メモリーカード

SDメモリーカードに対して、携帯電話などで使われているminiSDがあり、それよりも小さいマイクロSDと言うのが規格認定されたようで その内発売になるのかと。
特に、携帯電話のように小さなデバイスで問題になりますがメモリーカードスロットの場所取りに。
メモリーカード自身はかなり小さくなりましたが、それを入れるソケットとなると話は別で SDカードの場合 蓋とか無くても大体SDカードの4〜5倍の厚みに上下左右に20%ぐらい余分な場所が必要になります。
また、そのスロットを取り付ける部分には平面で強度を確保するための台となる部分が必要ですから その部分を含めると 僅か〜mmとか携帯電話のカタログに書きたいのにこの部分は大きな問題になります。
また、デザイン的にもその部分がどうしても直線的になります。
携帯電話の側面はかなりぎゅうぎゅうで まず充電器に差し込むための電極、接続端子、ヘッドセット端子、そして今のメモリーカードリーダーソケット。
電話にとってはよりデジカメライクな使い方を良しとされるのかボタンが複数個付いている物もあります。
もっている携帯電話をぐるっと見てもらうと結構いっぱいでしょう。
そこで言うところのメモリーカードのスロットはかなり大きな穴に成っていると思いませんか?
サイズの制限、デザインの制限どちらもかなえて行くためにはメモリーカードごと小さくしようとなるわけです。
恐らく、マイクロSDと言うぐらいですから、信号線の規格は同じでしょうからサイズと電極の場所を合わせるアダプターがあれば多分今までのSDカードとしても使えるとは思います。
まあ、小型化したメモリーカードの常で 信号線が接近しすぎたために相互線間での干渉が発生し一般的に読み出し速度が上げられない等の問題は良くあります。また、信号線が細いのでメモリーカード以外が使えないスロットになったりは良くします。
でも、そういう形で小さくなると こんど抜いた後の処理に困ってしまいます。
ポケットに入れて座り込んだら 「ぺちっ」っという音と共に折れて使えなくなったり 同じくポケットに入れていて汗で腐食したりと色々なことがあります。
小さくなれば小さくなれば、扱いに困るのも事実です。
メモリーカードに付いては、是非ともピン型の物を早く商品化してもらいたいと。
いわゆる、PDAのスタイラスの短いタイプのようなもので、爪楊枝のように頭に凹みがあり 電極はその側面外周にリングのように存在しスロットは見た目には唯の穴と言うもの。
まず、強度の面では長さの問題があるのでメモリーカードの強度は弱くなりますが そういったケースの作りやすい形状です。スロットのほうは唯の穴ですから表に露出する面積が少なく小さいので強度の確保を重視しなくて良いので コンパクトに出来ます。
スロットの固定は、プッシュロックにしておけば簡単ですし 電極が外周全部ですと接触面積も平面の物に対して大きく取れます。
問題になるのは挿入時に複数の電極に触れることによる静電破壊ですが それもロック連動とかにすれば問題ないですし。
もっと言えば、PDAのスタイラスを入れる穴が補助スロットかなんかになっていてメモリーカードのコピーなんかが出来るともっといいですよね。
成形はプラスチックの一体成形で、メモリーカードとして使えなくなれば 折り曲げてしまえば完全に破壊されますからセキュリティの面でもかなり効果が高いでしょう。
問題はチップの実装なのですが・・・
ソケットとしては、フィルム基板の終端に取り付けることも可能になりますからそういう意味ではレイアウトの自由度も高いかと。
ヒンジかなんかに差し込める形にすれば 凄くカッコいいような気がするのですが・・(電極はどうするんだろう?)
デザインを重視し実装効率を重視するなら出してくれませんかね?
成形物だから辞書ROMなんかもその形で出してくれたりするとうれしいんだけど・・・