蹴って走る自転車から 今風の自転車まで順番に並べてある自転車が30台ほど。
時速100kを超えた自転車なども置いてあります。
貴重な物たちなのでしょうが 実のところ歴史にあまり詳しくないので(笑
と、あと展示物の説明が少ないので 良くわからないという所でしょうか
三階にはテーマ展示で 今回はオランダの自転車が
そして、地下には保管されている自転車が

ここが一番面白かったです
好きでないと ちょっと・・・・
観光バスが着いていましたが これが楽しいと思うのは一般客では無いような気が・・・
 
そこを出て 仁徳天皇陵

かなり大きく 向こうに見えるのは山のようですが これがお墓なんですね。
向こうの現在入れるところからもう少しだけ 先に昔進むことができる日があって行ったのですが 自転車で行ける距離だったのですね。
と、言っていると なんか空に雲が広がってきました。
天気予報では雨問う訳ではないのですが ちょっと夕立的なにおいが・・・・
と、いう訳で急いで変える方向に。
 
行きが向かい風という事は帰りは追い風なのです。
とにかく「速い」わけです。
もう一つ、車道の端を走っているのですが 車が脇を通り抜けるとき
その風に引き込まれそうで怖いのですが うまく使ってあげると前に進む力にもなるんですね
30kぐらいを少し超えた状況であれば 引き込まれる力が風の抵抗を切り裂いてくれるので きゅっと前に出れたりするわけです。
本当に貧脚なので こんなことも判ってしまうわけです。
 
総走行距離は40kちょっとなので 予想の50kには到達しなかったものの あまり疲れることもなくたどり着いたので50kは十分走れそうです。
次はもう少しだけ距離を伸ばしてみようかと・・・・


written by HatenaSync