夜更かし

昨日も書いたとおり、自宅の本棚を片付けました。
幾冊かの本を取ると、おもむろに上の段の本が落ちてきます。
どうも、棚板が前向きに傾いているようです。
「棚板を支えている「ぽっち」が取れたのかな?」
違いました。「ぽっち」はついていました。
しかし、棚板がたれるのには二つの原因があります。
まず、棚自身が重さに耐えかねて両脇に膨らんでいるために「ぽっち」が棚板に届いていないこと。
もう一つの原因は、棚板に掘り込まれた「ぽっち」のはまり込むための溝が圧縮合板の弱みか長年の重量でどんどんへこんでいって、既に1mmを割るほどの厚さしか本を支えるために残されていないこと。
もちろん、本棚の穴も丸から長円形に横の穴計の倍ほどの長さの縦長穴に変化しています。
 
謎に思えるのは、いままでは何故本が崩れなかったか?
どうも、積みあがった本が下から棚板を支えていたようです。
そういえば、本棚には僅かの隙間も無いほど本が埋まっています。
片付けようと幾冊かを抜いたが故に、えらいことに成ってしまいました。
勿論、元通りに本を戻しても絶妙なバランスで成立していた元通りには戻すことが出来ません。
僅かな振動で、落ちてゆく本が徐々に増えてゆく。
想像するに、上に行けば行くほど危ない状況。
もしも、震度1地震があれば 部屋中本とジャンクの海になる事は目に見えている。
気がついたのはよる、夜の10時30分には「ニトリ」にいました。
たかさ180cmのカラーボックスの書棚を購入し、11時過ぎから製作に入ります。
思い本を全て移し終わったのは、夜の2時を過ぎた頃・・・・・
ご存知の方も多いと思いますが、私は0時を過ぎると目が開いていないタイプ。
勝手に体が寝てしまうんです。
それでも、背に腹は変えられない状況、落ちどころが悪かったらコンピューターもモニターを全て破壊して雪崩は進むでしょう。もし私がいたら、私もただではすまないはず。
エンサイクロベティアアスキーの、1.5mの高さからの滑落は想像するに恐ろしい・・・・
重い荷物を下ろし終わったときには、完全に頭は眠っていました。
朝起きて、本棚を計ってみると 最上部と中心部では2cmほど膨らんでいることが判明。
震災にも耐え抜いた本棚の寿命でした・・・・