Mini SD i/o

遠くの国で、w−zero3のminiSDにBTカードをつける実験に成功されたと聞いています。
やはり、基本的実験段階で意識していたのでしょうか?
ピン的にはどちらにも互換がありますが メモリーカードとして利用する時にはここには大きな差があります。
SDIOを利用するカードと、そうでないカードでは消費する電力に大きな差があります。
故に、最初から対応を考えてなければ動くはずがないのです。
勿論、実験したBTのカードの消費電力が非常に少なく、辛うじて動いたという事なのかもしれませんが 無線カードは往々にして消費電力が高いので、そういったことがないとはおもうのですが・・・
逆に、そうだとすれば ドライバーを入れても安定して動かなかったという事態には納得いきますが。
だとすれば、非常にリスクの高い検証をやっていただいている訳で頭が下がります。
そのBTカードが大ぐらいであれば最悪本体のスロットが壊れてしまう訳ですから・・・・
 
勿論、基本設計段階でクリアされていたとしてもちゃんと動くとは限らず、アートワークを立てた段階で ノイズ対策だったりバッファリングだったり レベル調整だったり 実際に動かしてみないとはっきり出ないものもありますので、その段階ですでにMiniSDだとすれば、そういう問題が起きる可能性があります。
ただ、それでもまったく動かないかというとそうでもなくて不安定ながら動作する可能性は十分にあります。
勿論、現在実験されているように 長いストレートケーブルでそれもインピーダンス不明なケーブルを使っている訳ですから、信号のばらつきも 干渉も判りません。
まともに考えればとてもじゃ無いのですが、やらない実験でしょう。
だけど、夢がありますよね。
 
だんだん、ブラックボックス化されて、ハードに関しては触れる部分が昔に比べて大きく減少しているように思います。
RAMの増設、オシレーター交換によるCPUの高速化、CPUの交換 etc・・・・
今はもう、RAMの増設にしても普通の半田ごてでは 0.5mmピッチのICをつけ外しなど神技に近く、とても私などは手も出ません。
本当に必要なのかという鋭いところを突かれると言葉が続かないのですが、じっさいにやったことのある人であれば できた後のその機械との一体感が大きく異なります。
何度も言いますが決して褒められる行為ではありません。少しの油断で数万円(時にはそれ以上)が無くなってしまいます。
しかし、それでも 自分で出来ない事をやってられる事に関して強い憧れを抱きます。
 
例えば、miniSDのBTカードが発売されれば、刺してみただけで動くかどうかの確認が出来ます。
ただ、それを刺したときのリスクはいま、実験されている人たちのリスクの半分かもしれませんが 電流量の問題でも0ではありません。
勿論、私がそういったものを手に入れるチャンスがあれば試してみます。
ただ、無制限に動いたからといってリスクを語らずまねしてみてくださいとも言えませんし 動作保証外の内容や 自己責任といわれる分には もし何かあってもその人に文句の言える内容でない事だけは理解していただきたいと。
 
多くのアングラな本が発売されています。
いろいろなハードの改造が掲載されています。
同じ事で、内容はある程度理解している状況でできたら試していただきたいものです。


追記:いわゆる体を張って、実験してくれている人にうまく動かなかったからって文句を言うのはやめてね〜といいたかっただけなんだけど 脱線するな・・・・