無くして欲しいもの・・・

最近は、その傾向が強くなって多くのメーカー製パソコンでは当たり前になっているのですがFD。勿論、過去には起動のための唯一に近いリカバリーツールの入り口として重宝したのですが 既に、その役目を終えようとしています。用量が小さく、デザインも画一的にならざる得ないそのローディング方式、意外に分厚い厚み遅い書き込み等々、問題点は沢山。そして、USBの標準装備とUSBスティックメモリーのOSでの標準認識、インターネットの高速化による、1Mというデーターサイズが大きなもので無くなった事が大きな理由でしょう。
しかし、私の言いたいのはそういった時代の進歩や新しいメディアの台頭という以外の問題。Qualityなんです。
会社で購入するFDDは既に、1枚という単位ではなくなっています。多くの場合50〜100枚 箱入りかなんかで購入するのですがその価格は1枚にすると10円そこそこまで落ちています。比較すると悪いのですが ガムの一枚。チロルチョコレートも買えない価格まで落ち込んでいます。サプライで買うFDケースの価格が有れば50枚ぐらい買えたりします。中身より箱が高いということでしょう。勿論、価格が安くなるのは悪いことではありません。ただ、そのQualityが下がっていることがどうにかして欲しいポイントで、以前に書いたことなのですが、何故DVDのソフトがビデオカセットのソフトに対して高いのか?。ただ、円盤をプレスで機械的に型押しして大量生産の効くDVDに対して、数十のパーツの組み合わせで作られ、その記録には実時間の数分の1程度が限界の為 1ソフト辺りの生産効率の悪いはずのビデオカセットのソフトの方が安い不思議。FDの場合は、今は双方とも同じ価格だったり、CDのほうが高かったりします。ここでも同じ現象がおきています。で、あればFDのクオリティが高いはずは無いのです。量産効果で大きな差が出るほど両者の生産数に差が有るのであれば別なのですが。
そして、問題はその用途です。請求書をFDで要求されたり、価格表を要求されたり、データーの転送の手段としての用途が非常に多い。それもインターネットを信用できないのか何故かFDでしか読めない相手の機器。いえ、メールが良いとは言いません。メールの場合送信と中でそのメール自身が消失する可能性のあるメディアです。着いた確認も出来なければ、ウイルスチェッカーの誤動作によって消されるかもしれない。たいしたメディアではありませんが郵便並みの正確さでは着きます。(ここも、なんらかの着確認の統一フォーマットを作るべきだと思うのですが)ですが、FDは相性だったり、その時の都合だったり 生産上の問題だったり。非常につまらない問題でトラブルを起こします。何より困るのは自分のドライブでは読めるのに相手ドライブでは読めないこと。勿論、CDでも発生しないわけではありませんがぐっと確立が減ります。その上、ハード的な問題で相手の機械を壊す可能性のあること。最近では、サーバー用のFDドライブに(でも、サーバーには着いてて欲しい私)エンベロープが外れて引っかかりましたし シャッターを支えるばねが外れて壊れたこともあります。
僅かな私の経験でも起きていることですからきっともっと沢山おきているのでしょうね。勿論、書き出す時間も洒落になってないのですけどね。
さすがに、クライアントマシンの多くに付かなくなればそれを言い出す人もいなくなると思うのですが 今だにFD設定の無いモデルにUSBのフロッピーを付けさせて納品させるケースも少なくなくただでさえ頻度の減ったFDの登場回数をさらに減らし 秋葉原の中古店にUSB−FD未使用品が並んでいるのを見ることに成ります。
何とか理解して欲しいですね、そろそろ 頭の固いふるい管理者様・・・・