先日、日記に書いたスパイウエアー除去ソフトを装った スパイウエアー（といっていいのか）の記事が出ています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060620/241334/
最初からいうと、フラッシュやPOPアップで 「あなたのWindowsはスパイウエアに感染します」などといってきます。
まるで、マイクロソフトのUpdateのｗｉｎｄｏｗを模した画面が出てきて、検査するためには無料の検査ソフトを導入してくださいというダイアログが出ます。
勿論、そこに偽装は無いのですが 導入したチェッカーはアプリケーションによりますが殆ど無害に近いスパイウエアーを検出したり（たとえばｇｏｏｇｌｅツールバー 等）、ひどい場合にはＦｌａｓｈでありもしないスパイウエアーを検出したという画面だけを出します。
そして、チェックソフトは無償なのですが 駆除部分に関しては有償であるというメニューをだします。
多くの というより殆どのスパイウエアー除去ソフトでも駆除できないスパイウエアーなのですから（もともと存在しないか、スパイウエアーと判断されないソフト）検出できるわけもありません。
支払ってしまう人もいるようです。
勿論、本体がスパイウエアーなので 個人情報の一部を送信する機能も持っているものもあるということです。
問題は、アプリケーションが日本語化されていることが問題で 疑うことを知らないというよりこういった詐欺になれていない日本人を直撃する可能性があります。
いやな時代になりました。
