メジャーなものマイナーなもの、お互いに利点があり欠点があります。
世界的に認知されていても日本で認知されていなかったり、逆に世界でどうでも良くても、世界では結構有ったりと。
良くある例では、ＭＯとＺＩＰ。日本では結構普及したＭＯドライブ。アメリカに行くとわかりますが多くのコンピューターショップでメディアを手に入れることが出来ません。勿論、ＭＯドライブと言う名称では何の事かも解ってもらえません。逆にＺＩＰドライブ。
ＭＡＣの標準ドライブにも実装された通り、今でも販売店にメディアがあったりしますが、これが日本では下手すると１０００円で投売りされているドライブがあります。勿論、メディアもかなりの大規模店で無いと入手する事が出来ません。
お互いに明暗を国によって分けたわけですが、実際 ＭＯはアメリカでもデータロガ−とかの用途では良く使われています。
今日は、ＤＥＬＬのＡＸＩＭというＰＤＡを購入したのですが、尤も最新のＸ３０ではなくＸ３という人世代前の機種です。
店頭で、キーボード付きでかなり安価で結構迷ったのですが昨日は買わずに帰ってきました。でも、本当に安かったので 多分Ｘ３０でもこのキーボードが使えるかもとか思いながら、誰かが買うでしょうと写真を撮って帰ってきました。
家に帰ってから、スペックなどを日記に書くためにＸ３のスペックを調べていて少しおかしい事に気が付く。本体の上の部分に小さな出っ張りがあります。英語版でスマートフォンにでもなっているのかと気にも止めなかったのですが プレスリリースの写真を見ると、Ｗｉｆｉの付いたＸ３ｉにはそのためのアンテナが上にはみ出している写真があります。
ちなみに、Ｘ３は
http://www.wince.ne.jp/snap/ceSnapView.asp?PID=1613
の通りで
主要な仕様はＰＸＡ２６３ 300Ｍｈｚ 32Ｍ ＲＯＭ 32Ｍ ＲＡＭ
となります。
それに対して Ｘ3ｉは
http://www.wince.ne.jp/snap/ceSnapView.asp?PID=1614
のとおりで
主要な仕様はＰＸＡ２６３ 400Ｍｈｚ 64Ｍ ＲＯＭ 64Ｍ ＲＡＭ Ｗｉｆｉ
となります。
位置付けとしては、Ｘ3ｉはＨＰのｉＰＡＱ ４１５０相当品（海外ではよく比較対象になっています ＢＴ機能の有無が大きな違いとなります）です。
勿論、販売価格がＤＥＬＬのほかの商品と同様で、他社のものに関して安いと言う事もあり もし、店頭中古で二台並んでも差は大きなものになったと思うのですが 今回のポイントはそこにはありません。
もし、これがｉＰＡＱやＧＥＮＩＯ、ＣＬＩＥやＺａｕｌｕｓであれば型番の僅かな違いにも店員が間違える事は無かったでしょう。
昨日もいろいろメッセで機種確認をするために聞いてみたのですが、実物を見た事のある人が皆無に等しい状況です。
故に、Ｘ３とＸ３ｉの区別が付かなかったのでしょう。
実際に購入の時の添付書類の確認中にも無線の注意書きが出てきて 「どきっ」としたのですが そのまま何事も無かったかのように通り過ぎました。もちろん、そこまで来てから違う事に気が付いてもどうにもならなかったとは思いますが・・・
箱がなかった事も手伝って解らなかったのでしょう。
こういう珍しい商品を見つけるのも、ジャンク屋中古漁りの楽しみなのですが、すこし、得した気分に 嬉しくなりました。
本日購入の商品
ＤＥＬＬ ＡＸＩＭ Ｘ3ｉ（クレイドル他 付属品全品）
専用折り畳みキーボード
未使用（と思われる）ウエストフックつき純正ケース
価格 Ｈｐ ｒｚ1717 キャンペーン価格より安価・・・
