英語ぐらい・・・・

香港にて、特定の業者を通じてホテルの予約を取ったので その予約票をもってホテルのフロントに。
並んでチェックインをその紙を見せながら行うのがいつものパターン。
前回のようにどうしても取れないときは 適当な旅行代理店に行ったりフロントでがんばったりして苦労するのですが こういうパターンは殆どしゃべらずに済みますので簡単に手続きが出来ます。
いや、出来るはずだったのです。
 
すこし、疑ってかかっていたのはこの予約が日本語で書かれていること。
まあ、展示会名などは英語で書かれているし、ホテル名も英語で書かれている。
一応、有名なホテルなので日本語はともかく英語も出来ないわけはないと それでも安心して出します。
「地下一階にビジネスセンターがあるのでそちらにいってください」
と言うようなことをいわれました。
 
まあ、予約形態が特殊なのでそういったこともあるだろうとエスカレーターで地下に降りてビジネスセンターに行きます。
ビジネスセンターは、言葉通りのところでFAXやPCが借りれるようなお部屋です。展示会があるときには、そこに案内が出たり会場までのシャトルの申し込みなどを担当する為の人がいたりします。
故に、そう言われればそうかもしれないと疑いもせずにゆきました。
 
ビジネスセンターに着いて、同じように予約票を見せると 笑顔の可愛い女性が
「OK! OK!」
と、嬉しそうにカウンターから出てきて入り口の機器に案内してくれる。
タッチパネルの付いたデジタルキオスクで、名前とか会社名とかを入力するように進めてくれる。
言われるとおりに入力していて、住所や電話番号まで入れるところまで気がついた。
「勘違いされている・・・・」
私は展示会の入場券を登録しに来たお客で、チェックインしにきた客でないと思われている。
相手も英語は苦手のようで、一言しゃべるたびに考え込みながら表情をくるくる変えてそれはそれで可愛いのですが 実際もんだ困ってしまう。
親切にしてくれればしてくれるほど、出てゆきにくいのは日本人の悪い癖。
結局プリンター不調で二回も登録させられて チケットをもらって
「Thank you!!」
と笑顔で出てくることになりました。
 
やはり、仕事できていますし あまりみすぼらしい姿もと思っていると海外では通じないようです。
フロントに行き、大きく行きを吸って とりあえず並んでいる人の仲では最も大きな声を出してカウンターに人を呼びます。
それから先は・・・・
みすぼらしい会話でかけません。
日本語 50% 帰化英語30%(日本で普通に言葉の中に出てくる英単語 文章の中にあうとなんとなく理解してくれる) 英語20%(英語とは 英単語で 英文でないことに注意)でしゃべり続ける。
何故しゃべり続けるか? 相手が言ったことが理解できないので こちらの意思を伝えることにのみ集中することが今までの経験の中で大事だということを知っているからです。
部屋の鍵をもらい、私宛に来ている手紙を受け取り、展示会場の入場券(持ってるよ・・・下でもらったから) その他もろもろを受け取り自ら荷物を抱えて部屋に行きました。
 
いきなり、どっと疲れてしまいました。
それでも、時間は貴重なので 荷物を振り分け名刺やチケットを手に展示会に乗り込みます。唯一、空港で帰ってこなかったホッチキスが気がかりですがどこかで買えるでしょう(実はコンビニエンスは コンビニエンスでなく売っていなくて帰るまで入手できませんでした ホテルの売店の空いてる時間にホテルにいなかったし)
さあ、と勢い込んで出かけようとフロントに行ってシャトルバスの発車場所と時刻を聞きに行くと 
「今日はありません」との回答
とぼとぼと、TST駅まで歩き始めました。
「太陽はあの辺だからあっちのほう!!」
唯一、ホテル周辺の地図(駅までの行き道を普通は書いておくものだよ ホテルの人!)を頼りに方角の間違いだけが無いことを頼りにMRTの駅に向かって歩いてゆく。(前もって調べておかない自分は責めない!!)
日本より熱い気温は18度。暑い一日の始まりを予感させたのは 既に15時半でした・・・