DDI−Pの新接続サービスの開始予定

PHSは事実上、CFカードのものが1種のみになってしまいました。
ここ数年でここまで減ったのは久しぶりなのですが・・・・
2月からWILCOMという会社名(ですよね)に社名変更され、新たなサービスが始まりKDDIの子会社であるところのDDIポケット(今の人は知らないかもしれませんが、昔は携帯電話に対してポケット電話といったのです)という名称からも脱却するのでしょう。あっ、社名変更も2月でしたっけ?
今回のポイントとして、今までの4本の回線をまとめて128kのパケット通信を、8本まとめて利用し256kまでの拡張をすると言うのがおおきな社名変更に向けてのポイントになっているようです。
また、もう一つのポイントとして ソフトウエアーによる圧縮も大きな売りになっているようです。
フルブラウザPHSもそれに準じて、高速化パケットサービスの恩恵を受けれるようで本当に速くなるの?という疑問もあります。
テスト運営中には使いましたが決して目を見張るほどの効果はありませんでした。
もちろん、これは基地局側だけの圧縮ですのでそうだったのかも知れません。携帯側にも対応ソフトを入れるのであれば話は大きく変わってきます。
今後に期待したいものですが・・・・
そろそろ、あちこちでテスト結果が出てくる頃でしょうが(少なくともすでに1件)
さて、実際にこの技術を含めた今回の改革が、WILCOMの社長がいう通信業界の常識を変えてゆくほどの効果があるかどうか?興味のあるところです。
電波は900Mから2400Mまで短くすれば そこの乗せられるデータ量が飛躍的に大きくなってと言うような言い方は昔からあって、そういう言い方をするのですがその分電波の到達距離が短くなるのも物理的法則でしょうがない事なのですが どうせ到達しないなら(エラーが多くて)弱い電波で高速に通信をすると言うのが正しい姿。
そこが利点なのがPHSだと思います。
しかし、ISDNを利用した現在のアンテナではそこまでの通信速度を一つの回線自身が支えられないので、何本も引いて・・・となるのですが安価なADSLや光ファイバーを用いた基地局の設定が出来ればその問題鹿解決して128kを超える帯域の確保が出来るのでしょうが、その準備が整っていると見るのでしょうか?
そうなった場合には、制限が無いのですから8本の256kも16本の512kも32本の1Mも技術的にはただの延長線。ただ、電波を受送信する部分の数が増えてゆくのでアンテナと電気の消費量の増加をどう押さえるかになると思うのですが。
また、一つの回線ではなく 複数の回線を束ねている以上 電線のように安定した伝達を確保されている経路であれば問題が出にくいのですが 複数束ねている場合 束ねているグループ単位をつくり その中で1本でも送受信の障害が出た場合にそのブロックが遅れる(再送を待つ)仕組みになっている事が多く、論理値どおりの通信ができない要因が増えてしまいます。
故にパケットでは、少し遅くなります。
と、もう一つ 電波の数なのですが無限大にあるわけでは無いのである物を共有します。
何チャンネル用意されているのかはわかりませんがそれが溢れない限り・・・・と思うのは独りよがりで実際には、他の人も通信するわけですからその人の分も確保されなければいけないのでしょう。
携帯電話に比べて、マイクロセルの構造になっていて複数のユーザーがアクセスした場合にも強い構造に合っているはずの Air−Hですが、限られた人たちの集まり いわゆる「OFF会」では電波の取り合いを起こしなかなか全員が幸福な状況になれないものですからやはり出てしまわないと安心できない。
あの、特徴的な二本の張り出しは、恐らくアンテナ。
複数本の電波を一つのアンテナで受信する事による相互干渉を避けるべく、設置したのではないかと邪推しても見ます。勿論感度を上げるためにダイバーシティ方になっている事も十分に考えられますが。
ソフトの部分での圧縮は、いままでも無かったわけではありません、
古くは最もプロトコルの中では低い部分TCP/IPのヘッダー部分の圧縮に始まり、B−Mobileが年額固定のPHS回線を提供始めた時に始まったプロキシを経由して圧縮した回線を提供した時に提供して以来 同種のものはDDI−PやDOCOMOからも提供されています。
今回のものはクライアント側にソフトを置くことによって今までからは信じられないようなこう圧縮率を実現した・・・・とはどう考えても思えなく 現行2倍速と言われるソフトと格段の進歩は予想できません。
特にPPCや携帯電話に向かっては、受信側のパフォーマンスの問題が大きな問題になります。
勿論、ソフトの提供の問題もあれだけ沢山ある機種分のソフトの提供は期待できない。ということであれば さほどのパフォーマンスUPが・・・
CPUの使用頻度に関しても、一見早くなったPPCのCPUしかし、動画を再生していても200M程度で不自由しない現在の機種、そうやってバッテリーの持続時間を伸ばしているにも関わらず、そこで今のAir−Hの4倍倉に消費電力とパフォーマンスを下げてかなえている省電力を 力任せにのし歩かれる危険性もあります。
これが携帯電話等、画面サイズが小さいデバイスであればその小さいデバイスで叶えられない部分に関しては送る前に切り捨ててしまえば大きく圧縮効果を上げられるような。FlashやJavaなどの解読できないパケットは全て切り捨てて・・・・
そうすれば、明らかに速いWEBの閲覧ができるように!!それは凄いかも。
良く考えればJigブラウザーがそうじゃない・・・・