くっつける事と分けること

何度か、ここにも書いていましたが 昨日の話しではないですがやはりくっ付ける必要のあるものと 分けたほうが良いものとがあります。
GPSPDAくっついているものがあります。MIO168でしたっけ。
商品そのものを否定しているわけではありません。現状の技術とコストの兼ね合い上仕方が無い処置だと思います。
ただ、やはり手で歩いている間中持ち続けることは出来ないと思いますし 山歩きの場合などはそんなものを持っていたら転んでPDA諸共怪我をしてしまいます。だからと言ってPDAの外装を強化することは、その重量を増加させ腕に掛かる負担を増やすだけでしょう。
台湾でのGPSは、やはりカーナビとしての用途を目指しているようで GPSの販売されている店舗の殆ど全部と言って良いほど、固定するためのアームも販売されています。
手で持って歩き続けるには少し重すぎるような気がします。
この先、ディスプレイがヘッドセットディスプレイのような物に成るのか 現在のPDAのディスプレイのような物になるかはわかりませんが 究極的には何も無い空間に写るような感じになるのでしょうが、現状ではそこまでは無理でしょう。
手に持つデバイスは、やはり100g以下というのが基本になるらしいので、100gを殆どの機種が超えているPDAと言うのは一般的には重過ぎるのでしょう。しかし、腰につけると成ると300gぐらいまではOKみたいです。
エストポーチなんかが1kぐらいまでの重さのようです。
OQOが確か450gぐらいですから 腰につけるデバイスとしてはOkなんでしょう。
一般論で、それが何かを意味する物ではありませんが そのくらいが基準でしょう。
100gにするということの中で、最も問題なのはバッテリーとなるでしょう。
ただ、100gで2時間ぐらい稼動であれば 携帯電話がそれに該当します。BTを使ってそうなのかどうかは判りませんが、連続通話で2時間ぐらいという物が殆どです。
電波を発して外部と接続し、それでも2時間持つのですから 表示だけなら良いでしょう。
PDAタッチパッドになったのが(4700)進歩の方向ならば(マイクロソフトさん次第という噂もありますが、ペンという入力ツールを必要とする状態では 必ずしもタッチスクリーンが最良であるとは考えてないのでしょう)入力デバイスを別に持つことも考えられるでしょう。
現状のBTはやはり最良のものとはいえる状態にはありません。ヘッドセットで通話中にも電波状況の影響がでますし、これが複数のデバイスで 多くの人間が使い始めたときにはさほどの帯域をも確保できないかもしれません。少なくとも、ヘッドフォンで使っているぐらいで 音飛びが起きたりするのは困りますからね。
技術的な問題さえクリアに成れば、安価な軽量なディスプレイと、OQOの半分ぐらいの本体が腰に若しくはかばんの中に入るのであれば、難しい緩衝の為の仕様も殆ど必要としません。
必要な人は、緩衝材を巻き そうでない人は軽く小さな状態で使う。
電源スイッチも、WakeupLANのような仕組みの無線で立ち上がるようにすれば携帯電話でも、待ち受け200時間とかありますから一日二日のことであれば問題は無いでしょう。
外に出す物はスイッチと充電端子さえなければ、全てシュリンクできますので充電は充電台に置くこと スイッチはワイヤレスで切り抜けられるでしょう。
あとは、手のひらサイズの入力デバイスをどこにおくかですね。
キーボードが必要なときは、バーチャルキーボードのように転送して書くことも出来るでしょうし、タッチパッドならシュリンクしても防水で使えます。勿論、そこから危機に繋がっている線がなければですが・・・
くっつけることで、今まである技術の組み合わせを行い小型化や部品の共有を図ることはよいことでしょう。
コンピューターのように、何にでも成ったり 何でも出来たりする機械(いまはそうでもないですけど)の場合、今までの使い方や入力方法が必ずしも正しいわけでは無いかも知れません。
GPSもキーボードも、通信、ネットワーク 等々、出力装置も、ディスプレイ、スピーカーも全部本体についている必要はなくなるでしょう。
今のように、一つの機器に多くの機能を盛り込むのではなく、多くの機器を繋ぐことの出来る一つが出来てくるのではと・・・・
この期に及んで、最大の問題はそれが出てきたときに、PDAと呼ぶのかどうかなのですが 名前はどうあれ、PDAの後継である事は確かでしょう。