使用感

サイズは、クレジットカード大で厚みはバッテリーに単4電池を二本利用していますのでそれなりのサイズです。

重さは、スペックより少し軽く感じます。重量の殆どが電源となるバッテリーの重量で手のひらで支える手元側に来るために重量バランスがよく 重くなったり負担を感じることは少ない形になっています。
本体、ドライバーCD、使用説明書、バッテリー、布製の巾着型ケースのシンプルな構成ですが必要なものは全て同梱されています。
ケースは、布のポーチなのですがぺらぺらで外側は手触りの柔らかい生地なのですが、内側はてかてかのプラスチックペーパーのような手触りで、キーボードの保護はあまり期待できません。これはおまけですから多くを望んではいけないのでしょう。
使用説明書は英語で書かれていて、日本語はありません。

ただし、日本語版のAxim X50Vでも利用可能ですから日本語のおおくのデバイスで認識されるのではと思われますが、検証は行っていません。

ちなみに、すでにWM5用のドライバーも同梱されていますのでおそらくそちらでも使えると思われます。

現在サポートされているのは、SymbianとWM2003(SEでも動いています)、WM5となります。

とりあえず、接続してみましたが かなりタッチは良いものです。

汎用となるために、本体と固定する方法がないので 両手で本体とキーボードを支えながらの入力は出来ないのですが 机の上においての入力が可能です。
Hpのキーよりは少し大きな感じがします。

携帯電話では、本体のクリップに固定でき 両手で抱えての運用が可能です。

プラスチックのクリップに、やわらかい樹脂の押さえでしっかり固定されます。

現在、特別なキーボード用のカスタマイズツールはインストールしていないので、IMEのONはソフトキーボードで一度設定すれば その後は継続して利用可能です。

一部キーが写真で見て判る通り、カーソルキーと併用されており それ故にスペースキーと一般キーの差のように タッチの重さがキーによって変化することをどう思うかは個人の好き嫌いの部分でしょう。

Numキーを併用して入力する特殊文字(通常ならShift+〜で押される ?や!のような特殊文字)も PCとのキーの違いが好みの分かれるところでしょう。

ただ、Numキーが右の一番下にあるので、本体の固定で抑えている場所なので押し替え自身は難しいキーではありません。

Num+LinkボタンでキーボードのバックライトがOnになります。

オレンジ色に光るキーは明るくはありませんが光量的に十分な明るさで むしろ明かりにむらが少ないことに好感が持てます。

暗闇での入力に不自由することはありません。

ただ、これはPPC側の設定ですが BTキーでの入力時に本体側のキーやタッチパネルを一切触らない状況になります。

入力中に本体のディスプレイのバックライトがデフォルトの設定ですと消灯してしまいます。

バックライトの設定を自動的に変える機能はついていないようです。

他のBTキーでも同様の状況になるようで、利用前に設定を変えておくことをお勧めします。
入力中に画面のバックライトが消えた場合、本体側の画面若しくはキーを触ると入力中の文字が確定されてしまいます。

BTデバイスとしては他のものと区別して認識されているようで、キーボードを接続したままBTモデムでのインターネット接続も、接続後の入力も可能です。
etFront3.2ではてなにLoginし、コメントをこのキーのみで入力しましたが問題なく入力できました。
BTキーボードにありがちな遅れも、最初の1〜2文字目の入力時以外には殆ど無く、モデムとの交信中にも遅くなったり フィールが悪化する感覚は無いので十分に優秀なものだと感じられます。
 
全般的にしっかりしたつくりで、ポジションポイントも生意気についており 入力の補助具として小型のキーボードを認められる人なら良い選択でしょう。
私は持っていませんが、横開きのケースに入れて 画面を横にしてケースのふたの部分にうまくかけれれば抱えた形での入力も可能だと思います。
儀式的に、接続のたびのぴnコードの入力が面倒であるのは物理的な接続や 内蔵型にはかないませんが、そういった選択の無いデバイスの入力機としては コンパクトですのでかばんに入れていざと言うときに活躍するデバイスかと思われます。

追記1
キー操作で、IMEのON/OFFの出来ないこのキーボードですが(アプリケーションを使って可能になるでしょうか?)ソフトキーを表示した状態でIMEをonにしたままの状態で使うと日本語入力が出来ます。

しかし、英数/日本語の切り替えの度に画面を触るのは面倒くさい作業です。

他のキーでどうなるかは判りませんが このキーの便利な特徴として、Shiftキーを押しながらキーを打つと、英数表示に変わります。

もちろんキャプスロックを押せば英数入力になります。その状態でshiftキーを押せば英数の小文字入力になります。

このキーをうまく使えば、本体を触らずに日本語/英語入力を切り替えることが出来ます。

標準の操作だけで、こういったことを叶えられるというのは運が良かったのかしら・・・

追記2
現在は、ソフトキーボードのIMEボタンを使って日本語入力を ONにしていますが、キーボードを表示させてハードキーで入力しているのはスマートではありません。

何かと思うと先人の知恵。

http://d.hatena.ne.jp/KOTETU/ のKOTETUさんが作られた 「HardkeyIM」その中でも機種依存のない「その他の機種用(キーフック機能無し版) 」を利用してみることにしてみました。

インストール等は、自分で出来る方のみ導入くださいということですので ここでは細かく書きません。

もし、必要であればコメント入れていただければ インストール編程度には書きますが・・・

とにかく導入すると タスクのスイッチボタン達とIMEのonの機能だけをシンプルに配置した使いやすいインターフェースで タッチパネル上でIMEをONする行為は同じですが ずいぶんシンプルに 画面を広く使えます。

また、画面を見ていてもソフトキーが移って無粋なかんじではありません。

他のタイプのように、ハードキーの組み合わせでON/OFFできるのが理想なのですがここはやむ終えないと言うところでしょうか。

それ以外にも、画面が省電力のために暗くなるので トグルのように画面の省電力モードを切り替えるアプリが無いかと探したのですが なかなか良いものがなく・・・・

today画面に「PowerCheck」というアプリケーションを入れてワンボタンで画面の明るさを調整する画面を出すようにしてみました。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/8491/freeware.html

自分で作れないもので、どなたかが作って頂いたものを利用する使い方になります。(感謝しております)

ただ、こういった組み合わせでも環境はぐっと良くなりますので もし、良いアイデアがあれば私にも教えてくださると・・・・

尚、同機能をかなえるためのアプリケーションとして

こんにちは,私もfreedom mini keyboardを買ってしまいました。結構いいですね,これ。
で私もimeのon/offするアプリを探してたんですが,tk109さん作の↓を見つけました。
http://tk109.matrix.jp/blog/archives/000250.html
これをbtnplusに割り当てて少しやってみましたが,普通に動作しているようです。
でもこのキーボードって[]が見あたらないです……この辺を打つのにHTKは必要なんでしょうね^^

と、id:horikou さんからご紹介いただきました。ありがとうございます。