三日目

やはり朝です。曇り空。
どうもイメージのようなタイの空にはめぐり合いません。
それでも、それが幸運だということは後で知ることになります。
タイの気温はやはり暑いです。
クーラーの利いた乗り物が多く、乗ったときが寒すぎるのでTシャツ一枚ではいられません。
半そでのシャツを、前のボタンも止めずにだらしなく歩いているのが私の姿。
それでも、胸と背中には流れるような汗。
もう完全に太った親父ですから、そのせいもありますが非常に暑い。
日差しが照ったら倒れているかも・・・・・・
今日は朝から展示会を見に行きます。
3日も休んだ事に対する、後ろめたさがなさせる業か?????
えーっと、プラントの為の大きなものがたくさん展示されていました。数億円単位のものがごろごろと。それはそれで楽しく見せていただきました。
少し遅いお昼ご飯を食べて、その足でまた遊びに。ところがうまくいかないもの。
今日の目的地は王宮博物館。
寄り道しながら向かっていると到着して気がついたら閉館時間。
こちらのこういった施設は16時までとなっているようです。
しょうがないので、MusiamのCaféでジュースを飲んで、館内のおみやげ物屋を回って 博物館気分を高めました。
その後は、恒例のマッサージです。
やはり二時間たっぷりとなのですが・・・・今日は事情が違いました。
体は大きくないけど、力持ちそうなおじさんに。
手のひらはすごく柔らかく、緩やかに何度もなでて その後「ぎゅっ!!」
うげっ! 声も出ません。
痛いんです。それも痛いという感覚ではなく、神経の痛いところに電気を流されたような。
何箇所も押しているわけではないんです。す〜〜〜っと撫でて、いきなり痛いところをぎゅっ!って。
不思議なもので、痛さが取れるとジーンと幸せな感覚がそこから広がります。
また、なでなで・・・・「ぎゅっ!」
えーっと、とにかく2時間の繰り返しです。
背中で、右手と左手を組むことで体の柔らかさがわかるやつありますよね、あの体制に片腕だけされて 頭の上にひじが垂直に立つ体制で脇の裏側の痛いところを「ぎゅっ!」
瞬間に曲げてはいけない方向に腕を引っ張る!!
既に痛いのかどうかも判らない状態で、頭から来る信号は大混乱。
手を離すと、首筋にあった血の塊のように温かいものが肩を通ってひじのほうに流れて行きます。どう表現していいか判らない感覚です。
とにかく、押したり、突いたり、曲げたり、捻ったりと体中がばらばらになりました。
えーっと、本当にどういっていいのだろう?
ミクロマン」という人形知っていますか?関節がマグネットになっていて自由に曲がる小さな男の子用の人形遊びの人形です。腰の間接まであり美術で使う人体モデル用の人形にも匹敵する優れものなのですが、扱うのは所詮子供です。飽きてくると箱の底にしまわれることと成ります。これを出してきたら当然関節の表面がさびていて少しがくがく動きます。磁石の関節ですから引っ張れば外れるので外して 機械油でも付けてきれいに拭いてやればミクロマン再生となるのですが、人間でそれをやられたような気分です。
とにかく、今日は体が軽い。どちらにどう曲げても抵抗なく曲がります。
まるで、マグネットコーティングを受けたガンダムのように・・・・
今日は、元気満点 おなかが空いたの状態。
今日も贅沢にふかひれと行きます。
と、言っても「サンチー」と中国語で呼ばれる、形の崩れたふかひれ 下手をすると粉になっているようなものを食べさせる屋台料理です。
ご飯にふかひれの春雨スープのようなものが付いて300BTの豪華メニューです。
店を変えて、蟹の蒸し物、えびの蒸し物等海鮮料理。海鮮が続いてますね。
その後も動いたのですが、買い忘れを買いに携帯電話の聖地に行ったのですが ちょうど9時で閉店中。
相手にもされずに帰ってくることになりました。
そのあと、有名なタイの美人なオカマさんを見学に「ゴーゴーバー」に。
いつもながら夜に弱い私はそのまま30分程で撃沈して帰ることとなりました。
でも、本当に美人さんです。
少し思うのですが、外からの出稼ぎさんなのか 街中を歩いている女性と あそこで踊っている女性にかなりの格差が・・・・お金が掛かった美なのかもしれませんね。
今日も、ぐっすり休めました・・・・